2019.05.26
長野_湯俣温泉(河原の湯)
「そうだ!湯俣に行こう!」
半年前から目指す予定で準備を行ってきた残雪の「白馬鑓温泉」を諦め、
同じく長野県にある「湯俣温泉」に行先を変更したのは出発の3-4日前のこと。
4月に降った雪のせいで残雪の状態が不安定になり、
表層雪崩の危険もあるというので雪山装備に慣れない
私は悩んだ末、どうしても諦めなければならなかったのです。。
(ちなみに、雪山装備購入だけで二桁は行きましたから本心は決行したかった ( ;∀;))
で、兼ねてからの課題でもあった湯俣に気持ちを100%置き換えたのでした。
まぁ、よく考えたら「5月の湯俣」だって雪解け水で増水ぎみだし、
グッドコンディションな季節とは言えないのだけど。
【5月11日 AM 11:45】
ちょっと遅めのスタートで七倉山荘をタクシーで出発!七倉山荘から高瀬ダムまでは一般車は入ることができないんです。だからピストン走行のタクシーさんを利用(*‘∀‘)

【5月11日 PM 12:00】
高瀬ダムからはずっと歩き。まずは3つのトンネルの中をくぐっていきます。

ちなみに・・・トンネルの中にも温泉が湧いているところが💛温度は30℃前後。
「うひょひょー♪誰かビニールプールはもってない!?」

暗くて・寒くて・長ーい、トンネルは退屈でしたが、トンネルを出ると眩しいほどのエメラルドグリーン色に染まったダム湖!!遠くには雪をかぶった北アルプスの尾根が見え、日本じゃないような壮大な光景に心が弾みます。

今日はテント泊なので、60mℓのリュックを担いでます。。(いや~、重い!山屋さんに怒られるかもしれないけど、歩き始めから重さでやられそうに。。)

途中、季節外れの桜が咲いていました。なんか、この時期に桜って、得した気分。。。

【5月11日 PM 15:30】
写真撮ったり、お弁当食べたり・・・なんやかんやスローペースで湯俣温泉に到着。川を渡った最奥に、一軒宿の「晴嵐荘」さんが見えてきました。ただし、晴嵐荘さんは昨年の豪雨で被害を受け、現在は休業中。私がテント泊する理由はこれでした。

ちなみに、手前は豪雨で崩壊した吊り橋。これが直らないと晴嵐荘さんへは渡渉しなきゃなんないようです。

「さあ、日が暮れる前に温泉ダー!!!」
晴嵐荘から15分ぐらい川沿いを上流へ歩くと、河原に自然に湧き出た温泉が幾つもあり、モウモウと湯けむりをあげていました。これぞ、パラダイス!!!辺り一帯は硫黄臭が漂い、やっとこさ温泉に来た気分を味わえた嬉しさでテンションMAXなのでした。。

激熱で浸かれなかったけれど、少し緑色っぽい色をした湯だまりもありました。(これ、環境整備して川から水を投入したら気持ちいいだろうなぁ・・・。じゅるじゅる。)

念願の湯俣温泉河原の湯に浸かったよー(´ω`人) 1つ前の写真にあった緑色の湯だまりから少し下流に向かうと、超A級の絶景温泉がありました。遠くに見える白い雪帽子をかぶった尾根!この時期ならではの新緑!!こんなご褒美はなかなかないでしょ!?

※実測40℃、微硫黄臭、無色透明(時間が経つと薄緑色に変色)、無味
黒っぽいお湯が自噴する湯だまりも。

この一帯は高温の源泉が川底から自噴していて、川の水と混ぜて浸かるのですが、足やお尻が「熱!」、「冷た!」、「熱!」・・・・の状態になっちゃうんでサンダルを履いて入湯


※実測42℃(ところどころ高温)、強硫黄臭、黒っぽい湯の花、無味
ブラック温泉(仮称)に入湯ーー♨ 動画も観てね→【動画】湯俣温泉_河原の湯

思う存分温泉を満喫した後は、晴嵐荘付近に設置したテントに戻って夕食♪すいとんとチーズフォンデューをいただいきました♪5月と言えど、標高1400m程のこの地の夜は気温10℃を下回る寒さ!そんな時、このあったかメニューがたまらなかったです。



さぁ、翌日は噴湯丘を目指しますぞ(o‘∀‘o)*:◦♪
後編へつづきまーす。
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「湯俣温泉」
所在地:長野県大町市平高瀬入国有林
※晴嵐荘さんという一軒宿が最寄りのお宿さんです。
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