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2016.03.23

熊本_うしず温泉 うしず食堂

三日連休は、久々の家族旅行を兼ね黒川温泉で1泊してきました。

その途中、どうしても立ち寄りたかったのが「うしず食堂」さん。
以前からその存在は知っていたのですが、なかなか訪問する機会もなく時間が経ってしまいました。

国道442号線沿いに突如現れる鄙びた木造瓦屋根。
「う・し・ず」と書かれた青い暖簾は年月が経ち、やや色あせて白っぽくなっていました。

まわりは「看板」も「のぼり」もな~んにも無い。
外観から見る限り、何を食べさせてくれるのか想像がつきません。
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『あ~、予約の●●さん!?先にご飯食べるやろ?』
店内に入ると小国弁のおばあちゃんが笑顔で迎えてくださいました。
メニュー表を見る限り、食事は「焼肉定食2000円」のみのようです。
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豪快な量の牛肉とお野菜、そして丼ぶり飯(漬物付)と味噌汁に煮物。
セットで出てきたお料理は全ておばあちゃんの手造り。2000円では贅沢過ぎる程の量と味でした。
おばあちゃんが、お盆に載せて1品1品運んできてくださる光景にどこかほっこりします
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※食べてる画像でごめんちゃい。


焼肉定食を食べた記事だけでは終わらないです~。
食後は、食堂の裏にあるお待ちかねの温泉へ 
おばあちゃんのお母さんが『再三、温泉なんか出るもんか!』と言っていたそうですが、
20年前に掘ってみたら驚くほどドバドバの温泉が湧いてきたんだとか。
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浴室の扉を開けると、湯気とともに物凄い量のお湯が床に溢れていました。
お湯の色は薄い玉虫色、パール色っぽくも見えます。
思わず、絶句!「これは、スゴイ
想像していた以上の''洪水っぷり''が嬉しくて仕方ありませんでした。
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しっかりとした金気臭が漂い、少しつるつる感もあり「浴感」をしかりと楽しめるお湯です。
泉質も黒川温泉にやや近いですが、こちらはしっかりとマグネシウムが入っているのが特徴的でした。
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※泉質: ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉、泉温:43℃


夏には露天風呂にもお湯を張るそうですが、その分内湯に配湯する量が減ってしまうので、
これだけの温度とオーバーフローを保つのは難しいそうです。内湯だけでも、充分しあわせ。
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P1050645.jpgP1050676.jpg

こちらは、もう一方の浴室です。
光が差し込んで、パール色に輝くお湯はやっぱり綺麗。
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この溢れっぷり、カメラで寄りたくなっちゃうんですよね~。
見て見て、このお湯の波 (o‘∀‘o)*:◦♪
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手造りの美味しい定食。
田舎の雰囲気を高めてくれるおばあちゃんの小国弁。
そして、何よりお湯の良さ。
どれをとっても素晴らしく、最高の気分に浸っていたのでした。

湯あがりに脱衣所で、買ったばかりのLumix GF7ちゃんを床に落とし
再起不能にしてしまうまでは・・・・・

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「うしず温泉」
住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字阿蘇万願寺7908
TEL:0967-42-1429
入浴料金:500円(電話で要予約)
営業時間:11時~夕方
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Posted at 14:49 | 熊本の温泉 | COM(6) | TB(0) |