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2014.06.29

島根_小浜温泉_才市の湯

島根たびの続き。

温泉津温泉街から歩いてすぐの立地にありながら、
どこかひっそりとしていて、地元方で賑わっている雰囲気の共同浴場

「小浜温泉 才市(さいち)の湯」

明治~昭和初期にかけ、多くの「詩」を残した石見出身の仏教篤信者「浅原才市」さんの
名前にちなんでつけられたんだそうです。

浴場は16時にオープンという時間的なハードルもあり、
温泉津温泉に行っても、なぜか小浜温泉にはなかなか行く機会がありませんでした。
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古い町並みにある「温泉津温泉の看板」
この看板を見ただけで、「遥遥この地へ来れた」ってことに嬉しくなるんですね。
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この辺り、古い木造家屋が立ち並び、
建物と建物の間に1人通ったらいっぱいの細い路地がたくさんあります。
昔ながらの港町・・・才市の湯はこんな町の中に佇みます。
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駐車場に車がいっぱい停まっていたのを見たので、
てっきり私はお客さんがいっぱいだとばかり思っていたのですが、
脱衣所のドアを開けると誰もいません。
「あれ?誰もいない。」  と拍子抜けな感じの私。
「車は近所の方が止めているだけよ。今は誰もいないからゆっくり入れるわよ♪」 と番頭さん。
なんだか、都会と違って大らかな空気が流れているように感じました。
こういうゆったりとした雰囲気に私たちは癒されるんだろうな。
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才市の湯の浴室を見たとき、少し別府の共同浴場を思い起こしました。
和の中に少し西洋的な雰囲気も感じます。淡い水色の壁には、才市の詩が飾ってありました。
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※源泉名:小浜温泉 才市の湯、泉質:ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉、泉温:26.4℃
は源泉温度が低い(26.4℃)ため、加温。成分総計:7650mg/kg
※微炭酸味とお出汁味、塩味、金気臭


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※写真左:才市の詩


「カンカンカン・・・・」
ボイラーで湯を沸かす音が鳴り響きます。
その音を聴きながら風情たっぷりの浴室を味わいました。
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帰り際、脱衣所にあったあるものに目がとまりました。
大事なことだけど、日々忘れがちなこと。
共同浴場でこういった「張り紙」を目にすると、こころが温かくなるんですよね。
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温泉津の薬師湯や元湯の風情もなかなかのものがありますが、
「才市の湯」も同様に浸かった後、何とも言えない充足感があります。
なんて言うのか・・・浸かっているだけで「有難い」感覚です。
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さて、お待ちかねの温泉津の町へ行くか^^

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「小浜温泉 才市の湯」
住所:大田市温泉津町温泉津
営業時間:16:00~20:30 ※定休日:毎週月曜日
料金:大人300円 
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Posted at 23:50 | 島根の温泉 | COM(4) | TB(0) |