2023.01.19
和歌山_碧き島の宿 熊野別邸 中の島~お風呂篇~
「渡辺さま、最後に泊まられたのは、2013年の4月でいらっしゃいますね!」
「はい!そうです。まさか、9年前に宿泊したことがちゃんと残っているとは…」
予約電話でスタッフの方からお声がけいただいた何気ない一言が、妙にうれしくて。
昨年12月、リブランドされた、「熊野別邸 中の島(旧:ホテル中の島さん)」に家族で1泊してきました。何が変わったか簡単に言うと、昔の中の島の客室数を120室から44室に減らし、少人数で付加価値の高いサービスが受けられる旅館になりました。
でも、単に見かけが綺麗になったわけではなく、ソフト面も充実。最高の家族旅行となりました^^
まずは、勝浦漁港からお船でチェックイン。ここまではお船が快適になった以外は変わったように見えないのですが…

※勝浦漁港から宿までは漁船でいきます。
このおしゃれな外観!!「えええ!こんなに変わったんですか。」を連発。船からおりるなり、生まれ変わったその姿に大興奮してしまいました。

※2019年にリニューアルされた外観。モダンな造りです。
ちなみに、以前の中の島をご存じない方に、以前の外観はこちら。(下は2013年4月の写真です。)その差は昭和V.S.令和って感じでしょうか。随分と洗練されました。

※2013年当時は今の2倍以上の客室数で島全体を旅館の建物が包囲していました。
ロビーがこちらなんですが、シックな色合いの広いスペースになっており、すぐ横には日本酒やおつまみ、コーヒーなどをフリーで楽しめるラウンジも完備されています。でも何より印象に残ったのはスタッフの方の優しい対応!(ここ強調!!)

※ロビーには笑顔のスタッフさんが待機、チェックインすると丁寧に説明してくださります。
実はスタッフさんの中には、ホテル中の島時代から、引き続き残っている方が多いので、心からの接客と、宿・温泉に関する知識…どちらも兼ね備えていらっしゃいます。本当の意味での“接客のプロ”って、旅をしてても、なかなか出会えないもの。だからこそ、感動しました。

※PM7時から梅酒バーになるラウンジ。昼間はコーヒーがいただけます。
さて!準備はいいですか?お風呂に行くよ~!!!!

【紀州潮聞之湯】
♡太平洋、一望のおふろ(*´ω`*)♡

※源泉:中の島温泉4,5、6、7号の混合泉、泉温:50.3℃、泉質:含硫黄ーナトリウムー塩化物泉、pH:7.7、湧出量:327ℓ/分、成分総計:9,736mg/kg
こちらは、中の島名物、太平洋と一体になった露天風呂『紀州潮聞之湯』です。海底から湧く6本のお宝源泉は健在です。リブランド後は、男女時間制になり、女子が『紀州潮聞の湯』に浸かれるようになったことは、ビッグニュースではないでしょうか?前回は、この露天風呂に浸かれなかったので、もう、私も嬉しくって♪

段差ごとに湯船が3つあり、温度もぬるめから、熱めまで楽しめます。中の島の湯は『THE南紀の湯』とも言える、塩分と硫黄のパンチが効いたガツン系。ブレンドされた源泉4本が、この広い露天風呂にかけ流しになっているからスゴイ。泉質、眺望…何も望むものはない。南紀を、いや、近畿を代表する素晴らしい湯です。

※露天風呂から臨む夕暮れの空。
【旧女性専用 露天風呂】
場所は変わりまして、旧女性専用露天風呂だったお風呂です。こちらは紀州潮聞之湯と異なり、単独源泉。偶然お会いした中の島の湯守さんも「僕は、泉質では単独源泉のほうが好きです。」とおしゃっていましたが、それもわかる気がします。硫黄の主張が強く、トロミのある肌触りでした。朝一は、乳白色に♡嬉しいなぁ。

※源泉:中の島温泉2号の混合泉、泉温:50.5℃、泉質:含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉、pH:7.4、湧出量:84.9ℓ/分、成分総計:3,413.1mg/kg
子どもたちも、船を間近に見れて大喜び。

露天風呂の話が続きましたが、内湯(昔のままでした)も各露天風呂に1つあります。大きなガラス窓からは太平洋が一望できます。でも、露天風呂の方が源泉の特徴をストレートに感じられ、結局殆ど露天風呂で過ごしました。まぁ、中の島に来たら露天、行っちゃうよね…(;^_^A

次は、今回最も極上の浴感だった「貸切湯」についても書きます^^
続きます。

にほんブログ村
スポンサーサイト
| HOME |