2022.08.13
【動画】東大雪地獄谷温泉
こんにちは。
8月7日~8日 北海道遠征に行ってきました。
今年は『東大雪地獄谷温泉』への1泊温泉とキャンプ。
ハードな藪漕ぎと渡渉を繰り返し、9時間の行程でした。
道が険しいため、なかなか撮影できなかったですが、撮ったところだけを編集しYouTubeにアップしました\(^o^)/
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8月7日~8日 北海道遠征に行ってきました。
今年は『東大雪地獄谷温泉』への1泊温泉とキャンプ。
ハードな藪漕ぎと渡渉を繰り返し、9時間の行程でした。
道が険しいため、なかなか撮影できなかったですが、撮ったところだけを編集しYouTubeにアップしました\(^o^)/
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2020.09.12
北海道_然別峡 かんの温泉 ~その②~
『あのぉ、然別峡野湯群は未だあるんですか?』
ロビーに貼ってあった張り紙を見て、ちょうど6年前、宿からすぐのユーヤンベツ川沿いに湧く、幾つもの自然湧出泉に出会った事を思い出し、宿で一番古株のスタッフさんだという男性に尋ねてみました。何でもこの周辺の野湯にすごく詳しい方なのだとか。

※然別峡野湯群の記事↓
http://shifukuonsen.blog94.fc2.com/blog-entry-781.html
『ええ、ありますよ。でも、この雨じゃあねぇ、湯船が浸水してるかもしれませんね。この張り紙に書かれた湯船の他にも、い~っぱい岩の間から温泉が染み出てる所があるんですよ。ペットボトルで浴びる方なら、何湯でもゲットできますよ。アハハハハ。』

※然別峡野湯群 崖下の湯
(この男性、ただ者ではないな。)とわたしは確信しました。何でも、ここ「かんの温泉」には、温泉マニアを始め、貸切温泉マニア、湯口マニア、湧水マニア、色んな方が来られるそうで、そんなマニアさん達との楽しいエピソードを色々教えてくださいました。

その話が面白くって、気づけば1時間以上^^いや、改めて、「やっぱり私はスタッフさんとコミュニケーションが取れるぐらいの距離感の宿が好きだなぁ」と、しみじみ感じましたよ。もう1つ興味深かったのは、もとオフロードバイカーだったというこの男性が、温泉の湯使いに拘りを持っていて、また、道内の他の温泉にも詳しく、彼自身が温泉マニアではないかということです(笑)

という訳で、かんの温泉の魅力、その②
スタッフさんがマニア(?)で、お話が面白いこと~✨
さて夕食。特記したいのは、「鹿肉のソテー」の美味しさ!ジビエ苦手な私にとって、この鹿肉の臭みのなさと歯ごたえの良さは会心の一撃でした。しかも、厨房でコックさんが食べる直前に焼いてくれるので熱々ほくほくなんです。

あと、新得町の名物「お蕎麦」も格別でした!近所で獲れる食材たちがここまで美味しいのは、北海道の特権としか言いようがないです。
魅力その③食事が美味しいこと~✨

お部屋については、湯治宿というよりも高級ホテル!ふかふかのベッドに非常用の暖炉まであります。居心地は抜群なんですけど、ちょっとだけ我が儘言わせていただくと、私は畳に煎餅布団の方が落ち着きます(;'∀')

翌朝は、日帰り温泉棟で昨日と違った湯船を温泉を楽しみました。

かんの温泉は、旧経営者から2008年に電気設備会社の温泉好き社長が買い取り、経営を引き継がれたそうですが、
温泉好きのDNAはしっかりとスタッフの方に浸透しているというか・・・そういうスタッフさんが集まったというか・・・
まぁ、その魅力は温泉だけにとどまらず、ここで働く「人」からもひしひしと感じたということです。
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ご清聴、ありがとうございました(^^♪

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「然別峡 かんの温泉」
予約 050-5319-4068 問合せ 050-5319-6223
〒081-0344 北海道河東郡鹿追町字然別国有林145林班
2020.09.11
北海道_然別峡 かんの温泉 ~その①~
8月末、2泊3日で北海道、行ってました。
ある野湯に行きたかったんですけど、4時間歩いた末に大雨&突風で引き返すことになりました。正直、行きたい野湯を途中で諦めた事は過去に1回あるかないか。だから、とっても悔しかったです。
写真は山歩きの大先輩。トムラウシ界隈のことを何でもよく知り、私よりずっと年上なのにずっと体力のある方。この方に再会したかったのも、来道したキッカケの1つでした。

野湯から引き返した2日目の晩にお世話になったのは、温泉マニアから湧水マニアまであらゆるマニアの関所「かんの温泉」!

宿泊棟に続く坂道にも動物の足跡がかたどられているように、とてつもない大自然に囲まれているお宿。そして、膨大な数の湯船があるんです。私の中では、数あるお宿さんの中で、極めて「北海道らしい」温泉宿だなぁなんて思います。

かんの温泉は3度目の訪問なんですけど、いや~、泊まらなきゃ、温泉宿の魅力なんて語れるもんじゃないですね。色々目から鱗な魅力を改めて感じました。

まずは、声を大にして言いたいのが、①イコロ・ボッカ(宝物が湧くの意味)の湯が抜きんでて素晴らしいという事✨

※ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、56.4℃、pH:7.8、成分総計:3601mg/kg
底から生まれたての源泉が気泡となって湧き・・・もう新鮮そのもの。日帰り入浴の時間が極めて限られた数時間のみなので、この湯に入らず「かんの温泉」の独断のイメージを持っていたのは反省です。

湯面に出来た波紋みえますか?足元湧出。49度近い熱い源泉を加水せず適温に調節するため、手製の熱交換器を使われていますが、そのマニアの心をくすぐる計らいも、またキュンです♡

旧経営者時代のイコロ・ボッカの湯の名は「クロレラの湯」でした。今でも天気のいい日には湯が綺麗な緑色に変わるのだそう。

しかしさぁ~、「なんで、2日とも雨なんだよー(T_T)」と、空に向かって叫びたくなります(涙)

その他、日帰り入浴の棟に行くと、たくさんの湯船があり、分析書上の泉質名は同じながら、特徴や温度が微妙に異なる源泉を楽しめるんです。

まずは「波切の湯」。殆ど無臭ながら僅かに金気臭と塩味のする熱い湯です。

※ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、49.6℃、pH:6.7、成分総計:3949mg/kg
あと発見だったのは、「ウヌカルアンノーの湯」。6年ぶりに訪問したら湯船が析出物に覆われ成長していたこと!

※2014年
☟6年後・・・
ちなみに、「あのフォルムが綺麗な湯船、どうやって造られたんですか?」ってお客さんに聞かれるらしいんですが、宿の方は「あれは温泉の成分に覆われてるだけです💦」って返事するんですって。下の写真を比べてみてね。

※2020年
そうそう、「ウヌカルアンノー」はアイヌ語で(また会おうぜ)の意味。この他、かんの温泉では、「イナンクルアンノーの湯」(幸せになろうぜの湯)とか「イナンクルアンナ―の湯」(幸せになろうネの湯)とか、心に響くネーミングがいっぱい。
それらを見ていると、北海道の人って「穏やか」でいいなぁと思ってしまう(*´ω`)

貸切露天風呂「幾稲鳴滝(いねなるたき)の湯」は、残念ながらパイプにスケールが詰まって閉鎖中でした。この写真は2014年に撮ったもの。当時は露天風呂オープン前のおためし入浴をさせていただいたのでお湯がかなり温く、今回、営業期間中の露天風呂に入れる事を楽しみにしていましたが、かなわずでした。次の課題に^^

かんの温泉の魅力、未だ語りつくせません!
その②へ続く・・・
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99人の壁、ありがとうございました(^^♪

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2019.10.30
北海道_ニセコ黄金温泉
金花湯の帰り、ふと「あの蕎麦」が食べたくなったので急遽立ち寄った黄金温泉。
6年前に訪問した際の温泉メモに「蕎麦がやばい。ネギはさっき穫れたて(原文ママ)」と、
記載していたこともあり、しっかりと私の脳裏に焼き付いていたのでした。
で、お昼の1時ごろ、アポなしでお邪魔してみました。

名物のお父さんも歓迎してくださってます(^^)/ピース、ピース✌
この方こそ、蕎麦打ちを独学で学ばれ、ご自分の温泉施設で提供されている黄金温泉のご主人さんです。

『温泉先に入ってくる?お蕎麦先にする?』
『あ!先に温泉入っちゃいます。それからお蕎麦を^^むひひ・・・・』
ご主人の決まり文句が懐かしくて、ついつい嬉しくなっちゃいました。
まずは、おふろへGO^^
【露天風呂】
『わわわー!ニセコアンヌプリが見えたぁぁ!』
ビギナーズラックならぬ、再訪ラックだったのか、露天風呂からのアンヌプリはもう最高に綺麗でした!前回はあいにくの曇りだったんで、こんなに美しく臨めなかったんです、(うううう、来て良かった・・・)と歓びを噛みしめちゃいました。

この立派な露天風呂も全部、お父さんの手作り温泉だからすごいですよね。浸かっていると、どこからともなく温泉好きの常連の方の話声が・・・。話題はニセコで好きな温泉について。さすが温泉好きが集まる温泉!温泉の中でも温泉談義でした(*´艸`*)

この写真は6年前のもの。話はそれちゃいますが、2013年当時は男女別の仕切りはなかったの。だから、もっと広々としていた。ご主人に伺ったところ、お客さんが仕切りがないのに憤慨し保健所にクレーム入れた事で仕切りを作らなきゃいけなくなったとか。。なんかね、うーん。黄金温泉は手作りの素朴な温泉が魅力。大らかなままにしてあげて欲しいです😿

※2013年撮影
こちらの湯船は、透明でしっかり泡がまとわりつく湯舟です。確かに浸かって数十秒で細かい泡がみっちりと肌につくんですよ。「炭酸泉」と言われているんですが、脱衣所に掲載の分析書によると炭酸ガスの含有量は1kgあたり僅か240mgほど。泡の原因は地中にあるCo2以外のガス成分なのかな??本当に温泉って不思議。

※源泉名:黄金温泉、源泉温度:40.8℃(実測)、泉質:ナトリウムー塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩、pH:6.81
少しの塩味と金気臭。ぬるめで寝てしまいそうな程気持ちいいです、はい。

そして、湯上り💛大好きなお蕎麦をいただくっ♪やっぱり、素朴で美味しいーーー。

実は、お父さん。
腕を痛められ、この10月いっぱいで、20年間続けてこられたお蕎麦をやめられるんだそうです。
「ワシも80歳近いしな。温泉は掃除が自分でできるまで続けるよ!」
温泉の方は未だもうちょっと頑張られるということで安心しましたが、
訪問の楽しみでもあった黄金温泉名物のお蕎麦が幕を閉じるのは、少し寂しい気分。
相変わらず、入れ放題の刻みネギがいっぱい詰めてあって^^
そこらじゅうに、お父さんお手製の張り紙が張ってあって・・・

この素朴な黄金ワールドは唯一無二の存在で、やっぱり大好きです。
ご主人、長い間、蕎麦打ち★おつかれさまでした!
そして、ごちそうさまでした!
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「ニセコ黄金温泉」
住所:北海道磯谷郡蘭越町字黄金258-1
TEL:0136-58-2654
2019.10.06
北海道_千走川温泉 千走川温泉旅館
「クマ?この辺りはいないよ。大丈夫、俺だってみたことないから。」
と、大らかな人柄がにじみ出るような口調で話すご主人。
金花湯に行く前日の夜、このご主人の力強いお言葉にどれだけ勇気づけられたでしょうか?
クマが島牧村に多いのか少ないのか・・・?その真相は分かりませんが、かなりビビッていた私にとっては「おまじない」のような効果がありましたし、結果的に合わなかったので感謝感謝です(笑)
ご主人が営む宿が、
「ちはせ川温泉旅館」さん。
おっとり、優しいお父さんが一人で営む山奥の一軒宿。
今回1泊お世話になりました。

あ、大事な従業員を紹介し忘れてた!「はやてくん♡」お父さんに似て優しい性格の柴犬くん。

実は私、ちはせ川温泉の訪問は2回目なんですけど、前回は日帰り、しかも夕方暗くなってから訪れたので、お湯以外は印象が薄かったのが正直なところでした。しかし、今回訪れて感じたのは、ちはせ川温泉旅館さんは絶対泊まらなきゃダメだ♡ということ。
ご主人の「愛」の詰まったおもてなしと、スマホも絶えず圏外の秘境感・・・どちらも備えている宿だから、私的にはドンピシャだったわけです(*≧∪≦)
【2014年訪問時】
5年前の9月!見てくださいこの暗さ。湯舟、わたしのGF7ちゃんでも撮れなかった(涙)

※ちはせ川温泉の露天風呂だよ
【今回訪問時】
で、今回は快晴~ヾ(*´∀`*)ノこの露天風呂、本当の原生林の中にちょこんとあるから、昼も夜も静かなんです。湯舟から森をぼ~っと眺めていると、鹿とか猿とか飛び出してきそうな感じ。本気でリラックスしたい方にはもってこい💛

それと、なんと言っても、この炭酸カルシウムの析出物!!!鱗模様が湯舟や床を覆っています。お湯を下から投入しているので、鮮度も抜群に良いのです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

温泉カメラマン大黒敬太さんにパシャリと撮っていただきましたm(__)m ありがたや。

※泉質:カルシウムー炭酸水素・塩化物泉、泉温:39.2℃、pH:6.6、成分総計:5416mg/kg(特記:1kgあたり CO2:794.6mg、Ca2+:170mg、HCO32-:2161mg)塩味、微炭酸味、キシキシ感。
この露天風呂で夕食後、2時間ぐらい話しながら浸かったんだぁ。「9月なのに、外は寒いね(;^_^A」とか言いながら・・・。お湯に浸かって温まったら、満点の星空と森を眺めながら少しクールダウン。極上の癒し時間だったなぁ。

こちらが内湯です。この内湯が凄かったのが、朝一に氷砂糖のようなシャリシャリのカルシウムの膜が湯面を覆っていたこと!膜を割って遊んでみました。

夕飯は前述したように、北海道らしい海鮮たっぷりのボリューム満点料理!これだけ食べれて7千円台ってすごすぎる・・・(;^_^)この夜は翌日行く金花湯の話で盛り上がり(まぁ、殆ど雑談ですが)ちょっと興奮ぎみ♪




※毎朝地元の漁師さんに買い付けにいく新鮮な魚介類。
「温泉宿はね、経営しようと思うからいけないんです。都会はそれでいいんだけど、僕らみたいな田舎の温泉宿は農家の傍らが基本。せっかく来てくださったんだから、泊まってお風呂に入ってって貰おうって精神だけでやってますよ。」
山奥で一人、温泉旅館を20年もの長い間経営されてきた事に単純に凄いなぁと感じたわたし。ご主人に、その秘訣を尋ねたところ意外な返答が返ってきました。
それで納得。
クマの話や豪勢な夕食。
翌朝お弁当としてにぎってくれたおにぎり🍙
金花湯から戻ってきた時、入れてくださった温かいお風呂
(ぜ~~んぶご主人なりのオモテナシだったんだなぁ)と。
泊まってみないとわからない魅力って、ホントあるもんです。
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「千走川温泉旅館(ちはせがわおんせんりょかん)」
住所:北海道島牧郡島牧村字江ノ島
電話番号:0136-74-5409