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2020.09.12

北海道_然別峡 かんの温泉 ~その②~



『あのぉ、然別峡野湯群は未だあるんですか?』
ロビーに貼ってあった張り紙を見て、ちょうど6年前、宿からすぐのユーヤンベツ川沿いに湧く、幾つもの自然湧出泉に出会った事を思い出し、宿で一番古株のスタッフさんだという男性に尋ねてみました。何でもこの周辺の野湯にすごく詳しい方なのだとか。
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※然別峡野湯群の記事↓
http://shifukuonsen.blog94.fc2.com/blog-entry-781.html


『ええ、ありますよ。でも、この雨じゃあねぇ、湯船が浸水してるかもしれませんね。この張り紙に書かれた湯船の他にも、い~っぱい岩の間から温泉が染み出てる所があるんですよ。ペットボトルで浴びる方なら、何湯でもゲットできますよ。アハハハハ。』
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※然別峡野湯群 崖下の湯


(この男性、ただ者ではないな。)とわたしは確信しました。何でも、ここ「かんの温泉」には、温泉マニアを始め、貸切温泉マニア、湯口マニア、湧水マニア、色んな方が来られるそうで、そんなマニアさん達との楽しいエピソードを色々教えてくださいました。
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その話が面白くって、気づけば1時間以上^^いや、改めて、「やっぱり私はスタッフさんとコミュニケーションが取れるぐらいの距離感の宿が好きだなぁ」と、しみじみ感じましたよ。もう1つ興味深かったのは、もとオフロードバイカーだったというこの男性が、温泉の湯使いに拘りを持っていて、また、道内の他の温泉にも詳しく、彼自身が温泉マニアではないかということです(笑)
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という訳で、かんの温泉の魅力、その②
スタッフさんがマニア(?)で、お話が面白いこと~



さて夕食。特記したいのは、「鹿肉のソテー」の美味しさ!ジビエ苦手な私にとって、この鹿肉の臭みのなさと歯ごたえの良さは会心の一撃でした。しかも、厨房でコックさんが食べる直前に焼いてくれるので熱々ほくほくなんです。
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あと、新得町の名物「お蕎麦」も格別でした!近所で獲れる食材たちがここまで美味しいのは、北海道の特権としか言いようがないです。
魅力その③食事が美味しいこと~
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お部屋については、湯治宿というよりも高級ホテル!ふかふかのベッドに非常用の暖炉まであります。居心地は抜群なんですけど、ちょっとだけ我が儘言わせていただくと、私は畳に煎餅布団の方が落ち着きます(;'∀')
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翌朝は、日帰り温泉棟で昨日と違った湯船を温泉を楽しみました。
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かんの温泉は、旧経営者から2008年に電気設備会社の温泉好き社長が買い取り、経営を引き継がれたそうですが、
温泉好きのDNAはしっかりとスタッフの方に浸透しているというか・・・そういうスタッフさんが集まったというか・・・
まぁ、その魅力は温泉だけにとどまらず、ここで働く「人」からもひしひしと感じたということです。


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ご清聴、ありがとうございました(^^♪

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「然別峡 かんの温泉」
予約 050-5319-4068 問合せ 050-5319-6223 
〒081-0344 北海道河東郡鹿追町字然別国有林145林班
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