2019.02.08
奈良_温泉地温泉 湯乃谷 千慶
「なぁ、せっかくやから、新しく温泉地に出来た全室離れの、
あの宿いってみーひん?」
普段、鄙びた宿か野湯しか興味のない友人から突然の誘い。
それが、このお宿を訪れたきっかけでした。
2017年にオープン以来、十津川らしからぬラグジュアリーな佇まいに
気になっていたのですが、なかなか足を踏み入れにくく、
今回やっと行くことができましたヾ(*´∀`*)ノ
・・・と言っても、お泊りではなく、
入浴つきランチプランですが(笑)
こちら、十津川温泉郷 温泉地温泉街の最奥にあり。
周りは険しい山に囲まれた一軒宿でございます!

「いらっしゃいませ~。お待ちしておりました。遠いところ、ありがとうございます。」
こちらが恐縮してしまう程、気持ちの良い対応をしてくださるのが、オーナーの妹さん。温泉地温泉に生まれ育ったという生粋の十津川っ子。玄関で私たちの到着を待っていてくださいました。

そして何より驚いたのが、この内装!まるで、お洒落な雑誌で特集されている「大人な宿」を絵に描いたような空間なのです。暖炉、デザインが施された照明、ちょっとしたお洒落なジュース・・・備品に至るまでCOOLーーー。

そして、更に驚いたのは、全室離れだということ(と、と、十津川じゃない異空間💦)お部屋にも露天風呂がついているのですが、もちろん、こちらはお泊りのお客様だけ。ということで、男女別の大浴場に案内されました。

【露天風呂】
神々しくって、険しい温泉地の山々を臨む露天風呂。「秘境」という言葉がどの温泉地よりも似合う、この地ならではの静かな入浴時間に心が癒されます。お湯は泉湯と同じ源泉ですが、源泉地が近いこともあり鮮度はとてもいいです。


※温泉地温泉1号2号混合源泉、泉質:単純硫黄泉、泉温:52.7℃、成分総計:236mg/kg
【内風呂】
仄かな硫黄臭とするすべの感触の素晴らしさ、この広いお風呂を貸し切りで過ごせる贅沢さを噛みしめながら入浴です。

【ダイニング】
お風呂上りは、総木造のダイニングへ。なんと、バーカウンターもあります。秘境のバーというGAP、何かそそられるなぁ(。>ω<。)ノ

女将いはく「紀伊半島の美味しいもん全部集めました」ってテーマのランチ!先付からびっくりの「熊野牛の煮込み」が柔らかすぎて美味しかった♡それと、お味噌汁も丁寧にとられたお出汁の味がして、繊細そのものでした。食材の厳選、味付け・・・・何もかもが「丁寧」という言葉に集約できるかと。

「子供の頃から慣れ親しんだ温泉地のお湯は日本一やと思てます。
そやから、≪このお湯を使わない手はない≫と、兄がお宿をはじめました。」
案内してくださったオーナーの妹さんが、
お宿を始めたきっかけを教えてくださいました。
「わらびお共同浴場」や「つるつる乃湯」など、十津川の魅力が詰まった施設が閉鎖される中、
「千慶」さんが出来たことで、これまでとは違った層のお客さんが十津川を訪れ、
温泉郷としての認知度がもっともっと、上がってくれればいいなぁと思いました。
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明日から東京戻りまーす!

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「温泉地温泉 湯乃谷 千慶」
住所:吉野郡十津川村武蔵714-2
TEL:0746-62-0888
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こんばんは
見させていただきました(^^)/
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