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2010.07.31

宮城_東鳴子温泉_高友旅館

一つの湯治場で色々な泉質が楽しめる、として温泉好きの中で有名な鳴子温泉。

その中でも特に!!!

「温泉マニア」の仲間から絶大な支持を得ている
鄙び系、実力派温泉旅館「高友旅館」さんをご紹介します。
高友概観_R

「高友旅館」さんの自慢の名湯は黒湯! 
P1080622_R.jpg



なに・なに?黒湯って。色が黒いってこと??

・・・高友旅館さんのお湯は独特な効能があり、
体に蓄積された悪いものをまず出すことによって、良くしていく解毒効果
があると言われているんです。




旅館に入っていきなり、
温泉マニアの心をくすぐる理由(わけ)が分かりましたよ。

このいい感じの鄙び・・・
○ 左は廊下の踊り場にあるマッサージチェアと何故か木馬(?)
○ 右は黒湯までのアプローチ。暖簾に趣が
休憩場_R 黒湯までの廊下_R

筋金入りの湯治宿の装い・・・
○ 左は黒湯の脱衣所。湯気で朽ちた木、昭和の匂いがする扇風機など
○ 風呂場までの案内。突然、柱に張り紙
鄙び①_R 黒湯の看板_R



そして、こちらが混浴大浴場の黒湯だよー
そして黒湯につく_R



わッ。独特な温泉臭!
脱衣所の扉を開けるなり、墨汁のような、何とも言えない匂いが漂います。

同旅館のHPでは「微油臭、硫化水素臭」と記載されていますが、
これは、どう考えても墨汁の臭いです

泉質は、含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉。PH6.7。
源泉温度は58.9度。湯舟は43度ぐらいかな?
「アチッ」って、声が出るほど熱かったです。
大浴場2_R



あちらこちらに、緑やホワイトの析出物がべっとり付着した
湯口やパイプがあります。

ふーむ。
温泉好きのスイッチが入るのは、こうゆうポイントなんでしょうね
黒湯のスケール_R P1080653_R.jpg


黒湯の横にある、大浴場プール風呂。(ネーミング、そのままですが)
こちらは、また違う泉質です。
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉

大浴場プール風呂は、黒色がかった半透明。
湯質も柔らかく、黒湯より、適温で長湯しやすかったです。
黒湯_R

左は、黒湯と天井続きの婦人風呂。右は貸切風呂「もみじ風呂」
婦人用お風呂横_R 家族風呂_R

女性専用「ラムネ風呂」。ナトリウム-炭酸水素塩泉。
ここだけ油膜みたいなのが浮いていて、粒状の白い湯の花が舞っています。

こちらのお風呂は、正直な話し・・・

臭いが強すぎて、入浴を断念しました
P1080682_R.jpg



そして、木製の廊下が入り組んだ迷路のような広い館内で、
案内張り紙もなく、階段を上がったり下がったり、ぐねぐね歩いてたどり着く、

‘’高友の隠し湯’’

分かりにくい場所にあるから、
宿泊しても気付かないでチェックアウトする方も多いらしい。しっかり予習を!!
隠し湯の入り口_R



「高友の隠し湯」こと、
貸切風呂「家族風呂」(ナトリウム-炭酸水素塩泉)です。

見てみて。色が深~~い緑で、少し変った色でしょ!?油臭に墨汁が混ざったような。
飲泉すると鉄の味がするよ。
隠し湯_R



インパクトの濃い宿だったなぁ。
数ある源泉、湯治宿ならではの情緒、何と言っても独特の温泉臭!!
本気で湯治したい方、温泉マニアにとっては、教祖的な存在の宿だ思います。

ただ、私個人の感想で言うと・・・

もう少し、万人が入り易いマイルドな臭いとか、
癒される自然の景色が欲しいところかな・・・と。




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「東鳴子温泉 湯治宿 高友旅館」
(ひがしなるこおんせん とうじやど たかともりょかん)

住所:宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣18
TEL: 0299-83-3170
アクセス:JR陸羽東線「鳴子御殿湯駅」より徒歩3分/東北自動車道 古川ICより40分






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Posted at 12:09 | 宮城の温泉 | COM(3) | TB(0) |