2017.12.18
鳥取_吉岡温泉 吉岡温泉館(上湯)
温泉地名としては、決して全国的には有名ではないですが、
共同浴場文化が根付いた小さな小さな温泉地
「鳥取県 吉岡温泉」
ちょうど落ち着く規模感、観光地化されていない温泉街の雰囲気に惹かれ、関西から週末に泊りにやってくる人も少なくありません。
そんな吉岡温泉のシンボル的存在である「上湯」と「下湯」が来年3月末で閉鎖され、
4月からは新設の温泉施設に統合されるという情報を聞き、(どうしても解体前に、あのレトロな浴場に浸かりたい!)と、わざわざ東京から戻ってきたのでした。
私が初めてこの地を訪れたのは、2012年。
もう5年も前のことになるのかぁ。。。時が経つのは早いですね。

まずは「吉岡温泉館」上湯へ。前回訪れた時もそうでしたが、土曜日のお昼だというのに観光客がそぞろ歩きしている訳でもなく、まわりは静かです。人とすれ違うとすれば、洗面器をもった地元のお母さん。ここは、じっくりとお湯と向き合って身も心もリラックスしたいという方には絶好のロケーションだなぁと、改めて思いました。

裏口で撮影。この日のために、夜遅くの新幹線に乗ってワクワクしながら帰阪したのですが、無理しすぎたのか風邪をこじらし、くしゃみと鼻水がとまらない・・・悪コンディションでした(反省。)でも、吉岡温泉行きは諦めれなかったのです。

温泉館内もレトロな造りです。

『うわ~!これ、これ♡懐かしいなぁ』
5年前に味わったレトロな雰囲気が今もちゃんとそこにはありました。本日の吉岡温泉も絶好調に熱々で新鮮!外気温で凍えた身体をシャキッと温めてくれます。3分もすればユデダコ状態になりますが、この熱い湯がたまらない。

※特別出演:OJ様からいただいた緑湯タオル!ありがとうございました(^^♪大事に使わせていただきます。
お気に入りのヴィーナス像の湯口。この湯口が更に一層、レトロでオシャレな雰囲気を醸成してくれます。この湯口は女湯だけの特権なんだもんね♡

お湯で言えば、鹿教湯温泉の高梨共同浴場の浴感と似ているかもしれません。とにかく朝一に浸かると目が覚めるような湯です。これだけビジュアルも良く、いい温泉が湧いているのに何故か三朝や岩井の知名度に比べて圧倒的に知られていないのが不思議です。アクセスのしにくさもあるのかなぁ。でも本当にいいお湯で私はここが大好きです


※吉岡温泉、泉温:50.5℃、pH:7.9、単純温泉、成分総計:538mg/kg
こちらが新しい温泉館の設計図です。(なんだか総湯チック?)見た目は立派なんですが、個人的には今の共同浴場のほうが好きかなぁ。

小ぶりな湯船に地元の方と肩を並べて浸かり、何気ない日常の会話をする・・・
そこには何物にも代えがたい、共同浴場ならではの魅力があるからです

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「吉岡温泉館(上湯)」
住所:鳥取市吉岡温泉町749-1
営業時間:8時~22時
料金:200円
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