2021.05.23
新潟_貝掛温泉(温泉篇)
『え~、貝掛温泉行ってないの~!?絶対、泊まるべしだよ!』
日本全国数々の湯巡りをする温泉仲間数人とチャットしていた時に投げかけられた一言に焦り、その人気の秘密を探るべく、急いで予約を入れたわけです。貝掛温泉って、何となく雪見露天が素敵なお宿って印象があり、「それなら日帰りでもいいかっ」て思っちゃうんですけど、い~や、そうじゃないっ!宿泊してこそ、実感する魅力がいろいろあるお宿なんですよね。
お宿手前のアプローチ。「わぁ、きれいな川だぁ。」この頃はちょうど雪解けが始まりかけていた時期。お迎えに来てくださったお宿の車に乗りながら、きらきら輝く川の車窓に癒されました。同乗者のおばあちゃんは、常連さんのようで景色に感激する私に「あら、初めてなの?」と、ニッコリと微笑んでくださいました。

最寄りのバス停「貝掛温泉」から車で2-3分、急な下りを進んだ先にお宿はありました。宿の前からも美しい山の稜線が見え、なかなかの秘境感。

玄関に入ると、いきなり「南魚沼産コシヒカリ」山積み!さすがは、新潟、米どころです。この後、夕食の時に気づくのですが、この米も貝掛温泉の人気を支える要素の1つで。「南魚沼産コシヒカリ」の中でも、特に美味しいと言われる「塩沢産」なんだそう。

お宿の中は、まだお昼過ぎだというのに、日帰りのお客さんがドドドっと押し寄せていて、なかなかの盛況でした。(スキーシーズンだからかな?初めは人の多さに圧倒されてしまいました。)その後、宿のレストランでお蕎麦をいただき、流れでチェックイン。ウェルカムおやつの「新潟名物笹団子」をいただきます♪ロビーの囲炉裏で蒸したてなので、ふわふわで温かい♪うんまぁ。。


※お宿内にあるレストラン。山の景色を眺めながらお蕎麦とおにぎりをいただけます!
お腹を満たしたら、早速おふろーー!(イェイ、イェイ♪)ちなみに、貝掛温泉は昔から「目の温泉」として知られており、浴場の入り口には、目の洗い方に関する張り紙も掲載されていました。大浴場は2種類あり男女交替制。泊まればどちらのお風呂も楽しめます。

【大浴場① ※小さい露天風呂のほう】
ハイテンションで大浴場に行ったまでは良かったのですが、既に浴室内はお客さんで大賑わい!しかも、皆さん、本を読んだり、瞑想したり、個々のスタイルで楽しみながら長時間浸かっているのです。(えっ。チェックイン後すぐに来たのに~。)この盛況ぶりは、少し想定外だったものの、早速、楽しみにしていた湯に浸かってみる。

※源泉名:貝掛温泉、泉質:ナトリウム・カルシムー塩化物泉、泉温:36.2℃(人肌と同じ不感温度。思わず寝てしまう。)、pH:7.7、湧出量:400~700ℓ/分
「いや~!気持ちい!確かに読書も瞑想もしたくなる。体温と同じぐらいの非加熱源泉に浸かると、全身の力が抜け、癒され具合がすごい・・・。」結局わたしも1時間以上なが湯。後でわかったのですが、同浴の方は全員「宿泊客」で且つ「常連」さん。チェックインして僅か数十分、いかに常連さんが多く人気のある宿かがよくわかりました。

※大浴場①の露天風呂は少し小ぶりでした。
【大浴場② ※大きい露天風呂のほう】
この日の夜、皆が寝静まった後、1人もう1つの大浴場に浸かってみたのですが、湯の感触にびっくり!非加熱浴槽の湯口の近くに腰かけてみると、肌に細かい泡付きがあるのです!「これは、昼間発見できなかったなぁ。奥深いね~。」期待していなかったハプニングに1人でブツブツ・・・感激してましたw

※非加熱浴槽の湯口付近は泡付きが良く、本当にベストポジション。ここは極楽ですな。
不感温度×泡付き×ざぁざぁかけ流し。いや、これは虜になるわ~♡

大浴場②の露天風呂は10人以上は余裕で入れる広さなのですが、その浴槽をも満たす勢いで大量の湯が注がれています。こちらも37℃ぐらい、ぬるめのかけ流し。遠くは山の稜線を見渡せる開放感。

普段は露天風呂派のわたしなんですが、非加熱浴槽の湯の泡付きに魅かれてしまい、滞在中は、内湯で殆どまったりしていました。

昼間、人が多い時は、よっぽど注意して見ていないとわからない湯の魅力。
夜に1人でゆっくりと浸かると、細かいところまで見えてきて、喜びが倍になるもんだなぁと。そういう意味では、これまで日帰り入浴のみで行った温泉の中にも、見落としている魅力があるのかもしれない。改めて、宿泊することの大事さを感じました。
まだまだ、魅力が書き足りないので、続編で書きます(^^♪
*゚+.*.。 ゚+..。*゚+.。*゚+.*.。 ゚+.
温泉ボタンを押して応援してね♪

にほんブログ村
*゚+.*.。 ゚+..。*゚+.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
スポンサーサイト
2016.05.22
新潟_鷹羽鉱泉
「鷹羽鉱泉」
新潟 上越エリアにある 標高550mの山奥の一軒宿です。
妙高から車で行きましたが、「本当にこの先に温泉があるの?」というほど疑ってしまうほど
静かな集落を通り抜け、山道を上ってきたところに この宿はありました。
この鷹羽鉱泉、昔は湯治場だったそうで決してアクセスは良い訳ではないのに、
こちらのお湯を求めて地元上越のみならず遠方からもお客さんが来られていたのには驚きでした。
私が訪れた当時、お年をめしたお父さん、お母さんが日帰り入浴のみ受付をされていました。

お宿は山の上にあり、青空、そしてお花畑、緑に染まった山々が一望できます。
本当に気持ちいい場所!少し迷ったけれど来れて良かった^^

源泉が大きなドラム缶に溜められていました。タンクの湯は、少し青みがかって見えました。
このすぐ裏に景色を一望できる露天風呂があるのですが、この時はお湯を張っていなかったので浸かることができませんでした。

館内は、白くなった古い木造の廊下や、所々雨漏りの染みがある天井でかなり歴史を感じるものでした。奥にはお客さんがゆっくりと寛げる休憩室みたい部屋もありました。


内湯は、男女別で1つづつ。地下100m足らずから湧出する約9.8℃の単純硫黄冷鉱泉は43℃ぐらいまで天然ガスを利用することでボイラーを稼働させ、加温した後、この小さな浴槽に注がれます。時間がたつと、このような白濁したグレー色に変わっていくそうです。

焦げたような硫化水素臭が鼻をつき、口に含むと苦味も少し感じます。白濁しているので、写真では視認できませんがお湯の中に黒と白2色の湯の華がチラホラと舞っているのも素敵でした。湯船は2人入ればいっぱいの小さなサイズですし、シャワーのような便利品はありません。でもかえって秘湯感があって落ち着きます

湯口からは、ちょろちょろと加温された湯が出てきます。

こちらは、男性用の内湯。もともと1つだった浴槽を男性浴槽・女浴槽に区切ったそうで、男性浴室に湯口はありませんでした。


「こいつは、ダンボっていう名前だよ!」気さくでお喋り好きなご主人が愛犬を紹介してくださいました。シェットランドシープドッグの血が入っているのでしょうか?このワンちゃん、目がつぶらで少し顔が長くて可愛かったです。

「山間の秘湯」という雰囲気が色濃く漂い、今でも心に残っています。
私が訪問したすぐ後の2014年末に鷹羽鉱泉のオーナーは、
当時のお父さん、お母さんから新しく地元上越出身の方に代わられたとのことで、
今年(2016年)6月ぐらいから再開するべく、現在も準備を進められているそうです。
新しくなった鷹羽鉱泉も楽しみです
*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:***:;;;;;;:*☆
下の温泉ボタンを押してね↓

にほんブログ村
☆彡*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:***:;;;;;;:*
「鷹羽鉱泉」
住所:上越市牧区宇津俣2232
TEL:025-533-6577
営業時間:9:00-18:00(夏期)、9:00~日没(秋期)
料金:500円
定休日:火曜 ※降雪してから6月上旬までは冬季休業
(営業時間や料金は2014年9月時点のものです。)
新潟 上越エリアにある 標高550mの山奥の一軒宿です。
妙高から車で行きましたが、「本当にこの先に温泉があるの?」というほど疑ってしまうほど
静かな集落を通り抜け、山道を上ってきたところに この宿はありました。
この鷹羽鉱泉、昔は湯治場だったそうで決してアクセスは良い訳ではないのに、
こちらのお湯を求めて地元上越のみならず遠方からもお客さんが来られていたのには驚きでした。
私が訪れた当時、お年をめしたお父さん、お母さんが日帰り入浴のみ受付をされていました。

お宿は山の上にあり、青空、そしてお花畑、緑に染まった山々が一望できます。
本当に気持ちいい場所!少し迷ったけれど来れて良かった^^

源泉が大きなドラム缶に溜められていました。タンクの湯は、少し青みがかって見えました。
このすぐ裏に景色を一望できる露天風呂があるのですが、この時はお湯を張っていなかったので浸かることができませんでした。

館内は、白くなった古い木造の廊下や、所々雨漏りの染みがある天井でかなり歴史を感じるものでした。奥にはお客さんがゆっくりと寛げる休憩室みたい部屋もありました。


内湯は、男女別で1つづつ。地下100m足らずから湧出する約9.8℃の単純硫黄冷鉱泉は43℃ぐらいまで天然ガスを利用することでボイラーを稼働させ、加温した後、この小さな浴槽に注がれます。時間がたつと、このような白濁したグレー色に変わっていくそうです。

焦げたような硫化水素臭が鼻をつき、口に含むと苦味も少し感じます。白濁しているので、写真では視認できませんがお湯の中に黒と白2色の湯の華がチラホラと舞っているのも素敵でした。湯船は2人入ればいっぱいの小さなサイズですし、シャワーのような便利品はありません。でもかえって秘湯感があって落ち着きます


湯口からは、ちょろちょろと加温された湯が出てきます。

こちらは、男性用の内湯。もともと1つだった浴槽を男性浴槽・女浴槽に区切ったそうで、男性浴室に湯口はありませんでした。


「こいつは、ダンボっていう名前だよ!」気さくでお喋り好きなご主人が愛犬を紹介してくださいました。シェットランドシープドッグの血が入っているのでしょうか?このワンちゃん、目がつぶらで少し顔が長くて可愛かったです。

「山間の秘湯」という雰囲気が色濃く漂い、今でも心に残っています。
私が訪問したすぐ後の2014年末に鷹羽鉱泉のオーナーは、
当時のお父さん、お母さんから新しく地元上越出身の方に代わられたとのことで、
今年(2016年)6月ぐらいから再開するべく、現在も準備を進められているそうです。
新しくなった鷹羽鉱泉も楽しみです

*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:***:;;;;;;:*☆
下の温泉ボタンを押してね↓

にほんブログ村
☆彡*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:***:;;;;;;:*
「鷹羽鉱泉」
住所:上越市牧区宇津俣2232
TEL:025-533-6577
営業時間:9:00-18:00(夏期)、9:00~日没(秋期)
料金:500円
定休日:火曜 ※降雪してから6月上旬までは冬季休業
(営業時間や料金は2014年9月時点のものです。)
2015.09.27
新潟_湯の平温泉
大雨による土砂崩れで平成25年から閉山していた「湯の平温泉」が道の補修工事も終わり、
今年9月から再開したので、早速いってきました。
湯の平温泉は、片道 林道8.49km、登山道4.11km 合計12.6kmの徒歩でいく温泉です。
夏から秋にかけての限られた期間だけ、山荘がオープンしそこで泊まることも出来ます。
少し前までは林道のみ車で通り抜けれたらしいのですが、今は歩かないと辿りつけなくなってるんです。
今回、わたしはスケジュール的に余裕がなかったので日帰りでいってきました。
【AM9:00】 加治川治水ダムの駐車場に到着。しかし雨が激しく車の中で暫し待機。
山の天気は変わりやすい。天気予報では晴れだったのに、、、、( ノД`)ぐすん。
【AM9:47】 段々小雨になってきた瞬間を狙って、いよいよ関谷林道から8.49km先にある
加治川ダムを目指し歩きます。



この日は、急激に雨が降ったり止んだりで一時雨宿りをするなど一定のペースが維持できません。
既に防水のウインドブレーカーも、リュックも、びしょ濡れでした。

※通過地点の小倉沢→松の木穴沢を抜けて・・・
【AM11:40】
漸く、加治川ダムに到着。さあ、ここからお待ちかねの登山道です。
登山道は林道に比べて多少アップダウンがありますし、一部道が崩落している所もありますが
気をつけて歩けば安全ですし、途中、川や谷の壮大な景観が臨めるので道中は倍楽しめます。

さあ、ここから目的地までは残り4.11km。半分以上は進んだので気持ちが楽です。

途中、何度か出会う沢は、疲れた身体を癒してくれます。
ちょっと増水ぎみですが・・・^^;


大きな木が行く手を阻むように道いっぱいに倒れていました。
こんな大木が押し倒されるなんて、よっぽどの嵐だったのでしょうか?

下りたり、上ったりを繰り返して、つり橋まできました。
このつり橋は、道中いくつかある橋の中でも一際、高い位置にあり橋がないと渡れません。
新発田市がシーズンになると架けてくださるのだそうです。
結構な高さです・・・
実は高所恐怖症の私は渡るのが恐かった。



湯の平温泉への最短コースになる登山道が土砂崩れで通れず迂回路へと
導かれました。登山口から湯の平山荘まで3.4kmと認識していたのですが、
迂回路を通りながら距離を計ると4.11kmありました。

つり橋から迂回路までは急な坂道が連続します。
道幅が狭い坂道は、ロープをもちながら足を踏み外さないように登りました。

ちょっと分かりにくいですが、私の両足が収まる僅かな幅しかない道もあるんです。
ちなみに、写真の右は急な崖。きちんと整備されていると思って歩いたら恐い登山道です。

そして急な階段を河原の方へと下っていくと
前方に女性の露天風呂の脱衣小屋が見えてきました。
脱衣小屋の手前の崖では、土砂崩れが起きていて巨石がごろごろと転がっていて
その岩の上を滑らないように歩きました。しかし、凄まじい崩れ様・・・・
もう少し雨が降れば崖の上から、途中で止まっている岩が落ちてきそうです。

また、崖の上からは熱い源泉が河原へと流れ落ちているため
辺りの土砂は藻やお湯で滑りやすくなっていました。

【PM2:00】
そして漸く女性用露天風呂に到着です!
湯船の中のお湯は41.5℃の適温、ほんの僅かに石膏のような香りが漂います。

※泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸温泉、※泉温:51.5℃
湯口付近では51℃とやや熱めの湯ですが、湯船に溜まるとちょうど心地よい。


目の前がエメラルドグリーンの渓流というマイナスイオンたっぷりのロケーション★
湯船の淵からは、ざばざばとお湯が河原へと流れ落ちていく様子は、贅沢そのもので・・・
遥遥12kmを歩いてきた足の疲れを癒してくれます



今回は、天候に恵まれず、スタート地点、行きの道中で何度も雨宿りをしたので
大幅に到着予定時刻が遅れ、この女性用露天風呂のみ30分だけ入湯し速やかに帰路に着きました。
(本当は、男性用の露天風呂もあったのですが・・・・課題は、又来年ということにします
)
徒歩でしか辿りつけなくなったこともあり、往復で出会ったのはたった1人沢登りに来ていたお兄さんだけ。
(ちなみに、お兄さんは雨がきつい為、沢登りを断念されたようです。)
気軽にアプローチできる山小屋の明るい雰囲気とは違って、
「喧騒」という言葉からかけ離れた「静かな山奥の秘湯」という印象を受けました。
あ~、次は泊まりでのんびりしたいなぁヽ(*>□<*)ノ
.:♪*:・’゚♭.:*・♪’゚。.*#:・’゚.:*♪:・’.:♪*:・’゚♭.:*・♪’゚。.*#:・’゚.:*♪
よろしければ、ぽちっとお願いします♪

にほんブログ村
.:♪*:・’゚♭.:*・♪’゚。.*#:・’゚.:*♪:・’.:♪*:・’゚♭.:*・♪’゚。.*#:・’゚.:*♪
「湯の平温泉」
住所:新発田市滝谷
※2015年度 開山期間:平成27年9月12日(土)から平成27年10月31日(土)
今年9月から再開したので、早速いってきました。
湯の平温泉は、片道 林道8.49km、登山道4.11km 合計12.6kmの徒歩でいく温泉です。
夏から秋にかけての限られた期間だけ、山荘がオープンしそこで泊まることも出来ます。
少し前までは林道のみ車で通り抜けれたらしいのですが、今は歩かないと辿りつけなくなってるんです。
今回、わたしはスケジュール的に余裕がなかったので日帰りでいってきました。
【AM9:00】 加治川治水ダムの駐車場に到着。しかし雨が激しく車の中で暫し待機。
山の天気は変わりやすい。天気予報では晴れだったのに、、、、( ノД`)ぐすん。
【AM9:47】 段々小雨になってきた瞬間を狙って、いよいよ関谷林道から8.49km先にある
加治川ダムを目指し歩きます。



この日は、急激に雨が降ったり止んだりで一時雨宿りをするなど一定のペースが維持できません。
既に防水のウインドブレーカーも、リュックも、びしょ濡れでした。

※通過地点の小倉沢→松の木穴沢を抜けて・・・
【AM11:40】
漸く、加治川ダムに到着。さあ、ここからお待ちかねの登山道です。
登山道は林道に比べて多少アップダウンがありますし、一部道が崩落している所もありますが
気をつけて歩けば安全ですし、途中、川や谷の壮大な景観が臨めるので道中は倍楽しめます。

さあ、ここから目的地までは残り4.11km。半分以上は進んだので気持ちが楽です。

途中、何度か出会う沢は、疲れた身体を癒してくれます。
ちょっと増水ぎみですが・・・^^;


大きな木が行く手を阻むように道いっぱいに倒れていました。
こんな大木が押し倒されるなんて、よっぽどの嵐だったのでしょうか?

下りたり、上ったりを繰り返して、つり橋まできました。
このつり橋は、道中いくつかある橋の中でも一際、高い位置にあり橋がないと渡れません。
新発田市がシーズンになると架けてくださるのだそうです。
結構な高さです・・・




湯の平温泉への最短コースになる登山道が土砂崩れで通れず迂回路へと
導かれました。登山口から湯の平山荘まで3.4kmと認識していたのですが、
迂回路を通りながら距離を計ると4.11kmありました。

つり橋から迂回路までは急な坂道が連続します。
道幅が狭い坂道は、ロープをもちながら足を踏み外さないように登りました。

ちょっと分かりにくいですが、私の両足が収まる僅かな幅しかない道もあるんです。
ちなみに、写真の右は急な崖。きちんと整備されていると思って歩いたら恐い登山道です。

そして急な階段を河原の方へと下っていくと
前方に女性の露天風呂の脱衣小屋が見えてきました。
脱衣小屋の手前の崖では、土砂崩れが起きていて巨石がごろごろと転がっていて
その岩の上を滑らないように歩きました。しかし、凄まじい崩れ様・・・・
もう少し雨が降れば崖の上から、途中で止まっている岩が落ちてきそうです。

また、崖の上からは熱い源泉が河原へと流れ落ちているため
辺りの土砂は藻やお湯で滑りやすくなっていました。

【PM2:00】
そして漸く女性用露天風呂に到着です!
湯船の中のお湯は41.5℃の適温、ほんの僅かに石膏のような香りが漂います。

※泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸温泉、※泉温:51.5℃
湯口付近では51℃とやや熱めの湯ですが、湯船に溜まるとちょうど心地よい。


目の前がエメラルドグリーンの渓流というマイナスイオンたっぷりのロケーション★
湯船の淵からは、ざばざばとお湯が河原へと流れ落ちていく様子は、贅沢そのもので・・・
遥遥12kmを歩いてきた足の疲れを癒してくれます




今回は、天候に恵まれず、スタート地点、行きの道中で何度も雨宿りをしたので
大幅に到着予定時刻が遅れ、この女性用露天風呂のみ30分だけ入湯し速やかに帰路に着きました。
(本当は、男性用の露天風呂もあったのですが・・・・課題は、又来年ということにします

徒歩でしか辿りつけなくなったこともあり、往復で出会ったのはたった1人沢登りに来ていたお兄さんだけ。
(ちなみに、お兄さんは雨がきつい為、沢登りを断念されたようです。)
気軽にアプローチできる山小屋の明るい雰囲気とは違って、
「喧騒」という言葉からかけ離れた「静かな山奥の秘湯」という印象を受けました。
あ~、次は泊まりでのんびりしたいなぁヽ(*>□<*)ノ
.:♪*:・’゚♭.:*・♪’゚。.*#:・’゚.:*♪:・’.:♪*:・’゚♭.:*・♪’゚。.*#:・’゚.:*♪
よろしければ、ぽちっとお願いします♪

にほんブログ村
.:♪*:・’゚♭.:*・♪’゚。.*#:・’゚.:*♪:・’.:♪*:・’゚♭.:*・♪’゚。.*#:・’゚.:*♪
「湯の平温泉」
住所:新発田市滝谷
※2015年度 開山期間:平成27年9月12日(土)から平成27年10月31日(土)
2015.01.11
新潟_栃窪温泉 鷺の湯&あばれ井戸の湯
昨年秋に行った 新潟の湯巡りの追憶。
「栃窪温泉」
北陸自動車道 柿崎ICから約15分。
お宿「鷺の湯」と日帰り入浴「あばれ井戸の湯」2軒だけの小さな温泉地です。
せっかく新潟に来たので、2か所とも廻ってみました。
【鷺の湯】
「鷺の湯」さんは約300年の歴史を持つ名湯で、古い木造の湯小屋が何とも言えない
風情を漂わせていました。

浴舎は特に味のあるものでした。湯気抜きがあって木造も良い感じで朽ちていて・・・
思わずカメラのシャッターを切りたくなる魅力たっぷりの趣。

長い渡り廊下を歩いた先には脱衣所がありました。
お地蔵さんと千羽鶴が飾ってあったり、少し恐い(いや、神々しい)雰囲気もします。



浴室は鹿児島「吉松温泉」を思い起こさせるような古い共同浴場で、
コンクリートの湯船に、天井も壁も古びた木造で造られたシンプルなもの。
源泉は冷鉱泉を昔ながらに釜で沸かしています。

最初、湯船に入った時は熱々の湯が溜まった状態でしたが、蛇口からは非加熱の
源泉を入れると少し金気臭が漂い、オレンジ色の湯の華も舞い始めました。
浴室には小さな蛇さんも居たりして・・・野生と一体化していたのも印象的で(笑)

※栃窪温泉、ナトリウムー塩化物泉、泉温:13℃ ※昭和36年の分析表のため現在は不明

【あばれ井戸の湯】
鷺の湯から約200m先、同じく栃窪温泉にある日帰り施設です。
昭和の初めに掘った井戸からガスと温泉が湧き出たことがきっかけとなり、
温泉施設として開放されるようになったという温泉。お年を召されたお爺ちゃんが
経営されていたのですが、その後、今のご主人が引き継がれ、改装・再オープンされました。

「月に一回ぐらい、この井戸が暴れるんですよ。そうすると、下の泥が浮き上がって
この井戸が真っ白になります。残念ながら、今日は暴れていませんね。」
そう説明してくださったご主人。ガスが溜まると月に一度のペースである現象だそうです。
「あばれ井戸の湯」の内湯は、この井戸の源泉を引いています。

※井戸の温度は実測23.5℃でした。
井戸の底には、灰色のいかにも効きそうな泥が沈殿しています。
ガスが噴出した時、この泥がたくさん飛び散るのでご主人が不在の時でも、井戸が暴れた
かどうかを知れるんだそうです。

浴槽の湯は源泉を一旦70℃ぐらいまで加温し殺菌したうえで、注がれる源泉100%。
温度が高いため、川の水を蛇口から注げるようになっています。
微アブラ臭、塩味、ぬるぬる感があり、大変面白い浴感でした。

※栃窪温泉あばれ井戸、ナトリウムー塩化物泉、泉温:9.6℃、成分総計:7940mg/kg


新潟や富山などの温泉は、アブラような香りのする化石温泉が多いですが、
あばれ井戸の湯も、その1つなのかと思います。
溜まっている源泉のぬるぬるとした感触や香りは印象深く、今でも忘れられません。
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
ボタンをぽちっと押してね♪

にほんブログ村
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
◆「栃窪温泉 鷺の湯」
住所:新潟県上越市栃窪834
TEL: 025-536-9597
◆「栃窪温泉 あばれ井戸の湯」
住所:新潟県上越市柿崎区栃窪819
TEL:025-536-3339
「栃窪温泉」
北陸自動車道 柿崎ICから約15分。
お宿「鷺の湯」と日帰り入浴「あばれ井戸の湯」2軒だけの小さな温泉地です。
せっかく新潟に来たので、2か所とも廻ってみました。
【鷺の湯】
「鷺の湯」さんは約300年の歴史を持つ名湯で、古い木造の湯小屋が何とも言えない
風情を漂わせていました。

浴舎は特に味のあるものでした。湯気抜きがあって木造も良い感じで朽ちていて・・・
思わずカメラのシャッターを切りたくなる魅力たっぷりの趣。

長い渡り廊下を歩いた先には脱衣所がありました。
お地蔵さんと千羽鶴が飾ってあったり、少し恐い(いや、神々しい)雰囲気もします。



浴室は鹿児島「吉松温泉」を思い起こさせるような古い共同浴場で、
コンクリートの湯船に、天井も壁も古びた木造で造られたシンプルなもの。
源泉は冷鉱泉を昔ながらに釜で沸かしています。

最初、湯船に入った時は熱々の湯が溜まった状態でしたが、蛇口からは非加熱の
源泉を入れると少し金気臭が漂い、オレンジ色の湯の華も舞い始めました。
浴室には小さな蛇さんも居たりして・・・野生と一体化していたのも印象的で(笑)

※栃窪温泉、ナトリウムー塩化物泉、泉温:13℃ ※昭和36年の分析表のため現在は不明

【あばれ井戸の湯】
鷺の湯から約200m先、同じく栃窪温泉にある日帰り施設です。
昭和の初めに掘った井戸からガスと温泉が湧き出たことがきっかけとなり、
温泉施設として開放されるようになったという温泉。お年を召されたお爺ちゃんが
経営されていたのですが、その後、今のご主人が引き継がれ、改装・再オープンされました。

「月に一回ぐらい、この井戸が暴れるんですよ。そうすると、下の泥が浮き上がって
この井戸が真っ白になります。残念ながら、今日は暴れていませんね。」
そう説明してくださったご主人。ガスが溜まると月に一度のペースである現象だそうです。
「あばれ井戸の湯」の内湯は、この井戸の源泉を引いています。

※井戸の温度は実測23.5℃でした。
井戸の底には、灰色のいかにも効きそうな泥が沈殿しています。
ガスが噴出した時、この泥がたくさん飛び散るのでご主人が不在の時でも、井戸が暴れた
かどうかを知れるんだそうです。

浴槽の湯は源泉を一旦70℃ぐらいまで加温し殺菌したうえで、注がれる源泉100%。
温度が高いため、川の水を蛇口から注げるようになっています。
微アブラ臭、塩味、ぬるぬる感があり、大変面白い浴感でした。

※栃窪温泉あばれ井戸、ナトリウムー塩化物泉、泉温:9.6℃、成分総計:7940mg/kg


新潟や富山などの温泉は、アブラような香りのする化石温泉が多いですが、
あばれ井戸の湯も、その1つなのかと思います。
溜まっている源泉のぬるぬるとした感触や香りは印象深く、今でも忘れられません。
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
ボタンをぽちっと押してね♪

にほんブログ村
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
◆「栃窪温泉 鷺の湯」
住所:新潟県上越市栃窪834
TEL: 025-536-9597
◆「栃窪温泉 あばれ井戸の湯」
住所:新潟県上越市柿崎区栃窪819
TEL:025-536-3339
2014.10.08
新潟_惣滝の湯他
新潟は妙高にある惣滝。
称名滝とは、また別の登山道を歩いたところにある落差80mの滝です。
滝に近づけば近づくほど、涼やかな風とけたたましい水の音が聴こえてきます。

※前方に見えるのが惣滝です。


※惣滝方面に向かう途中、登山道脇から自噴していました。

半分、えぐり取られたように急カーブを描く崖。
真下に居ると、今にも崩れそうで怖ささえ感じます。

そのカーブした崖の袂に湧く45℃ぐらいの熱い温泉です。
一見、よく見えませんが傍までいくと「ボコボコ」と音をたて自噴しているのが分かります。
わたし1人分ぐらいのスペースにお湯がグレーの湯が溜まっていました。

もう一つ貝殻のような美しい湯船。本当に綺麗です
岩の壁に穴が開いていて、そこから勢いよく温泉が噴き出し湯船へと流れこんでいます。
湯量も豊富でしかも見た目も美しいとくれば、快適すぎて長湯したくなりますが、
ここが最も硫化水素ガスが濃いのか、身体がしんどくなりました。

湯船から溢れたお湯は石を積み重ねて造られた湯船を這うようにして、
真下の川へと流れ出し自然にかえる。この豪快な様子にも、
目を奪われます。ワイルド且つ、美人な温泉。

岩場に隠れるようにして、細長い湯船もありました。
お湯は42℃ぐらい。適温の濃厚な硫黄泉で、独特の苦味があります。
この辺りの川原は、上流からの廃湯などで、
一帯がミルキーブルーの湯川になっていて、見ているだけで嬉しくなってしまいます
お湯の色、自然との一体感、開放感ともに最高で、
「なんて、美しい温泉なんだろう。」その一言につきます。
*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:***:;;;;;;:*☆
ぽちっとお願いします♡

にほんブログ村
☆彡*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:***:;;;;;;:*
称名滝とは、また別の登山道を歩いたところにある落差80mの滝です。
滝に近づけば近づくほど、涼やかな風とけたたましい水の音が聴こえてきます。

※前方に見えるのが惣滝です。


※惣滝方面に向かう途中、登山道脇から自噴していました。

半分、えぐり取られたように急カーブを描く崖。
真下に居ると、今にも崩れそうで怖ささえ感じます。

そのカーブした崖の袂に湧く45℃ぐらいの熱い温泉です。
一見、よく見えませんが傍までいくと「ボコボコ」と音をたて自噴しているのが分かります。
わたし1人分ぐらいのスペースにお湯がグレーの湯が溜まっていました。

もう一つ貝殻のような美しい湯船。本当に綺麗です

岩の壁に穴が開いていて、そこから勢いよく温泉が噴き出し湯船へと流れこんでいます。
湯量も豊富でしかも見た目も美しいとくれば、快適すぎて長湯したくなりますが、
ここが最も硫化水素ガスが濃いのか、身体がしんどくなりました。

湯船から溢れたお湯は石を積み重ねて造られた湯船を這うようにして、
真下の川へと流れ出し自然にかえる。この豪快な様子にも、
目を奪われます。ワイルド且つ、美人な温泉。

岩場に隠れるようにして、細長い湯船もありました。
お湯は42℃ぐらい。適温の濃厚な硫黄泉で、独特の苦味があります。

この辺りの川原は、上流からの廃湯などで、
一帯がミルキーブルーの湯川になっていて、見ているだけで嬉しくなってしまいます

お湯の色、自然との一体感、開放感ともに最高で、
「なんて、美しい温泉なんだろう。」その一言につきます。
*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:***:;;;;;;:*☆
ぽちっとお願いします♡

にほんブログ村
☆彡*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:***:;;;;;;:*