2017.07.13

栃木_奥鬼怒 湯沢 広河原の湯


「奥鬼怒 湯沢 広河原の湯」

奥鬼怒温泉郷 平家平温泉のあたりから
遊歩道を2.5時間歩いてたどり着く河原の野湯です。

ここにどうしても行きたくて、
先週、梅雨開けもしていない7月の初旬に行ってきました。

もちろん私の本命は、広河原の湯から更に歩いたところにある
「湯沢 噴泉塔」なんですが

この「湯沢」という川、名前の通り、周辺に自噴の源泉があちこちにあるんですね。
もう道中、目移りしてしまいました

★AM9時00分 出発★
東京から早朝に車で出発し平家平温泉の登山口へ着きました。ネットや行った人の口コミを見る限り、数年前の大雨で遊歩道が何か所か崩落しているとのことで、無理なら戻ってこようと自分に言い聞かせながらスタート。(と言いつつ、断念するのが苦手なタイプなんですが・・・)
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憧れの噴泉塔は4.5km先。まだまだ長い道のりですが、以外と平坦な遊歩道だったので「余裕♪」だなんて、調子に乗っていたら、歩きだして数分で目の前の道が崩落していましたしかもパックリ。「この状態では、向こう側の歩道に渡れない。」ということで、一旦、下の河原に出て迂回路をとります。
がけがえぐれて

途中、ほぼ垂直にえぐられた山道をロープに掴みながら渡る場面もありました。崖は割と高く、滑りやすいので慎重に歩きます。いきなり直面する難所の数々に少し困惑。
広河原まで


1時間ぐらい遊歩道を歩くと、今度は川渡りです。今回トータルの行程では10回ぐらい川を横切らなければならないので、持参したアクアシューズが大活躍でした。川の流れはそれほど激しいものではありません。それに、この時期なら雪解け水ってわけでもないので水温は高め。思っていたよりも歩きやすかったです。
川を横切り


何度か川を横切った後、目の前に現れたのは切り立った断崖絶壁!物凄い高さでワイルドでした。さあ、この断崖絶壁が出れば広河原の湯はもう目の前です。身体の疲れが吹っ飛ぶ瞬間だぁ。
もうすぐ広河原 (2)


★AM11時15分 広河原の湯 到着★
断崖絶壁を過ぎると次第に河原から硫黄臭がし、期待に胸がわくわく。すると突然、目の前にエメラルドグリーンに輝く露天風呂が現れました。「やったー!広河原の湯に到着!!!」・・・・予想以上に綺麗でした。コンクリートのあたりから源泉が溢れ、そのまま真下の露天風呂に溜まっているんです。だから新鮮。
発見!


「ひゃ〜っ、とてつもなく幸せ♡」
この写真にキャプションはもう要らないですよね♡
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※泉温:48.8℃(隣の川の水を混ぜて適温に調整)、硫黄臭、ごく僅かに塩味


かぼちゃのように育った温泉の析出物の塊。見ているだけで癒されます。
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底に溜まった湯の花や土が舞ってしまうと、この美しい色が消えてしまうので、ゆっくりと浸かります♪
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過去、湯船は、対岸の河原にあったり、源泉の真下にあったり・・・
河原の地形の変化によって、何度か位置が変わっているようですが、
今が湯船位置のベストコンディションかもしれません。
源泉が真上にあるので、湯が直接注がれ、湯船もそこそこ大きいので快適です。

さあ、次はいよいよ噴泉塔に向かいます(^^)/★★


「広河原の湯」:2時間15分、距離4.60km、高低差262mでした。

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Posted at 18:20 | 栃木の温泉 | COM(3) | TB(0) |
2017.07.01

宮城_駒の湯温泉



大雨のなか立ち寄って、
ココロも身体もほっとあたたかくなった一湯です。

「駒の湯温泉」

2年前の秋に営業を再開されたことは知っていたのですが、
なかなか栗駒方面に行く機会がなく、温泉ファンの仲間のはなしを聞いては
「一度はいってみたい。」・・・と思っていたのでした。

まずエントランスに入って、浴舎を取り囲む、雄大な山々に圧倒されます。
ちょっと山深い・・・とかそんなレベルじゃなく、周りは見上げるような高い山ばっかりなのです。
そんな自然溢れるロケーションに、浴舎と食堂がポツンあります。
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「うわ~!どばどば
扉を開けると、想像していたよりも美しく、しかも、大量のお湯が湯船にかけ流されているのが目に入ります。見た瞬間、嬉しい気分。浴室は全て木製で、木のいい香りと硫黄の香りが混ざって、それだけで、とても癒されます。露天風呂ではないのですが、不思議と深い山や森を感じられるような・・・・そんな感じ。
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丸太を切って出来たような手作り感いっぱいの湯口の周りには、硫黄の成分がこってりついていました。
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そして、なかでも良かったのが、ぬるめで少しすべすべした上質なお湯!!加熱もされていない、そのままのお湯が身体を優しく包み込む感じが堪りませんでした。温泉に入っていて、「幸せだなぁ」と思う瞬間がまさにこれでした。
駒の湯
※駒の湯4号泉・5号泉混合泉、含硫黄ーカルシウムー硫酸塩泉、泉温:36.4℃、微酸味、硫黄臭、Ph4.4、溶存物質:1665.8mg/kg


途中で、仙台からはじめて駒の湯に来られたおばあちゃんと一緒に入浴しました。
「いつもは鳴子に行ってるんだけど、息子がとってもいいお湯があるって言うから来てみたの。気持ちいいわねぇ」嬉しそうなおばあちゃん。ふたり入ればいっぱいの湯船のサイズが、かえっておばあちゃんとの距離感を縮めてくれるような気がして、会話が弾みました。
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ゆっくりとお湯につかり、ほかほかしたら食堂へ(*^^)v楽しみにしていたお蕎麦!ご主人自らが北海道のそば粉を手で打ってらっしゃいます。
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大食漢なわたしは、迷うわず、大盛りっす
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しゃきしゃきと歯ごたえがあって、美味しいお蕎麦と近くで獲れた山菜をいただきます♡ こんな山深い所で、手打ちのお蕎麦がいただけるなんて・・・ありがたい。ご主人も女将さんもとってもフレンドリーな方です。いただいた「山菜」が美味しかったので、いろいろ尋ねると、周辺で獲れる「こごみ」「しどけ」など山菜の種類を詳しく教えてくださいました。
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※十割蕎麦おおもり。山菜の小皿つき。


溢れるぬる湯、秘境の美味しい空気、絶品のお蕎麦・・・
どれをとっても癒される温泉でした。

これだけ険しい山の中ですから、当然、気候にも影響を受けやすいでしょうし
冬期は休業されていたとしても、温泉を維持されていくこと自体、とても大変なんじゃないかなと思います。

自然の恵みを存分に感じ、心身が満たされた時、ふとお宿の方の日々の努力を思い有難く感じます。
秋になったら、また遊びに来ます( *´艸`)

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「駒の湯温泉」
住所:宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東88
※営業 4月~11月上中旬
Posted at 13:34 | 宮城の温泉 | COM(4) | TB(0) |
2017.06.30

フランスの温泉_Thuesの温泉(Les Bains De Thues)


フランスの野湯探索。
最後は、「Les Bains De Thues」です。

実は、ひとつハプニングがありました。

湯滝に余りに感動しすぎた私は、温泉にカメラを落としてしまい
水没させてしまったのです( ;∀;)

でも、そんな時、優しい民宿の主人がその事を知り、
有難くもカメラを貸してくださったのです(涙)

「よーし。次は絶対道に迷わないゾ!」
「カメラを温泉に落とさないゾ!!」


そう心に言い聞かせながら、病院脇の登山道を歩きます。
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すると、さっき歩いた線路に戻ります。
「線路を辿って歩いていくと、左手に上りの獣道があるわ。その獣道をひたすら登ってたら温泉があるから。」 クラウディアさんの朝の説明を思い出しながら、間違いないように歩きました。
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線路を15分ぐらい歩き、フェンスの脇を通り抜けたところにありました!
獣道。これこれ♡ 
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獣道を上がりきると目の前は視界がぱっと開け高台へ。
Les Bains De Thues!!探していた最後の秘湯です
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「わーい😃 やっほい。」
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3つ並んだ湯船のうち、一番上にある湯船に湯口があり、44.1℃の源泉がかけ流されています。お湯は高低差で徐々に冷まされ、真ん中が42℃の適温、手前が40℃から39℃のぬる湯となっており、好きな温度で楽しめるのもいいです。しかし、こういう造りも、ホント日本じゃないかって思うんですよね。
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しっかりと香る硫黄と石膏の香り、白い消しゴムのカスのような湯の花、胸のあたりまで浸かれる湯船・・・。今回入った4つの野湯の中で、浴感も形状も含め、一番温泉らしい温泉がココなのかもしれません。
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※泉温:44℃、微石膏臭、硫黄臭、白い湯の花


ちょうど湯船からの景色は切り立った崖の斜面になってます。小鳥のさえずりも心地よく、心からリラックスできます。お湯だって、しっかりと硫黄の香りが漂っていて気分を高めてくれます。なるほど〜。だから、これだけ常連さんたちが集まるわけだ。IMG_7663.jpg
癒しの空間を動画におさめたので、お疲れの方・・・よかったらどうぞ(*^^)v
【動画】Les Bains De Thues


いや、本当に刺激的なピレネー2泊3日の秘湯旅でした!
この後、飛行機でパリに戻り数日間過ごしたんですが、頭の中はピレネー秘湯の余韻だらけ。

エッフェルもルーブルもいいけど・・・
やっぱり、わたしは温泉!

フランスの秘湯と日本の秘湯に驚くほど共通点があったこと。
フランスにも秘湯ファンが結構いるってこと。
また、40℃以上、100% Naturalな温泉がまだまだあるってこと。

これだけ発見があったというだけでも、
13時間かけてこの探索に挑んだ意味があったかなって
思うわけです(^^♪


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2017.06.27

高円寺イベント。

フランスの温泉レポの間に、ちょっとご報告。


遅くなりましたが、6/17(土) 予定していた高円寺での出版記念イベントが終わりました。
まずは、お越しいただいた皆さん、ありがとうございました!

今回のイベントは今年の3月に東鳴子の某焼肉屋さんで偶然お会いした、よねざわいずみさんからのお誘いがきっかけで、とんとん拍子で開催にいたりました。お客さんとの距離が近い小規模なライブハウスでイベントを行うのは初めてで、とてもいい経験になりました。
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わたしの右横が窪咲子ちゃん。左がよねざわいずみさん。いずみさんの切れ味バツグンのMCからイベントは始まります。それにしても、いずみさんの知識の深さやお話しの上手には敬服します・・・私にはかないません(^^;; 本編は私の絶景秘湯ばなし。後半は咲子ちゃんとのトークセッションでした。
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毎回悩むのは、トピック!今回は持ち時間が1時間しかないので、どんな内容を話すかかなり悩みました。自分の話したいことを盛り込んだらパワーポイントが100ページにまでなって、「お!いけない。いけない」と、慌てて削除してみたり・・・(笑) 結局、一番こころに残ったトカラの作地温泉のはなしと、フランスの野湯探しについてじっくりと話しました!
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咲子ちゃんは、自分の足で世界中を廻っただけあり、エピソードがバツグンに面白かったです。数年前、千葉テレビの番組に一緒に出演していたのですが、撮影の時はじっくりと彼女のエピソードを聞いたことがなかったので、また新しい一面を見ることができました。
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そして、この方の姿も♪
本の販売を手伝っていただきました。関西に住んでいた時からずっと助けていただいたり、刺激をもらっている親友です。物凄いバイタリティなんですもん!各地の温泉観光実践士講座で講師もされているのでお見かけしたら、ぜひお声を(*^^)v
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2時間半は3人で進行するとあっという間でした!
そして、嬉しかったのはこちら ⇒山遊び、川遊び

1番前に座ってくださっていたお客さんのブログ。記事でイベントを紹介いただきました!
わたしのブログを見るよりも、ぜんぜん詳しくて分かりやすいですね くぼさん、ありがとうざいます〜。

その他、お花を買ってきてくれた、まゆさん、いわちゃん、ありがとうございました。
イベントに協力してくれた、現場監督、てっちゃん、ありがとう!
みんなに助けられ無事に終えることができました。


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Posted at 17:16 | 日常のこと | COM(4) | TB(0) |
2017.06.25

フランス_幻の湯滝探しへ(Source De La Cascade)vol.2


「トンネルと逆のほうに向かって線路つたって歩いていくんだ。
150mぐらい歩くと、獣道があるからそこを下って!あとは山歩きだ。」


途方に暮れて、さまよっていた時、民宿のご主人から1本の電話が。、

なんと私が辿っていた線路の向きが逆方向だったということが分かったのです。
(ていうか、2時間もさまよう前に気づけば良かった

早速、方向転換(*_*)

で、山の中に入り、川を横切ると・・・
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「とうとう、見つけた〜
Source De La Cascade 地元の人も殆ど知らない湯滝」


左側がお湯の滝、右奥は本物の滝です。メインのお湯の滝は、切り立った崖の上に源泉があり、そこから下に50℃ぐらいのお湯が滴り落ちています。で、下には、立派な露天風呂が。深さもあり、温度も42℃と完璧な露天風呂です。こんなジャングルみたいな山の中に、こんなのがあるのが凄いです。
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★動画を撮ったよ→【動画】お湯の滝


本物の滝。
足を浸けると20℃ぐらいしかありません。冷たいです。
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露天風呂には、適温のお湯が溜まっていて湯船は下流の川までつながっています。写真でみるより実際は広いです。15人は一緒に浸かれるぐらいでしょうか。
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ジャングルのようなワイルドな自然と一体化している様が美しく、且つ、心地よく・・・本当によく出来た露天風呂で、数分間無言で見入ってしまいました。
洞窟
※実測43.3℃、微硫黄臭、石膏臭、つるつる感。


誰もいないので、ごろん・・・としてみる(*^^)v
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湯船から上を見上げると、熱々の源泉が滝のように流れ落ち湯気をあげています。岩は成分で赤茶色や白に染まっているのも、美しいです。
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Source De La Cascadeは、今回廻った中で一番見た目が美しく衝撃的でした。そして、日本から飛行機で13時間も離れている、このピレネーの山奥に、こんな素晴らしい温泉があるということに驚かされます。世界には、まだまだ知られていない所があるんだなぁ・・・と実感。秘湯を探すのに、本もインターネットも大切だけどそこには限界もあり、自分の足で廻るのって大切ですね。
洞窟3


「Source De La Cascade」源泉の滝
Thues-Entre-Valles駅の近くの山の中にあります。

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