2017.05.18
宮城_アブラ臭と豪快な自噴泉
先週末は八丈島に行く予定で、早朝に空港まで行ったものの・・・
強風のため全便とも欠航

島モード全快の軽装とリュックサック姿で、途方に暮れていたわたし。
「せっかくの週末なのに、おとなしく帰るなんて・・・涙」
半泣きで、出発ロビーに立ち、数分考えこんだ末、
気持ちを切り替え、進路を東北に変更♪♪
その潔い決断が良かったのか、偶然行った東北で素敵な野湯に出会いました。
山の中に人知れず湧く自噴泉。
物凄い湯気をあげ、高温で大量のお湯が川へと流れ落ちていきます。
源泉から川にかけては、析出物のドームなっていて見ごたえがありました。

源泉が流れて出来た、黒い鱗状の析出物。
まさに自然がつくった芸術品なわけで、、こういうのテンションを高めてくれます。

地表からボコボコと音をたて、70℃近くある湯が湧き出る源泉は地獄そのもの。
その温度の高さや湧出量にも驚きましたが、注目すべきは匂いです!
クレゾール臭(病院の薬品臭)のような強烈な香りが辺り一帯を覆います。
今まで様々な野湯に行きましたが、こんな特殊な香りがするのは今回がはじめて。
「アブラの森」と名付けてみます


動画を撮ってみたよ。見てね↓
【動画】アブラ臭と自噴泉
何と小さな噴泉塔もあるじゃないですか

噴泉塔の先端からは、熱々の源泉が噴き出しており温泉の成分で鱗模様になっていました。実は、わたし・・・これが噴泉塔だと気づかず、ついつい手をついてしまい火傷しそうになりました


いてもたってもいられず、早速、源泉と川の水が混ざるポイントを探しました。
70℃の源泉と冷たい川の水を混ぜ、適温の湯船にするのですが、これが、なかなか難しい・・・


「冷たい・・・いや、熱い!」
を繰り返し叫びながら、漸くお湯にありつけました。かなり、プリミティヴな入浴を楽しんだという感じです。

しかし、しつこいようだけど、温泉の香りは本当に強烈なんです。
アブラ臭がお好きな方だったら、この森が病みつきになるはず。

地表から高温のお湯が煮えたぎる様は、
見とれてしまうほど圧巻で、
東北の温泉力を改めて感じさせてくれる光景でした。
・・・鼻にツンとくる、香りもね。
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