2021.01.10
鹿児島_霧島温泉 旅の湯
野湯に行った後に施設のお風呂に入ると、まるでスキーの後に浸かる温泉のように、
その“温かさ”と“快適さ“にホッとする・・・なんてことがあるんですが、まさに、こちらのお湯がそれでした(^^ゞ
霧島温泉 旅の湯さん。
温泉ファンの方には「野々湯」と言った方がピンとくるんじゃないかなぁと思うのですが、2018年に「野々湯」が名前を「旅の湯」に変え、リニューアルオープンされました。
大阪出身の社長さんは、こてこての関西弁でいらっしゃって、関西出身のわたしは話すとホッとします(笑)

※写真は2019年訪問当時。私の隣が社長様。
約13万坪の広大な敷地の中に、コテージやらキャンプ場やら温泉やら蒸気蒸しやら・・・とにかく霧島の自然を楽しめる秘湯であります。

こちらは天然の蒸気を利用した蒸し器。鶏や野菜なんかも蒸して食べる事ができるんです。まるで、鉄輪、わいたみたい!

いきなりですが、旅の湯さん、何気に霧島屈指の秘湯の宿だと思ってます。何が「秘湯」かって・・・

自然が溢れたロケーションもそうなんですが、脱衣所の中に・・・

噴気孔があるんですよ!!信じられます??(;^_^A 超・自然じゃあないですか。

噴気孔は浴室内にも多数あり、蒸気が出る周りには黄色や緑色に染まった析出物がこってりとついています(ワイルド!)旅の湯の周りには、金湯や銀湯、湯の池地獄など、幾つもの自然の自噴泉(野湯)が存在していますが、こちらの温泉もそれらの野湯に宿を造ってしまったかのような野趣溢れる造りです。

湯船の横にある噴気孔からは「シュ~!」という音をたてて白い噴煙が出ています。

特記したいのはワイルドさだけでなく、鄙びた温泉宿の情緒も味わえること!湯船から臨むレトロな「ゆらゆらガラス」と、その向こうにある霧島連山の稜線の景色が落ち着くんですよね。ゆっくりと流れる霧島の時間を感じさせてくれます。

露天風呂も静かですよ~。湯は微かに硫黄臭香る無色透明の優しい単純温泉。

※源泉名:野々湯1号、単純温泉、泉温:66.1度、pH:7.04
前の記事でも書きましたが、この日は撮影で気温2℃の中、37℃~36℃の川湯に入っていたので、もう、旅の湯のお湯があったかくて、鮮度も最高で、極楽すぎて出れませんでした(*^^)v


脱衣所の2階の窓から見えた赤い小さなお家は「プチハウス」というコテージだそうです。このプチハウスは1泊2食でなんと9,090円/人(1月の土曜日時点)。こちらに泊まって、夜に星を見ながら露天風呂に入ったら・・・どれだけ素晴らしい体験になるだろう(ムヒヒ・・・(* ´艸`))

・・・と妄想してみました。
近年は、鹿児島に来ると、15000円以上の妙見温泉や丸尾温泉の施設が充実した温泉宿に泊まっていたけれど、
ありのままのワイルドな霧島を感じながら、こういった宿で湯治するのもいいよなぁ~と、改めて思いました。
「霧島温泉 旅の湯」
住所:鹿児島県霧島市牧園町三体堂1824-41
tel:0995-76-9336
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