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2012.12.06

北海道_幌加温泉_鹿の谷

「鹿の谷」
書いて字のごとく、宿の周辺に野生の鹿が現れる宿らしく、
今回の北海道旅の中で、すごく楽しみにしていた温泉の一つ。
(宿泊するかどうか、かなり悩みました。)

「あの、鹿は見れますか?」と私が宿の方に訪ねると
「あ~、鹿なら玄関でも見れるよ!」
日常茶飯事であるかのように答えられました。
外観_R
期待が膨らむ、膨らむ^^


【内湯】※混浴
「ナトリューム泉(40℃)」「鉄鉱泉(42℃)」「カルシューム泉(44℃)」
3つの泉質・温度のよって分かれたコンクリートの浴槽で出来ています。
泉質の差は余り感じず、温度の違いがメインのように感じました。
P1070197_R_20121205225025.jpg
※泉質:マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉など、泉温:70℃、PH:6.7
※浴槽の淵にカルシウムなどの白い塊がこってり蓄積しています。
※成分総計:3,889mg(分析表非掲載のため、書籍を参考)

シャワーはなく錆びて黒ずんだ蛇口。
温泉のスケールで何層にもなった床。
ちょっと薄暗い浴室。
蛇口_R析出物_R

ただ、お湯だけが塩ビ管からコンコンと出続ける。
このprimitiveな感じ
今回道東で廻った温泉の中で一番「湯治場っぽい印象」を受けました。
内湯2_R



【露天風呂】※混浴
内湯から外に出て数歩。
谷にせり出すかのように建つ、開放感たっぷりの浴槽です。
鹿の谷_R

お湯に浸かっていると、横の谷底から
鹿のかん高い鳴き声が聞こえてくるんです!
最初は何の声かも分かりませんでした。
ただ、ただ、こちらに遊びに来てくれる事を待つばかり。
かのや_RP1070281_R.jpg

露天風呂からの眺めは最高で、どこを向いても山と空だけ。
しかも温度も適温。はぁ幸せ
P1070246_R.jpgP1070265_R.jpg

余った源泉は谷の底へと流されていて、
土手が緑の藻みたいなものに一面覆われていました。
P1070256_R.jpg

なんだかかんだで待つこと30分・・・
ついに、鹿は現れず (ノД`)・゚・
やっぱり期待すると駄目なのかな~




【婦人用小浴槽】※女性専用
鹿は見れなかったもの、女子の脱衣所内にもう一つの浴室扉があるのに気づき、
少し気分をもち返しました!
(数時間前に人が入った形跡はなく)新鮮な湯が耐えずオーバーフロー。
硫黄の香りがスパイスみたいに効いていて
一番存在感があったです(^_-)v.女子_R
※温度:43℃

浴槽は狭い浴室いっぱいに置かれ、すぐ目の前は一面山の景色!
この景色と新鮮なお湯を独り占めしながらお風呂に入れるんですもん、贅沢っす。
最後に一番のお気に入り発見しちゃいました!
P1070347_R_20121206010833.jpg
女湯洗面器_RP1070295_R.jpg

とっても雰囲気のある温泉宿でした。

次は宿泊で、次こそは!
温泉に浸かりながら鹿に逢いたいです。

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「幌士温泉 鹿の谷」(ほろかおんせん かのや)
住所:北海道河東郡上士幌町幌加
TEL:01564-4-2163
入浴料:500円
営業時間:9:00ごろ~20:00ごろ
料金:(日帰り)500円、(素泊まり)4000円
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