2009.05.31
淡路島_扉湯(&鄙び系銭湯巡り)
淡路島アイランドに渡りました!向こう岸に見えるのは神戸の街と瀬戸大橋です。
この日はTVで降水確率40%って言われていたけど、旅の同行者でもある同僚の先輩が「わたしは強力な晴れ女だから心配は要らない。」と自信まんまんで断言されておりました。
そして、彼女の言ってた通り快晴に恵まれました

今回の旅の趣旨は「海の幸を食し鄙び系銭湯巡り」

まずは腹ごしらえ、ということで、「福良漁港」付近の地元のお寿司屋さん、名前は「寿司一作」さんで獲れたての赤ウニの寿司と小鯛の押し寿司をぱくり。初夏にとれる赤ウニは甘みが詰まっていて美味しいの一言でした。

そのあと、福良の町を散策。淡路島の漁港町には、鄙び系の銭湯が結構あります。この鳴海湯さんを見つけたときも「ひえ~。King of 鄙び系!」その衝撃と同時に中へ入ろうと試みました。
。。。が、ここは廃業中らしく向かいにあるお好み屋のおばちゃんに止められました(笑)

福良から、同じく漁港町の由良へ移動。車で海岸線を飛ばします!
ぶーーーん
途中、水仙の花で有名な立川水仙郷を通ります。「ナゾのパラダイス!?」これちは、朝日放送の探偵ナイトスクープで取上げられたことで一躍有名になった淡路島の裏スポット(通称うらじ)。どんなパラダイスかは想像にお任せします(笑)
これは、パラダイスの概観。
由良へ着きました。由良は淡路島の南に位置する小さな漁港町。由良で獲れる赤ウニは最高に美味しいそうです。ここは昔ながらの銭湯や民家が、その風情を損なうことなくそのままの形で残されています。私はこんな懐かしい雰囲気の町が大好き
この由良のお目当ては「みなと湯」さん。あいにく土曜はお休みで、温泉に入ると事はできなかったけど淡路島の下調べでインターネットを見たときに、その味のある「町のお風呂やさん」の出で立ちに感銘を受け行きたくてしょうがなくなりました。番頭のおばあちゃんが何年か前にお亡くなりになって、一時休業していたんですけど、最近娘さんが継がれて再開したとか。次は絶対中まで入って至福温泉を堪能したいです。
付近は古い町並みが残っています。
次は由良から「五色」に移動!五色は農業が盛んな町で、ここで採れる美味しい玉葱とお米をお土産に買いにいきます。

これこれ。美味しそうでしょう?ここの玉葱は甘くてトロトロということで最近某雑誌に紹介されたようで日本全国から電話注文が殺到しているそう。おばちゃんが1人で切り盛りしているんだけど、「もう手が回らない・・・」と少し嘆いてられました。肥料に米ぬかを使うことで甘い玉葱を作ることができるのだとか。
そしてそして・・・
「五色」から最終ルート「岩屋」に着きました。旅の閉めは岩屋にある「扉湯」さんです。この銭湯は、ここ岩屋の町の人々に明治時代から今日まで愛され続けており、今もその風貌を変えずに商店街の中にひっそりと建っています。

見てください!この古めかしいタイル張りの「THE SENTOU !!」いぇい

手前のピンクの湯船が井戸水を加温。奥の茶色い湯船が源泉を引いて加温したものです。
洗濯禁止!?ここで洗濯しちゃうお婆ちゃん居るんでしょうか。


岩屋温泉の源泉を加温した湯船です。随時掛け流しはしておらず、オーバーフローはしていませんでした。お湯の色は薄い茶色の単純放射線冷鉱泉。薄茶色は関西ではあんまり見ることのない泉色です。PHは7.46、源泉温度20.3度。お湯にトロミはなく、結構さらっとしていますが、保湿力は程よくあります。

この鄙び感!町に住むお爺ちゃん、お婆ちゃん、たちに昔から守られてきた歴史の深さと、馴染み深さ!島根の銭湯「元湯、震湯」に近いものを感じます。施設にある家具や時計や鏡など、一つ一つにゆっくりと「長い時間」を刻んできた跡が残されています。写真を撮ってもいいか、番頭のおばちゃんに尋ねたところ、「いいけど、こんなボロイ銭湯撮ってどうすんだ~(笑」と笑いながら答えてくださいました。いや、このボロさがいいんです!おばちゃん

こちらが地元の人たちの置き洗面器。略して「おきせん」。これがあるのが本当の銭湯。

岩屋の船着場から見る夕べは、海上のイルミネーションが光って美しいです。

淡路島。新キーワード。「鄙びた銭湯」「漁港町」「島育ちの野菜農園」、そして「パラダイス」
今までの私の思うキーワード「海」「リゾートホテル」「四国までの途中道」から一転しました。
「扉湯」
住所:淡路市岩屋1390
電話番号:0795-72-2323
定休日:基本なし 6日毎に1日
この日はTVで降水確率40%って言われていたけど、旅の同行者でもある同僚の先輩が「わたしは強力な晴れ女だから心配は要らない。」と自信まんまんで断言されておりました。
そして、彼女の言ってた通り快晴に恵まれました


今回の旅の趣旨は「海の幸を食し鄙び系銭湯巡り」


まずは腹ごしらえ、ということで、「福良漁港」付近の地元のお寿司屋さん、名前は「寿司一作」さんで獲れたての赤ウニの寿司と小鯛の押し寿司をぱくり。初夏にとれる赤ウニは甘みが詰まっていて美味しいの一言でした。

そのあと、福良の町を散策。淡路島の漁港町には、鄙び系の銭湯が結構あります。この鳴海湯さんを見つけたときも「ひえ~。King of 鄙び系!」その衝撃と同時に中へ入ろうと試みました。
。。。が、ここは廃業中らしく向かいにあるお好み屋のおばちゃんに止められました(笑)

福良から、同じく漁港町の由良へ移動。車で海岸線を飛ばします!
ぶーーーん



これは、パラダイスの概観。


この由良のお目当ては「みなと湯」さん。あいにく土曜はお休みで、温泉に入ると事はできなかったけど淡路島の下調べでインターネットを見たときに、その味のある「町のお風呂やさん」の出で立ちに感銘を受け行きたくてしょうがなくなりました。番頭のおばあちゃんが何年か前にお亡くなりになって、一時休業していたんですけど、最近娘さんが継がれて再開したとか。次は絶対中まで入って至福温泉を堪能したいです。


次は由良から「五色」に移動!五色は農業が盛んな町で、ここで採れる美味しい玉葱とお米をお土産に買いにいきます。

これこれ。美味しそうでしょう?ここの玉葱は甘くてトロトロということで最近某雑誌に紹介されたようで日本全国から電話注文が殺到しているそう。おばちゃんが1人で切り盛りしているんだけど、「もう手が回らない・・・」と少し嘆いてられました。肥料に米ぬかを使うことで甘い玉葱を作ることができるのだとか。

そしてそして・・・
「五色」から最終ルート「岩屋」に着きました。旅の閉めは岩屋にある「扉湯」さんです。この銭湯は、ここ岩屋の町の人々に明治時代から今日まで愛され続けており、今もその風貌を変えずに商店街の中にひっそりと建っています。

見てください!この古めかしいタイル張りの「THE SENTOU !!」いぇい


手前のピンクの湯船が井戸水を加温。奥の茶色い湯船が源泉を引いて加温したものです。



岩屋温泉の源泉を加温した湯船です。随時掛け流しはしておらず、オーバーフローはしていませんでした。お湯の色は薄い茶色の単純放射線冷鉱泉。薄茶色は関西ではあんまり見ることのない泉色です。PHは7.46、源泉温度20.3度。お湯にトロミはなく、結構さらっとしていますが、保湿力は程よくあります。

この鄙び感!町に住むお爺ちゃん、お婆ちゃん、たちに昔から守られてきた歴史の深さと、馴染み深さ!島根の銭湯「元湯、震湯」に近いものを感じます。施設にある家具や時計や鏡など、一つ一つにゆっくりと「長い時間」を刻んできた跡が残されています。写真を撮ってもいいか、番頭のおばちゃんに尋ねたところ、「いいけど、こんなボロイ銭湯撮ってどうすんだ~(笑」と笑いながら答えてくださいました。いや、このボロさがいいんです!おばちゃん


こちらが地元の人たちの置き洗面器。略して「おきせん」。これがあるのが本当の銭湯。

岩屋の船着場から見る夕べは、海上のイルミネーションが光って美しいです。

淡路島。新キーワード。「鄙びた銭湯」「漁港町」「島育ちの野菜農園」、そして「パラダイス」

今までの私の思うキーワード「海」「リゾートホテル」「四国までの途中道」から一転しました。
「扉湯」
住所:淡路市岩屋1390
電話番号:0795-72-2323
定休日:基本なし 6日毎に1日
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