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2019.01.05

鳥取_鳥取温泉 丸茂旅館



あけましておめでとうございます



今年の初湯は、家族旅行で鳥取にいってきました。
目的は「蟹と温泉」。

関西ではこの時期になると毎年人気の旅コースですね。うちでは、ここ2-3年前からよく行くようになりました。

美味しい蟹・・・
いい温泉・・・

いろいろ探した結果、
今年はいいお宿に巡りあえましたよ。

「鳥取温泉 丸茂旅館」さん
昨年11月にリニューアルされ、新しい湯殿を造られたばかり。だからね、今回の訪問、めちゃくちゃ楽しみでした。
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こちらが新しい浴舎「yubune」です。鳥取駅からたった徒歩5分ぐらいの市街地にあるのですが、長野の共同浴場を彷彿させる「湯屋建築造り」。この外観を見るやいなや、心が鷲づかみ状態でした。それもそのはず、ネーミングから設立まで、若旦那が一流のグラフィックやガーデニングなどのクリエイターさんとコラボレーションし遂行されたんだそうです。
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脱衣所までのアプローチです。正統派和風旅館の通路に個性的でモダンな観葉植物が飾られ、その拘りが感じられます。
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仄かな木の香りにも心をくすぐられる。「あ~、期待感が高まるなぁ
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暖簾の奥からは、静かにかけ流されるお湯の音が微かに聴こえてきます。今日は先客が誰もいなさそう。貸し切り状態で「温泉」が私を待っているーーー(^^♪やっほーいこの浴室の扉を開けるまでのワクワク感が溜まりませんな♪
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目の前には薄っすらジュエルグリーンがかったお湯が四角い湯舟にひたひたに注がれていました。本当に静か。お湯の音以外は聴こえません。
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大きな窓から差し込む光は、緑色に輝く湯面を更に更に美しく照らしてくれました。(鳥取温泉って、こんなに上質だったんだぁ。)率直な感想です。何度か訪問した温泉地・・・お湯がいいのは以前から知っていたものの温泉銭湯が多く、どちらかというと庶民派温泉なイメージでした。でも、丸茂さんはちょっと違う。ここまで、お湯を美しく、そして優雅に映し出してくれるなんて、いい意味で想定外でした。
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源泉名:丸茂泉源、泉温:52.6℃、pH:7.0、泉質:ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉、成分総計:4436mg/kg


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口に含むとちょうどいいお出汁味。それと金気臭が漂います。しっとりと肌に吸い付くような硫酸塩の良き湯。その上質さがそのままいただけるのが嬉しいです。
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市街地の中でも、ホッとする空間を創り出してくれるミニサイズの日本庭園。
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高い天井に施された湯気抜きも、見ているだけで癒される。この落ち着き、上質なお湯・・・・ちょっと忘れそうになるけれど、ここは鳥取の市街地なのですよ。
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・・・で。お風呂の後は、どどどーんっ!!!と。蟹づくし( *´艸`)
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近くの港で引き揚げられた新鮮な松葉蟹。
ぷりぷりで甘くて、おいしゅうございました♡


という訳で、2019年もよろしくお願いします。
のろのろペースですが、インスタ、ブログ。
更新してまいりますので、お暇な時には遊びに来てくださいませ。


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「鳥取温泉 丸茂旅館」
住所:鳥取県鳥取市永楽温泉町458
TEL:0857-23-1311
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Posted at 18:28 | 鳥取の温泉 | COM(6) | TB(0) |
2017.12.25

鳥取_宝温泉



今回、鳥取の湯めぐりでどうしても行きたい銭湯が1つありました。
2012年に1度フラれたっきりになっていた市内の激渋銭湯

「宝温泉」

湯めぐりをしていると、運が悪くパイプの故障や臨時休業などのアクシデントで
浸かれないことが往々にしてありますが、こちらもそうでした。

宝温泉のレトロな外観を物欲しげに眺めながら、しぶしぶと帰路についた思い出があります。

「さあ、今度こそ入るぞ!」
玄関に男女別の暖簾が掲げてあるのを見て期待もひとしお。
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オープンしているのを確信した私は、(嬉しさのあまり)番台のおばあちゃんに奈良から車で宝温泉に入れることを楽しみに来たことを一生懸命話してしまいましたw その様子に親しみをもってくださったのか。「うふふ。若いっていいわね~、わたしも若い頃は奈良にもよく旅行にいったわ。」とおばあちゃん。昔旅好きだったというおばあちゃんは笑顔で旦那さんと行った旅行のことを話してくださいました(^^♪
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みてください、この脱衣所の風情木造のロッカーとレトロな体重計がいいですね。興奮ぎみの私はさっきまで鼻水がずるずるで調子悪かったことを忘れていました^^スイッチが入るといつもそう♪♪
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いよいよ浴室とのご対面~
広いタイル張りの浴室に、鄙びた四角い湯船がポツン。鹿児島にある温泉銭湯にも似た雰囲気です。(・∀・)ニヤニヤ
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お湯は29.3℃の塩化物泉を沸かしてらっしゃいます。沸かしているためか、香りや肌ざわりは余り個性があるわけではありませんでしたが、冷え切った身体を芯から温めてくれました。また、この渋い浴室の風情にどっぷりと浸ることが出来ましたので満足、満足
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※泉質:ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉、泉温:29.3℃、pH:7.3、成分総計:1711mg/kg


やっと入れた宝温泉( *´艸`)
じらされた分、感激も大きかったです。

お湯と番頭のおばあちゃんとの会話にほっこりあたためられます。

(近くにこんな温泉銭湯があったらなぁ。)なんて思いながら、
遠~い自宅に戻りましたとさ。


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「宝温泉」
住所:鳥取県鳥取市吉方温泉3丁目601−3
営業時間:16時~22時
料金:400円
Posted at 14:33 | 鳥取の温泉 | COM(2) | TB(0) |
2017.12.20

鳥取_吉岡温泉 下湯



さようなら吉岡温泉共同浴場シリーズ。

次は、下湯です。

基本的に上湯も下湯も源泉は同じですが、何が違うかというと見た目。
上湯の方が浴室の造りがレトロで下湯もシンプルな造りです。

今回はこのためだけに、遥々東京からやってきたので、じっくりと浸かりますゾ!!
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「ガラガラガラ・・・・」
昔ながらのスライド式の扉を開けると、大音量の演歌が耳に飛び込んできます。番頭にはサングラスをかけた渋めのお父さんがテレビを観ながら、同時にラジオで演歌を聞いておられました。(何とも器用な・・・・。)
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「あの・・・・お風呂にはいりたいのですが。」
不愛想なお父さんに恐る恐る話しかけるわたし。久々の外部からのお客だったのでしょうか?お父さんは一瞬きょとんとした顔つきで私を眺め、そのあと笑顔になって料金を伝えてくださいました。
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脱衣所でも「津軽海峡冬景色」を聴きながら・・・( *´艸`)
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さて、浴槽はとってもシンプルなコンクリート造りです。上湯よりも肩の荷がおりた庶民的なお風呂と言った感じ。そこにひたひたのお湯が張られていましたよん♪
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湯口は奥の太いパイプで、浴槽の中で空気に触れることなく、ぼこぼこと新鮮お湯が出ています。浴感は上湯と同じくシャキッと身体が締まるような熱い湯で、無味無臭の単純温泉。この辺りのお湯は冬に入るととっても温まり気持ちがいいです(^^♪
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最後は足湯でもう1回あたたまり~。
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いや~、本当に来れて良かったです、吉岡温泉

鳥取のこの辺りの湯は、久しく廻っていませんでしたが、
他にも、浜村温泉共同浴場が地元専用になっていたり、木島温泉の家族風呂がなくなっていたり・・・
2012年と比べて、たくさん変化がありました。

定期的に廻らなければいけませんね。
温泉(特に共同浴場)は絶えず変化していくから。うんうん。


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「吉岡温泉 下湯)」
住所:鳥取県鳥取市吉岡温泉町142
営業時間:13時~22時
料金:200円

Posted at 17:24 | 鳥取の温泉 | COM(2) | TB(0) |
2017.12.18

鳥取_吉岡温泉 吉岡温泉館(上湯)



温泉地名としては、決して全国的には有名ではないですが、
共同浴場文化が根付いた小さな小さな温泉地

「鳥取県 吉岡温泉」

ちょうど落ち着く規模感、観光地化されていない温泉街の雰囲気に惹かれ、関西から週末に泊りにやってくる人も少なくありません。

そんな吉岡温泉のシンボル的存在である「上湯」と「下湯」が来年3月末で閉鎖され、
4月からは新設の温泉施設に統合されるという情報を聞き、(どうしても解体前に、あのレトロな浴場に浸かりたい!)と、わざわざ東京から戻ってきたのでした。

私が初めてこの地を訪れたのは、2012年。
もう5年も前のことになるのかぁ。。。時が経つのは早いですね。
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まずは「吉岡温泉館」上湯へ。前回訪れた時もそうでしたが、土曜日のお昼だというのに観光客がそぞろ歩きしている訳でもなく、まわりは静かです。人とすれ違うとすれば、洗面器をもった地元のお母さん。ここは、じっくりとお湯と向き合って身も心もリラックスしたいという方には絶好のロケーションだなぁと、改めて思いました。
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裏口で撮影。この日のために、夜遅くの新幹線に乗ってワクワクしながら帰阪したのですが、無理しすぎたのか風邪をこじらし、くしゃみと鼻水がとまらない・・・悪コンディションでした(反省。)でも、吉岡温泉行きは諦めれなかったのです。
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温泉館内もレトロな造りです。
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『うわ~!これ、これ♡懐かしいなぁ』
5年前に味わったレトロな雰囲気が今もちゃんとそこにはありました。本日の吉岡温泉も絶好調に熱々で新鮮!外気温で凍えた身体をシャキッと温めてくれます。3分もすればユデダコ状態になりますが、この熱い湯がたまらない。
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※特別出演:OJ様からいただいた緑湯タオル!ありがとうございました(^^♪大事に使わせていただきます。


お気に入りのヴィーナス像の湯口。この湯口が更に一層、レトロでオシャレな雰囲気を醸成してくれます。この湯口は女湯だけの特権なんだもんね♡
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お湯で言えば、鹿教湯温泉の高梨共同浴場の浴感と似ているかもしれません。とにかく朝一に浸かると目が覚めるような湯です。これだけビジュアルも良く、いい温泉が湧いているのに何故か三朝や岩井の知名度に比べて圧倒的に知られていないのが不思議です。アクセスのしにくさもあるのかなぁ。でも本当にいいお湯で私はここが大好きです
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※吉岡温泉、泉温:50.5℃、pH:7.9、単純温泉、成分総計:538mg/kg


こちらが新しい温泉館の設計図です。(なんだか総湯チック?)見た目は立派なんですが、個人的には今の共同浴場のほうが好きかなぁ。
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小ぶりな湯船に地元の方と肩を並べて浸かり、何気ない日常の会話をする・・・
そこには何物にも代えがたい、共同浴場ならではの魅力があるからです

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「吉岡温泉館(上湯)」
住所:鳥取市吉岡温泉町749-1
営業時間:8時~22時
料金:200円

Posted at 14:02 | 鳥取の温泉 | COM(10) | TB(0) |
2016.06.07

心に残った2ヶ所。

今日も、じめじめ、じっとり雨模様で朝から何となく憂鬱でした

わたしは、6月生まれなんですが梅雨は気持ちがあがらず、どうも好きになれません。

しかしながら、先ほどある方から嬉しい一報が
まだ、詳しくお話しできないのですが何か明るい兆しが見えそうな嬉しいお知らせ。
このまま上手くいけばいいなぁと願っています。

最近外出できないので過去に巡った温泉のなかから心に残った鳥取の2ヶ所をアップします。
どちらも地元の方ごく僅か数人で大事に利用されている温泉です。

両方とも浴舎や浴槽の造りに施設系温泉にはなかなかない「味わい」があり、
何と言うか・・・浸からしていただけるだけで有難く、幸せな気持ちでいっぱいになりました。
本当に、こういう湯船は貴重だなぁと感じます。


◆古い茶室のような浴舎
地元の方7-8軒で使用されています。古びた木の看板も掲げられていて、
まるで、茶室のような木造平屋建ての湯小屋が凄く素敵で印象に残っています。
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内装には、木造の高い天井と梁があしらわれており目をひきました。
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お湯は美しいぐらい透明で、すこぶる柔らかい肌触りでした。
入る



◆鄙びたタイル湯船
こちらも以前からずっと入ってみたかったところです。昭和46年に建てられて以来、
天井以外は補修されず、当時のままの状態を保たれているようです。
その鄙びた湯船は、今はなき別府の如意輪温泉を彷彿させます。
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無臭ながら仄かに塩味がする、すべすべのお湯。
短い時間ながら、入れていただいたときの感動が忘れられません。
入るR

どちらも、浴舎の風情、お湯ともに
素晴らしかったです。

また中国地方の湯巡りに行きたいなぁ。

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Posted at 20:16 | 鳥取の温泉 | COM(13) | TB(0) |