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2014.06.03

穏やかで、ありがたい時間。

湯めぐりをしていて、こういう出逢いがあると
旅が終わった後も、ずっとずっと心が温まっているような気分になります。

「あ~ほんとうに、いい時間だったなぁ。」
心の中で思い返します。

島根の湯めぐり紀行。
次は地元のお父さん、お母さんに迎えられてのあたたかな湯。

川のほとりにある、湯小屋は周りを緑に囲まれてポツンと1軒。
どこかひっそりとしていて、秘湯の雰囲気が漂います。

この湯小屋、地元の方が好きなときに入られるようなシステムなので、
普段は鍵が閉まっているのですが、偶然この日は草刈の日だったらしく、
近所の方々が10名ぐらいが集まって、中で温泉に浸かったり、食事をとったりしておられました。

外観ひき


目の前はぱっと開けた渓谷。
空気はおいしい。
肩の力が抜けるぐらい自然が溢れる地。
P1430961.jpg


「うふふ。浴室見たら、びっくりするわよ!はい、開けるわよ!!」
私が驚く事を予測しているかのように、勢いよく浴室の扉を開けてくれたお母さん。
そこには素朴なブルーのポリバスとオレンジ色の湯が溜まっていました。
から
※湯小屋から3Kmぐらい入った山の中に源泉が自然に湧いているのを引湯しているそう。


「素敵。素敵すぎるぅ~
余りの素朴さに感動する私を見て、お母さんはちょっと期待外れだったかもしれません^^
サイダーみたい入る2


蛇口からでる鉱泉は冷たく、口に含むとしっかりとした塩味がし、
口の中でパチパチと炭酸が弾けます。
80歳になると言うお父さんいはく、昔、子供のころ、この鉱泉にお砂糖を入れて
サイダーのようにしてよく飲んだのだそうです。ちょっと、塩味のするサイダーなのかな。
P1430937.jpg


お風呂上り。
お父さん、お母さんとコタツを囲んで宴会です^^
皆で持ちよった「五目御飯」それに「焼き鳥」、「から揚げ」・・・・
たくさん笑って、たくさんご馳走になりました。
からあげP1430942.jpg

・・・・・
気付いたら、すでに1時間が経過・・・
予想以上に時間が経つのが早く、時計を見て焦ってしまいました。


帰り道。
川を挟んで遠くに見える湯小屋の窓から、3-4人のお母さん達が
大きく手を振ってくださっているのが見えました。
それに気付いて手を振り返すわたし。
手を振って

この上なく、穏やかで、ありがたい時間です。

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あしたから、
1週間ほど出掛けてきます♡
また来週お会いしたいです^^
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Posted at 23:43 | 島根の温泉 | COM(9) | TB(0) |