2014.07.21
宮城_ かもしか温泉
昨年大雨で断念した宮城蔵王にある野湯
「かもしか温泉」に行ってきました。
約30年前まで、ゲートから徒歩1時間ぐらいのとこにあった山荘の源泉地で、
宿がなくなった今も未だ、コンコンとお湯だけが湧いています。
しかし、最初から小雨と視界を阻む真っ白の霧・・・・
毎年、この時期にかもしか温泉に行こうとすると天気が崩れるのは、
一体、どーして??Σ( ̄ロ ̄lll)
とは言え、2年連続断念するなんて考えられず・・・
雨にまみれながら、出発しました。
【出発 8:56】



片道の距離は約3.46km、行きはとにかく降下です。(高低差202m)
途中、予想以上に藪が生い茂っていて唯一ある細い登山道を阻みました。
手で掻き分けながら、下りました。

途中に川が3ヶ所ぐらい出てきます。
最初の川は有志の方がつけてくださった橋があったのでそれを渡りました。
この辺り、川一面に鉄分のようなオレンジ色ものが付着していて、
ほんわりと硫黄の香りがするんですよね、きっとどこかで温泉が湧いているんだろうな。

最後の川は幅約2mの小ぶりなものです。
橋がないので大きい石をつたって歩きます。
こんな雨続きでも、増水していなくて良かった^^

温泉まで、もうあと一息という所で、辺りが緑からガレ場に変わります。
そして、急斜面の上の方から沢水と温泉が混ざったものが「ザアザア」と
音を立てながら流れ落ちてきます。あともう一息、上へあがってみる。

足元には、噴気孔があったり、熱い源泉が流れていたりします。
足を突っ込まないように気をつけて歩きます。


※写真左:噴気孔。ぐつぐつ煮えたぎる音が聴こえます。 ※写真右:64度の源泉
・・・そして。
【到着 10:40】
ついたー!
「かもしか温泉」
疲れが吹っ飛ぶ瞬間です。

ガレ場の中に佇む石で組まれた湯船には、上から流れ落ちてくる沢水と源泉が溜まり
適温(43℃~44℃)の湯で溢れています。辺りは予想以上に濃い硫化水素ガスで満ち、
数分、湯船に浸かっているだけでもしんどくなるぐらい。

※沢の水が混ざっているので舐めると硫黄の味がするぐらい。さっぱりとしています。
底に溜まっている泥の間から気泡となって、新しいお湯が湧き続いています。
所々熱いので、適温のベストポジションを選んで浸かります

急斜面には巨石がゴロンゴロン・・・
少しでもバランスが崩れると落石もあるような、危険と隣り合わせ。

でもね、晴れの日には素晴らしい絶景が見られるんだそうですよ。
ご覧のように、本日はガス空で何も見えませ~んが

リュックや服、靴の中まで、雨でびしょ濡れになりましたし
絶景も欲張りは出来ませんでしたが、
この雨の中、かもしか温泉へたどり着けただけでも幸せです
改めて、東北の温泉のスケールの大きさを感じました。
◆行きは1時間30分、帰りは1時間45分でした。
*:;;::;; *:;;;;;;:**:;;;;;;:***:;;;;;;:*☆
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「かもしか温泉」に行ってきました。
約30年前まで、ゲートから徒歩1時間ぐらいのとこにあった山荘の源泉地で、
宿がなくなった今も未だ、コンコンとお湯だけが湧いています。
しかし、最初から小雨と視界を阻む真っ白の霧・・・・
毎年、この時期にかもしか温泉に行こうとすると天気が崩れるのは、
一体、どーして??Σ( ̄ロ ̄lll)
とは言え、2年連続断念するなんて考えられず・・・
雨にまみれながら、出発しました。
【出発 8:56】



片道の距離は約3.46km、行きはとにかく降下です。(高低差202m)
途中、予想以上に藪が生い茂っていて唯一ある細い登山道を阻みました。
手で掻き分けながら、下りました。

途中に川が3ヶ所ぐらい出てきます。
最初の川は有志の方がつけてくださった橋があったのでそれを渡りました。
この辺り、川一面に鉄分のようなオレンジ色ものが付着していて、
ほんわりと硫黄の香りがするんですよね、きっとどこかで温泉が湧いているんだろうな。

最後の川は幅約2mの小ぶりなものです。
橋がないので大きい石をつたって歩きます。
こんな雨続きでも、増水していなくて良かった^^

温泉まで、もうあと一息という所で、辺りが緑からガレ場に変わります。
そして、急斜面の上の方から沢水と温泉が混ざったものが「ザアザア」と
音を立てながら流れ落ちてきます。あともう一息、上へあがってみる。

足元には、噴気孔があったり、熱い源泉が流れていたりします。
足を突っ込まないように気をつけて歩きます。


※写真左:噴気孔。ぐつぐつ煮えたぎる音が聴こえます。 ※写真右:64度の源泉
・・・そして。
【到着 10:40】
ついたー!


疲れが吹っ飛ぶ瞬間です。

ガレ場の中に佇む石で組まれた湯船には、上から流れ落ちてくる沢水と源泉が溜まり
適温(43℃~44℃)の湯で溢れています。辺りは予想以上に濃い硫化水素ガスで満ち、
数分、湯船に浸かっているだけでもしんどくなるぐらい。

※沢の水が混ざっているので舐めると硫黄の味がするぐらい。さっぱりとしています。
底に溜まっている泥の間から気泡となって、新しいお湯が湧き続いています。
所々熱いので、適温のベストポジションを選んで浸かります


急斜面には巨石がゴロンゴロン・・・
少しでもバランスが崩れると落石もあるような、危険と隣り合わせ。

でもね、晴れの日には素晴らしい絶景が見られるんだそうですよ。
ご覧のように、本日はガス空で何も見えませ~んが


リュックや服、靴の中まで、雨でびしょ濡れになりましたし
絶景も欲張りは出来ませんでしたが、
この雨の中、かもしか温泉へたどり着けただけでも幸せです

改めて、東北の温泉のスケールの大きさを感じました。
◆行きは1時間30分、帰りは1時間45分でした。
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