2020.07.05
復活したよ!梶山元湯!~お風呂篇~
さぁ、梶山元湯に着いたのでお湯を溜めていきます。
野湯って、そもそも自然のものなので、体験プログラムみたいなサービスを始める事で人の手を加えられ過ぎると、「味わい」がなくなっちゃうんじゃないか?・・・なんて心配もあったんだけど、梶山元湯は快適に浸かれる最低限度の清掃や整備がなされていて、野湯のワイルド感もちゃんと活かされてます^^

着いて驚いたのは、洞窟の奥が25m以上あるということ!ちょうど25m地点でトルコのパムッカレみたいな析出物の棚田があり、そこからお湯が大量に湧いています。更にその奥は空洞が小さくなり這っていかないと進めません。しかし、明治時代に誰が何のために手掘りでこんな奥まで洞窟をつくったのか、、、、謎は深まります。

待ってる間、洞窟から目の高さにある白馬岳を眺めてました。「白馬、今日も綺麗だね~!」なんて話されてる方もいらっしゃったり、皆、この秘密基地からの絶景を堪能していました✨ちなみに脱衣所はないので、洞窟脇の平坦なところで着替えたよ。

40分後、足首ぐらいしか溜まっていなかった湯が、やがてオーバーフローになり・・・・・

梶山元湯 かけ流し風呂のでっきあがり~。

念願の入湯ーーヾ(*´∀`*)ノ
な、なんと肩まで浸かれるなんて驚きでした💦これも地元の肩が洞窟入り口に岩を積み上げてくださったりしてできた努力の賜物。有難くて涙が出そうでした。お湯は38℃のぬるめ、そのせいか113mg/kgしか含まれない炭酸ガスの清涼感が感じられます!洞窟の奥に行くと息苦しさまで感じられ、実際にはもっと炭酸ガスが多いのでは?と思いました。

糸魚川市長と根知の職員の皆さんと混浴♪糸魚川市長は、この梶山元湯を復活させるプロジェクトの発起人でもあります。もともと根知出身の米田市長、自分の故郷の「宝物」が生き返って何とも言えない嬉しそうな表情でした。“地元愛”って素晴らしいなぁ~、米田市長はじめ根知の皆さんの生き生きしたお顔を見て改めて感じました。

「ババンバ・バンバンバン♪あ~ビバのんのん♪』あまりにも気持ちがいいので、みんなで歌を歌いました(笑)動画におさめたけど、編集に時間がかかりそう。。

※源泉名:梶山湯川温泉、泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉、泉温:38.2℃(実測38.5℃)、pH7.2、成分総計2088mg/kg(特記:Fe2+0.4mg、CO2113.6mg、HCO3-1059mg、Cl-199.6mg)
※動画もみてね⇩
【動画】梶山元湯 地元の方の入浴リポート
洞窟付近の河原でお昼ごはんに、予め調達した根知の笹寿司をいただきました。とにかく、お米が美味しくてびっくり(*_*)

最後に全員で記念写真をぱちり♪今回の発見2つ。「梶山元湯が素晴らしく快適な野湯だった」それと、「素朴で温かく、地元愛に溢れた人たちが集まる地区が日本に存在してる!」ってこと。これだけでも、すごい価値高い1日でした。

「新潟県」って、小さい頃から関西に住んでいた私からするとアクセスが悪く遠い存在だった。たとえ全国の湯巡りをするようになってからでも。でも、いいお湯と人と出会った事でグッとその距離が近くなったように感じました。

そんな訳で、改めて「洞窟体験プログラム」、6/27から受付されてます~!
期間限定なので、みなさん、ぜひ機会があれば行ってみてください↓
◆梶山元湯 洞窟温泉体験プログラム
https://nechimirai.com/kajiyama/pg809.html
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「梶山元湯 (源泉名:梶山湯川温泉)」
住所:新潟県糸魚川市梶山字湯沢
連絡先:根知未来 洞窟体験プログラム(行きたい方は、上記URLまで)
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