2018.09.23
北海道_阿寒川沿い野湯群(ウェンフラの湯他)
「え!!何これ!知らなかった!!」
この温泉との出会いは昨年の秋、偶然観ていたBSのテレビ番組でした。
テレビの画面から目の飛び込んできたのは、
川の脇から物凄い量の温泉が湧出し、
見たこともないような巨大な噴泉丘が姿を現し湯気を上げる様子
それはもう、温泉好きには堪らない魅惑のシーンの連続で衝撃的な映像でした。
もちろん、わたしの♨触覚はすぐさま反応し、
次年度の北海道行きを決定したのです。
(相変わらず、温泉に関してのフットワーク軽いわたし 笑)
そして・・・・・
先週、念願の阿寒川行きを決行してきました

写真に写りこむ3本の赤い筋見えますか?実はこれ温泉なんです。

阿寒川流域では、岸の至るところから温泉が湧出しています。湧出量10桁以下のチョロチョロのお湯から、ぼこぼこと音をたてながら湧く大量のお湯まで。その種類はいろいろ。とにかく、その源泉数の多さに目を奪われます。

20分ぐらい川沿いを歩くと・・・

川の中から湯気をあげながら温泉が湧いている場所も。源泉は70℃ぐらいの高温なので、川の水との温度差が激しくなかなか浸かるのは難しいですが、その光景は神秘的で見るだけでも心躍ります。

ここにも。無数の気泡が出ている、湯だまりがあります。とっても高温。徐々に足元がぬかるんできます。

そして、30分ぐらい。周辺に鉱物臭のような香りが強く漂いはじめたころ。つ、ついに会えました。
「うおぉぉぉー、ラスボス来たーーーヽ(≧∀≦)ノ」 その噴泉丘は想像よりも大きく、カラフルで印象的!!

噴泉丘のてっぺんからは75℃の源泉が湧くお釜があり、湧き出た温泉は丘を這うようにして川に流れ落ちていました。そして川の水と混ざりあい一帯が40℃弱の生暖かい温度になっています。これはもう噴泉パラダイス♪(以下動画)
http://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=201809233nHSmtVV

やっと出会えた感動で、すぐさま服を脱ぎ捨て・・・イザ、入湯です(*^^*)温泉の香りはそれほど強くはないですがクレゾール系のアブラ臭。香りも個性的です。

※ウェンフラの湯、源泉温度約75℃、湧出量1200ℓ/分(推定)、金気臭、アブラ臭
噴泉丘のすぐ横には、別の源泉が湧いていました。ウェンフラの湯のように湧出量は多くないものの、小さな穴からボコボコと音をたてながら高温の温泉が出ており、その熱さで周辺の川の中では鰻の赤ちゃんやエビが蒸し上がっていました。(以下動画)
http://video.fc2.com/content.php?kobj_up_id=20180923YNhMzQGA

蒸し上がった鰻さん。温泉の熱さを物語っています。

で、やっぱり、ここでも湯浴み。この一帯、川の底からも高温の温泉が気泡となって湧いているんです。だから、浸かっているとお尻が火傷しそうになり(笑) 「ぎゃ・・熱っ!冷!!」なんて叫んでました。

川の至るところから湯気を上げ自噴する温泉。
「綿あめ」のような甘い香り漂うカツラの木の群生。
秋の陽光に輝く阿寒川の水面。
すべてが想像を絶するほど美しく、そして、壮大で、
普段、温泉にしか興味がない私でも、その自然の神秘に目を奪われてばかり。
今回は、北海道、いや、阿寒川の自然の素晴らしさを再認識する旅となりました。
この感動を一緒に味わってくれた仲間に、心から感謝です。
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