2014.02.03
冬の荒湯地獄へ。
最近購入したスノーシューをどうしても試したくって、
またまた「弾丸ツアー」ではありますが、宮城県 鬼首にある野湯「荒湯地獄」に行ってきました。
荒湯地獄は、冬以外なら比較的簡単に歩いて行ける野湯ですが、
冬になると周辺は、約1.5mの高さまで雪が積もり、
普段履きでは、到底行くことが出来ません。
ただ殆ど、雪深い期間は人が行き来しないので、
スノーシューやスキーパンツなどそれなりの装備をして挑めば、
ふわふわの新雪を楽しむことができる、ちょっとした楽しみもあります。
さて、スタートです!
途中に出逢った案内看板。
半分以上雪に埋もれてしまってます。常に雪の上にいるとその深度がよく分からなくなります。
でも、こんな光景を見ると「雪深いところに居るんだぁ」って実感します。
周りは180℃白銀の世界!見事な晴天!
道中、想像以上に美しい景色に気をとられてばかりでした。
スノーシューだと雪の中で深く沈まないのでふわふわ浮いているような不思議な感覚なんです。
目の前に広がるグレーの地獄地帯。
ここだけ、高温の源泉が湧いているので雪が溶けてぽっかり穴が空いているよう。
木のまわりには、高さ1mぐらいの深いクレバス(氷河や雪渓などに形成された深い割れ目。)
があり知らずに足を踏み入れると、そこだけ空洞になっていて片足が落ちてしまいます。
これには、ひやっとしました。
そして、雪の上を歩くこと30分。
「さて、着いた!」
両脇を山に挟まれ、V字状になった谷底に温泉が流れ一帯が湯川になっています。
早速温度を測ったら41℃♥
夏場は上流のお湯は高温なので、なかなか適温で浸かることが出来ないのですが
雪や冷たい外気の影響で、お湯の温度が下げられていました。
大自然に囲まれての入浴!
これ以上の贅沢な景色はないですね
お湯は酸性なので、舐めると目を瞑っていまうほど酸っぱいです。
もう少し下って、上流と下流の間にある凹んだ湯船に浸かってみました。
一人用のサイズではありますが、なかなか深さがあって良い湯船です。
本流から少しそれたところにある湯船。
窪みにドカシーが敷かれ、底には白い湯花がたっぷりと溜まっています。
掻き混ぜると、白濁して一段と秘湯感を漂わせます。
私がアプローチした行程で一番、奥となるのがここ。
丸太で組まれた一番立派な湯船。底から熱い湯が自噴しているのに加え、
別のところから引かれたパイプで65℃の源泉を注いでいるので、
お湯が溢れる量も豊富で、常に湯船は鮮度の高い湯で埋められています。
白い掻き卵のような大きな湯の花がいっぱい舞い、
一番白濁が強かった湯です。
青空によって雪の白さが一層引き立ち、
そのコントラストが余りに綺麗だったので、湯船から写真を撮ってみました。
冬の荒湯は、想像以上に雪深く、
目的地から1kmも離れた林道から、既に雪が積もって
雪上車が走っていないと車で前へ進むことが出来ませんでした。
また、車を下りていざ歩きはじめても、
突然クレバスにはまって、足をとられたり道中何度か不安になることがありましたが
それでも、この時期に見れた世界は、
普段は決して味わうことの出来ない幻想的な世界で
不安を上回る価値がありました
*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:**☆
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またまた「弾丸ツアー」ではありますが、宮城県 鬼首にある野湯「荒湯地獄」に行ってきました。
荒湯地獄は、冬以外なら比較的簡単に歩いて行ける野湯ですが、
冬になると周辺は、約1.5mの高さまで雪が積もり、
普段履きでは、到底行くことが出来ません。
ただ殆ど、雪深い期間は人が行き来しないので、
スノーシューやスキーパンツなどそれなりの装備をして挑めば、
ふわふわの新雪を楽しむことができる、ちょっとした楽しみもあります。
さて、スタートです!
途中に出逢った案内看板。
半分以上雪に埋もれてしまってます。常に雪の上にいるとその深度がよく分からなくなります。
でも、こんな光景を見ると「雪深いところに居るんだぁ」って実感します。
周りは180℃白銀の世界!見事な晴天!
道中、想像以上に美しい景色に気をとられてばかりでした。
スノーシューだと雪の中で深く沈まないのでふわふわ浮いているような不思議な感覚なんです。
目の前に広がるグレーの地獄地帯。
ここだけ、高温の源泉が湧いているので雪が溶けてぽっかり穴が空いているよう。
木のまわりには、高さ1mぐらいの深いクレバス(氷河や雪渓などに形成された深い割れ目。)
があり知らずに足を踏み入れると、そこだけ空洞になっていて片足が落ちてしまいます。
これには、ひやっとしました。
そして、雪の上を歩くこと30分。
「さて、着いた!」
両脇を山に挟まれ、V字状になった谷底に温泉が流れ一帯が湯川になっています。
早速温度を測ったら41℃♥
夏場は上流のお湯は高温なので、なかなか適温で浸かることが出来ないのですが
雪や冷たい外気の影響で、お湯の温度が下げられていました。
大自然に囲まれての入浴!
これ以上の贅沢な景色はないですね
お湯は酸性なので、舐めると目を瞑っていまうほど酸っぱいです。
もう少し下って、上流と下流の間にある凹んだ湯船に浸かってみました。
一人用のサイズではありますが、なかなか深さがあって良い湯船です。
本流から少しそれたところにある湯船。
窪みにドカシーが敷かれ、底には白い湯花がたっぷりと溜まっています。
掻き混ぜると、白濁して一段と秘湯感を漂わせます。
私がアプローチした行程で一番、奥となるのがここ。
丸太で組まれた一番立派な湯船。底から熱い湯が自噴しているのに加え、
別のところから引かれたパイプで65℃の源泉を注いでいるので、
お湯が溢れる量も豊富で、常に湯船は鮮度の高い湯で埋められています。
白い掻き卵のような大きな湯の花がいっぱい舞い、
一番白濁が強かった湯です。
青空によって雪の白さが一層引き立ち、
そのコントラストが余りに綺麗だったので、湯船から写真を撮ってみました。
冬の荒湯は、想像以上に雪深く、
目的地から1kmも離れた林道から、既に雪が積もって
雪上車が走っていないと車で前へ進むことが出来ませんでした。
また、車を下りていざ歩きはじめても、
突然クレバスにはまって、足をとられたり道中何度か不安になることがありましたが
それでも、この時期に見れた世界は、
普段は決して味わうことの出来ない幻想的な世界で
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