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2014.05.10

石川_七尾・崎山半島の湯めぐり。

氷見から和倉温泉方面へと車を走らせ、
いつの間にか石川県へと到達。

そうそう。
日本全国 「湯川温泉」という名前の温泉が
これだけあるとは知りませんでした。

和歌山の湯川、岩手の湯川・・・
そして、石川県 にある湯川温泉がこちら。「龍王閣」さん。

温泉も食も「B級」が好きな方々には、たまらない風情なのです。
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ちょうど、この時期北陸方面は桜が満開^^
ふっくらと花が開いた八重桜が玄関の雰囲気を明るく彩っていました。
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お湯は薄い茶色がかった透明色。
鉄などの成分が湯の花となって舞うのを防ぐためやや濾しているようですが
しっかりとした金気臭や微量のアブラ臭は漂っていました。
泉質は、Na+5055mg/kg、Cl-11670mg/kg の塩化物泉です。
「強塩泉」とまではならずとも、かなり浴感は「お塩たっぷり!」という感じでした。
P1430212.jpg
※泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物泉、泉温:51.3℃、PH:7.13

ライオンの湯口は鉄成分真っ赤。
お仕事してる感じ。なんか、いいね

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帰りに、同じ七尾市にある旅館「赤崎温泉 女島館」さんへ立ち寄ってみました。
高台に建ち、田園風景を臨む一軒宿。
車を降りると蛙の合唱が「ケロ・ケロ♪」と聴こえてきて、長閑でした。
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女島館さんのお風呂は、蛇口を捻れば32℃のぬるめの源泉かけ流し。
(これがなかなか気持ちよかったです。)
淡い黄緑色のお湯は、身体を程よくクールダウンさせてくれました。
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※源泉名:赤崎温泉、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、泉温:32.8℃、PH:7.8

以上、
崎山半島の東と西を駆け巡る 湯めぐりでした!

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「湯川温泉 龍王閣」
住所:石川県七尾市湯川町47-35-1
TEL:0767-58-1117
営業時間:9時~21時
料 金:500円
・・・・・
「赤崎温泉 女島館」
住所:石川県七尾市大田町ト部13-1
TEL:0767-52-1147
営業時間:10時~15時
料金:500円
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Posted at 21:05 | 石川の温泉 | COM(2) | TB(0) |
2011.09.11

石川_金城温泉_金城温泉元湯

「金城温泉」

【過去記事】石引温泉や兼六温泉などと同様、
金沢市内にある「コーヒー色」とか「ウーロン茶色」とか言われる
茶色いモール泉の公衆浴場です。

源泉は2つあり、
1号源泉は、1Fのジェットバスと2Fの半露天風呂。
2号源泉は1Fの真ん中にある掛け流し浴槽です。

やはり人気なだけあって、
広い浴室は常連さんでいっぱい。。
P1200463_R.jpg

このロビーで地元の方がい~っぱい
TVを観たり寛いでらっしゃいます。
P1200487_R.jpg

半露天風呂だけが貸切になっていたので
1Fの各浴槽に浸かった後、急な階段を上って
こちらで、ゆっくりさせていただきました。
P1200465_R.jpg
※源泉名:金城温泉
1号源泉(泉温:38℃、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉、湧出量:234L/分)  
2号源泉(泉温:39.8℃、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、湧出量:240L/分)
PH:7.9(実測)、色:コーヒー、香り:鉱物系のモール臭(ごく僅か)、味:甘い

露天では(暗くて)見えにくいですが、
よ~く見ると、皮膚の表面に本当に小さい泡がつきます。
P1200477_R_20110911162541.jpg

竹を刀でスパッと斬った断面みたいな
塩ビ管の湯口。
P1200466_R.jpgP1200473_R.jpg
私は、湯巡りの最後に1つのお風呂で
ゆっくり身体を洗ったり、長居することが多いのですが

肌あたりが優しく、少しぬるめで新鮮な
金城温泉の湯を、贅沢にも一日の締め湯
として選んで正解でした。

こういう本格的な湯が都会で気軽に楽しめる。。
「温泉天国、金沢だからこそなせる業だなぁ」と
つくづく思います。

※暫く続いていた北陸温泉のルポは、
いったん終わります。また再訪の際にアップします。
ありがとうございましたm(_ _)m.

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「金城温泉」(きんじょうおんせん)
住所:石川県金沢市赤土町ト100-2
TEL:076-268-2601
営業時間:8:00~23:00(日曜日は5:30~)、家族風呂=12:00~25:00  
※定休日:火曜日
料金:大人390円(サウナは別料金)
アクセス:JR北陸本線金沢駅から北陸鉄道バス下安原行きで30分、
済生会病院下車、徒歩5分
Posted at 16:38 | 石川の温泉 | COM(6) | TB(0) |
2011.08.31

石川_中宮温泉_にしやま旅館

親谷入浴後、白川方面へ抜けるか、金沢方面へ抜けるか
迷いましたが、お腹がすいていたから
早く御飯にありつきたかったのと
まったり温泉に浸かりたかったのもあり、こちらへ

「中宮温泉」

周辺には(にしやま旅館以外に)2軒ほど
別の宿が並んでいて、いずれも上流にある薬師堂付近
の源泉から引き湯しているそうです。

初・中宮温泉で私が行ったのは「にしやま旅館」
駐車場から少し坂道を登ったところにある静かな山の宿
にしやま旅館概観_R

宿のすぐ下には清流を眺めながら
ゆったり出来る足湯を発見!!
早速、何をしてるかって?
親谷の湯の行き帰りでパンパンになった足を一休みさせているのです♪
ようこそ看板_R足湯_R
※上写真:足湯「猿乃浄土の湯」
P1000094_R.jpg
※写真2段目:中宮温泉の説明看板。北陸でまたまた出会いました(白)鳩発見伝説

足湯だけでなく、
宿の周りには温泉汲み場も幾つかあります。
P1000138_R.jpgP1000097_R_20110829164831.jpg
P1000134_R.jpgP1000103_R.jpg

中宮温泉は''胃腸に効く飲める温泉''
としても有名だそうです。
館内には温泉を使った様々なものが楽しめるんです^^うひひ・・・楽しいなぁ。
オリジナルの「ペットボトル温泉水」「レトルトのおかゆさん」
P1000104_R_20110831094715.jpgP1000124_R.jpg
せっかくなので、温泉水をトライしてみましたが
「少し鉱物っぽい味と多少塩っけ」のある味で、
思ったよりもクセがなくて飲みやすい!


【にしやま旅館 女湯】
お風呂は浴槽が2つ。奥が熱め、手前が温めです。
60℃の源泉を自然冷却や注入量で調節し、
何も加えない適温の温泉を浴槽に注いでいるので湯は新鮮そのもの^^
P1000107_R.jpg
※源泉名:中宮温泉、泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、泉温:60℃
(浴槽 手前 約42℃/奥 約45℃)PH:7.27、色:微かに黄土色
味:ほんのり甘く、しょっぱいお出汁味、香り:鉱物系の香り、湧出量:130L/分
P1000115_R_20110831203028.jpgP1000125_R.jpg
P1000119_R.jpgP1000116_R.jpg
※2段目左上:熱い方の浴槽。より湯口に近いので鮮度を楽しめます。
※2段目右上:湯口。小さな貯湯槽が何段にもなっているので自然に適温まで冷却されるんです。

【中宮温泉 新名物 釜揚げうどん】
Yummy~♪
P1000149_R.jpg
にしやま旅館の駐車場にある「山菜料理 はやしや」
さんで食べた釜揚げうどんー。
麺も源泉で湯掻いて、出汁も源泉を豊富に使っているので
中宮温泉独特のお出汁風味(ちょうどいい塩味)!!
汗をかいてバテ気味の身体にちょうど美味しいんです^^

「温泉にもともと塩味ついてるから、
調味料は少しでいいんよ!」

と、マスターが旨さのヒミツを教えてくれました^^

温泉に浸かって楽しみ、飲んで楽しみ・・・
深く味わえたと言う意味で、中宮温泉は心に残りました。

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「中宮温泉 にしやま旅館」(ちゅうぐうおんせん にしやまりょかん)
住所:石川県白山市中宮温泉ク5-1-12
TEL:076-256-7219
営業時間:10時~15時、営業期間4月下旬~11月下旬
料金:(日帰り入浴)500円
(1泊2食)8,550円~ / 休前日10,650円 ※要問い合わせ
Posted at 20:12 | 石川の温泉 | COM(11) | TB(0) |
2011.08.30

石川_三草二木西圓寺温泉

「三草二木 西圓寺温泉」
1473(文明5)年創建の西圓寺を改築して出来た温泉です。

本堂の名残を感じさせるカフェは
地元の方々の触れ合いの場として、

店内は手作りの特産品などが販売の場として活かされ
地域の福祉や町おこしの拠点となっています。

750mから湧いた温泉(源泉掛け流し)は、
石川県内でも、上位に入る味わい深い温泉だと聞いて
早速、行ってきました。

もともとお寺だったため、大きな道路沿いとかではなく
小松市内の住宅街にひっそりと建っています。
P1000160_R.jpg

この青いタペストリーの奥がカフェ。
もともとお寺だったなんて想像もつかない程お洒落です。
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【おんせん】
内湯には大きな浴槽が1つ。
窓ガラスの向う側は露天風呂になっています。
薄く緑がかったにごり湯は、塩分をたっぷり含んでいて
しっかりした鉄臭と少し硫黄の香りもする、
私が廻った石川の温泉の中では、他と特徴が異なる湯でした。
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※源泉名:西園寺温泉、泉質:ナトリウムー塩化物泉、泉温:45.5℃、PH:7.2
色:うぐいす色、香り:鉄・少し硫黄、味:塩辛い、鉄のような味
特記:成分総計:10.28g/kg、湧出量242L/分

P1000184_R.jpgP1000183_R.jpgP1000180_R.jpg露天風呂湯口_R
※1段目左上:係りの方が着ていた可愛いT-シャツ、右上:内湯の湯口
※2段目左上:露天風呂浴槽、右上:露天風呂の湯口

【かふぇ】
湯上りは、お堂のカフェで寛ぎます♪
昔懐かしい駄菓子が売られていたり、
古い時計が飾られていたり、ノスタルジックとモダン
がちょうどいい具合に混ざった空間です。
P1000201_R.jpgP1000224_R.jpg
P1000208_R.jpgP1000202_R_20110830120322.jpg
P1000198_R.jpgP1000222_R.jpg
畳に座ってカキ氷を食べていると
「ゴーン、ゴーン、、」
縁側の方から17時の鐘の音が聞こえてきました。

湯上りで火照った体に庭から吹く涼しい風が吹いてきます。
余りに心地よく、ウトウト・・・(。-ω-)zzz

石川は金沢の「金城温泉」「石引温泉」などに代表される
''本格的な温泉が楽しめる銭湯''、
と言ったイメージが強かったのですが
小松は又違った印象になりました。

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「三草二木西圓寺温泉」(さんそうにもく さいえんじおんせん)
住所:石川県小松市野田町68番
TEL:0761-48-7773
営業午前:11時~午後8時(受付は午後7時30分まで) ※定休祝祭日
料金:大人:400円(中学生以上)
Posted at 11:12 | 石川の温泉 | COM(8) | TB(0) |
2011.08.29

石川_親谷の湯

日本の滝100選にも選ばれている「姥ヶ滝」がすぐ目の前
ワイルドな温泉「親谷の湯」

今でこそ、絶景温泉として有名ですが
その昔は、「どんな難病でも治る湯」として知られ、
飛騨の人々は、わざわざ山越えして湯治に出向いたそう。

夏期限定の有料道路白山スーパー林道沿いに、
突然現れる''鳥居の形''のゲートは、
うっかりしていたら、何処かの展望駐車場かと思って
スルーしてしまう程、控えめで目立ちません。

このゲートから、渓谷に沿って山道を
20分ぐらい歩いていくのです。
P1000002_R.jpg

道しるべと川の音を頼りに。
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途中、急な階段が幾つもあり、
地面に座り込んで休憩している人を何人か目にしました。
「こんにちは~♪温泉は入られましたか?」
と尋ねると、
「いやいや、この猛暑なのに高温の温泉でしょ?熱くって入れないわよ~!」
と。少々バテ気味の様子。


渓谷に面した断崖絶壁の壁からは、
水が染み出し川へと流れ出していました。
「昨日の雨かな?」
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活き活きと咲く高山植物、微かに聴こえる清流の音・・・・
歩くほどに、心が弾むアプローチ♪
行きは、疲れなんて感じません。


【おやだにのゆ】
「着いたどー♪」
無料の野天風呂なのに、思ったより立派な岩造りの湯舟でした。
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※源泉名:親谷温泉(1号源泉)、泉質:ナトリウムー炭酸水素泉・塩化物泉
泉温:99℃(浴槽内約45℃)、PH:7.9、色:無色透明・無味無臭
特記:ひじきみたいな茶色い湯の花が舞っている。

この絶景を目の前に温泉に浸かれるなんて・・・
ちょっと夢の様です^^;
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強い匂いや味は控えめな優しい湯。
源泉は、めちゃくちゃ熱いです。

茶色い鱗丈の析出物に覆われた湯口付近の岩から
湯のしぶきが飛んでくるだけでも、焼けどしそうな程。
(源泉を利用してカップラーメン、インスタント珈琲・・・
ぐらいなら確実に出来上がると思います。)

前半は、ゆったりまったり湯浴み気分だったんですが
後半は''虻と奮闘''

タオルで振り払ったり、
湯舟に首まで浸かって身体に付くのを阻止したり、
とにかくFightingしてました。

夏の野湯はくれぐれも、注意しましょう^^;
・・・って、行くのは、わたしぐらいか(笑)

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「親谷の湯」(おやだにのゆ)
住所:石川県白山市中宮
営業期間:7:00~18:00(9月~11月は8:00~17:00)
※5月下旬から11月初旬までの営業 
アクセス:(鉄道)北陸鉄道石川線鶴来駅からタクシーで1時間、徒歩20分。
(車)北陸自動車道小松ICから県道25号、国道360号を白山方面へ50km。
Posted at 12:40 | 石川の温泉 | COM(6) | TB(0) |