2023.05.01
長野_葛温泉 温宿かじか①
なんか告知ばかりが続いてしまいましたが…3月の良かったお宿さんのご紹介を^^

※葛温泉の近くにある「クニズカントリーキッチン」さん。デッキから北アルプスを眺められる山好きにはたまらない絶景カフェです。
目的地はこちら。2年前に日帰り入浴で行って以来、ずっと泊まりたかった「葛温泉 温宿かじか」さん。国立公園の原生林の中にポツンと佇む全6部屋の湯宿です。ここへ向かう途中、ばったり野生のカモシカや猿などと出会うほどの大自然にあり、しかも6部屋のみだから、滞在中は本当に静かで癒されます✨

※途中の道脇で会ったカモシカ。山の神様かな?

※中部山岳国立公園内の高瀬渓谷にある信州の秘湯
葛温泉には、高瀬館さんや仙人閣さんなど計3つの湯宿がありますが、それぞれが異なったお宿の雰囲気を持っていると思います。もともと文人の宿をイメージして造られたというだけあり、“洗練された”とか“大人の宿”という言葉が一番似合うのは「温宿かじか」さんではないでしょうか。

※エントランス。すぐ脇は高瀬川です。

※レンガ造りのミニギャラリー。観葉植物や山の画家・山川勇一郎氏の絵が展示されています。
お宿の雰囲気に惹かれたというのもあるんですが、どうしても泊まりたかった理由の1つは、何と言っても「温泉」なんです。長野県の中でも、個人的に本当に好きな湯の1つで、雪のように舞う湯の華、ほわっと心地良い硫黄臭、湯の鮮度と言い…“極上湯”と言っても過言ではない心地良さ。

※こちらの宿では「橋本の湯(露天)」と「元湯1号(内湯)」2種類の源泉が楽しめます。
この湯の華の量、想像していただけるでしょうか?湯船に腰を掛けると、沈殿していた湯の華がパッと舞います。源泉がすぐ近くの川の脇にあるので、注ぎたての生ビールのようなフレッシュさです。少し熱めの湯がグッときます。

※源泉名:橋本の湯、泉質:単純温泉、泉温:95.2℃、湧出量:165ℓ/分、焦げ硫黄臭、湯の華多め
お宿は川の脇にあるのですが、露天風呂は樹林側にあるため、目の前は手つかずの自然!小鳥のさえずりと湯の音のBGMを聞きながら、鮮度バツグンの湯に浸かるのは至福です。

※雪、紅葉、新緑など、四季折々の景色を臨む露天風呂としても人気です。特に紅葉時は予約が取れないそう。
一昨年の今ごろ撮った写真は、新緑の緑に包まれて幻想的に雰囲気に包まれています。毎回、湯船から見せてくれる顔が違うので、飽きませんね(#^.^#)

※日帰り入浴で初めていったのは、2020年6月。湯の良さに感動し(絶対いつか泊まるぞ!)と心に決めました。
ちなみに、「橋本の湯」は、慶長3年(1598年)凶作で、食に困った里人が自然薯を探しに分け入った時、発見されたと葛温泉の中でも最古の源泉と伝えられているのだそうです。露天風呂の傍に由来が掲げられていました。

内湯「元湯1号」源泉のほうです。「橋本の湯」とは異なり、湯の華はあまり多くなく、やや温めの湯です。立ち込める湯気と高野槙造りの浴槽が、昔の湯治場のような雰囲気を醸成しています。これぞ、「信州の湯殿」と言った感じ。

源泉名:元湯1号、単純温泉、93.2℃、湧出量:324ℓ/分
温泉に入ったらお部屋でゴロン。お部屋の窓からも原生林と北アルプスの景色。お風呂でもロビーでも四六時中、雄大な自然と共に過ごす…私がこの宿が素敵だなと思う理由の1つが、窓からの風景だったりします。

※コロナ禍を経て、到着時からお部屋にお布団を敷いてくださっているようです。
②へ続く…
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