2010.12.19
愛知_永和温泉_みそぎの湯(日帰り)
愛知県内にある普通の「商店」。

その商店と併設されるように、
宗教名が記載された旗が掲げられたお寺の本堂のような建物が!
一体なんだなんだ。


では、ちょっと寄ってみましょう。
ズーム
ギャー。怖いマネキン
近寄ってみると、お店によく設置されている来客用のブザーが何度も鳴りだします!
「ピンポーン・ピンポーン・ピンポーン」・・・でも人の気配はありません。

「霊観不動教会・・・会員以外の方は200円です」・・・??
ひとまず、無宗教の私がこちらの会員ではないのは確かなので、
神棚の前にある紙製の箱に200円を入れてみた。


そして、本堂とお隣の民家の壁との間にある、細い路地を奥へすすみます。
奥へ・・奥へ。怪しいライトが私を照らします。

と、
目の前に出てきたのは青色のトタン製の小屋。
張り紙には大きく「霊観不動教会 信者専用です 天然温泉かけ流し」
の文字。えらく信者使用にこだわるな。。
下駄箱には既に何人かの信者らしき方の靴がいれてあり、奥から話し声が聞こえます
もしかして、中で説法をされているのかドキドキしながら耳を傾ける。


「あら、奥さん、この前のお大根どうやって煮たの?」
「ちょっとお醤油をたらして、お酒いれるだけなのよ。」
「それだけで美味しく出来ちゃうの?」
「そうなのよ~。今年は大根が少し辛くて美味しいの、やってみて。」
恐る、恐る浴室の中へ入ると、そこには、
黒く変色したコンクリート製の素朴な湯舟が3つと、そこに浸かりながら話す
近所のお母さん達2人の姿が。今晩の夕食のおかずについて意見交換しているようですが、
あまりに、薄暗く、古く、不気味な雰囲気の中での他愛もない会話だったので、
私には二人の姿が滑稽にうつりました。

泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉、泉温:48.5℃(手前浴槽40℃、
奥2つ浴槽42℃)、PH7.7、匂い:微かに硫黄臭、味:薄っすら金気と硫黄の味。
※湯舟には茶褐色の細かい湯花が散乱します。
こちらが最奥にある2つの湯舟ね。
どっちの浴槽にも湯口が1つづつ付いていて新しい湯がどんどん掛け流されていました。

家庭用のホースから湯舟へ、トクトク・・・と、
勢いよく注がれるのは紛れもなく「温泉」です!
と!
ここでまた張り紙を発見。「湯を触った人は入湯禁止」だそうです。


見えるか見えないか微妙な程、汚れた鏡・・・(左下写真)
四角に3つ穴の空いた天井・・・(右下写真)
この手作り感漂う浴室に、ホンモノの(=良質の)温泉が湧いている。
ギャップがまた、たまりません!!!


最後に私は手前の一番ぬるい浴槽に浸かりながら、お母さん達に話し掛けてみました。
「すみません。お母さん達は、もしかして・・・信者さんですか?」と私。
「あら、私達は信者でも何でもないわよ~。笑笑!!
関係ないけどね、近所だから、いつも夕方になると、ここの温泉に入りに来てるわ。」
と、1人のお母さんが大笑いしながら応えてくださいました。
よくよく話を聞いてみると、こちらのご主人が熱心に信仰されている方だそうで、
温泉の常連さんが心地よく入浴できるように(つまり、マナーの悪い部外者に対して
魔よけとして)「信者しか入浴できません」というような脅かしの張り紙をあちこちに貼っておられるそう。
ふぅ。それを聞いて何となく安心した私。
しかし、「みそぎの湯」。
口に含んでみると成分の味や香りもしっかり残っており、
明らかに新鮮さな感じがする良い湯でした。
皆でみそぎ湯の信者になっちゃおう!
毎度すみません。
「アヒル」と「温泉」のボタンを1回づつクリックしていただけますか。
ありがとう~ございます♪


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「永和温泉 みそぎの湯」(えいわおんせん みそぎのゆ)
住所:愛知県愛西市大井町浦田面686
アクセス:(電車)JR関西線永和駅よりタクシー10分 、(車)東名阪自動車道蟹江ICより10分
営業時間: 7:00~21:30 (休業日は要問い合わせ)
日帰り入浴の料金:大人一名あたり 200円

その商店と併設されるように、
宗教名が記載された旗が掲げられたお寺の本堂のような建物が!
一体なんだなんだ。


では、ちょっと寄ってみましょう。
ズーム

ギャー。怖いマネキン

近寄ってみると、お店によく設置されている来客用のブザーが何度も鳴りだします!
「ピンポーン・ピンポーン・ピンポーン」・・・でも人の気配はありません。

「霊観不動教会・・・会員以外の方は200円です」・・・??
ひとまず、無宗教の私がこちらの会員ではないのは確かなので、
神棚の前にある紙製の箱に200円を入れてみた。


そして、本堂とお隣の民家の壁との間にある、細い路地を奥へすすみます。
奥へ・・奥へ。怪しいライトが私を照らします。

と、
目の前に出てきたのは青色のトタン製の小屋。
張り紙には大きく「霊観不動教会 信者専用です 天然温泉かけ流し」
の文字。えらく信者使用にこだわるな。。
下駄箱には既に何人かの信者らしき方の靴がいれてあり、奥から話し声が聞こえます

もしかして、中で説法をされているのかドキドキしながら耳を傾ける。


「あら、奥さん、この前のお大根どうやって煮たの?」

「ちょっとお醤油をたらして、お酒いれるだけなのよ。」

「それだけで美味しく出来ちゃうの?」

「そうなのよ~。今年は大根が少し辛くて美味しいの、やってみて。」

恐る、恐る浴室の中へ入ると、そこには、
黒く変色したコンクリート製の素朴な湯舟が3つと、そこに浸かりながら話す
近所のお母さん達2人の姿が。今晩の夕食のおかずについて意見交換しているようですが、
あまりに、薄暗く、古く、不気味な雰囲気の中での他愛もない会話だったので、
私には二人の姿が滑稽にうつりました。

泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉、泉温:48.5℃(手前浴槽40℃、
奥2つ浴槽42℃)、PH7.7、匂い:微かに硫黄臭、味:薄っすら金気と硫黄の味。
※湯舟には茶褐色の細かい湯花が散乱します。
こちらが最奥にある2つの湯舟ね。
どっちの浴槽にも湯口が1つづつ付いていて新しい湯がどんどん掛け流されていました。

家庭用のホースから湯舟へ、トクトク・・・と、
勢いよく注がれるのは紛れもなく「温泉」です!
と!
ここでまた張り紙を発見。「湯を触った人は入湯禁止」だそうです。


見えるか見えないか微妙な程、汚れた鏡・・・(左下写真)
四角に3つ穴の空いた天井・・・(右下写真)
この手作り感漂う浴室に、ホンモノの(=良質の)温泉が湧いている。
ギャップがまた、たまりません!!!


最後に私は手前の一番ぬるい浴槽に浸かりながら、お母さん達に話し掛けてみました。
「すみません。お母さん達は、もしかして・・・信者さんですか?」と私。
「あら、私達は信者でも何でもないわよ~。笑笑!!
関係ないけどね、近所だから、いつも夕方になると、ここの温泉に入りに来てるわ。」
と、1人のお母さんが大笑いしながら応えてくださいました。
よくよく話を聞いてみると、こちらのご主人が熱心に信仰されている方だそうで、
温泉の常連さんが心地よく入浴できるように(つまり、マナーの悪い部外者に対して
魔よけとして)「信者しか入浴できません」というような脅かしの張り紙をあちこちに貼っておられるそう。
ふぅ。それを聞いて何となく安心した私。
しかし、「みそぎの湯」。
口に含んでみると成分の味や香りもしっかり残っており、
明らかに新鮮さな感じがする良い湯でした。
皆でみそぎ湯の信者になっちゃおう!
毎度すみません。
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ありがとう~ございます♪


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「永和温泉 みそぎの湯」(えいわおんせん みそぎのゆ)
住所:愛知県愛西市大井町浦田面686
アクセス:(電車)JR関西線永和駅よりタクシー10分 、(車)東名阪自動車道蟹江ICより10分
営業時間: 7:00~21:30 (休業日は要問い合わせ)
日帰り入浴の料金:大人一名あたり 200円
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