2023.08.07
岩手_温泉天国の沢②
温泉天国の沢、後編。
最大の滝は岩が上流からの温泉成分で茶色に変色していたり、ところどころ白い湯の華が付着していたり、見応えのあるビジュアルでした。顔に沢水のシャワーを受けながら一歩一歩上っていくと…

※Goproからの切り抜き(画像が荒いのはごめんなさい。)
また滝


【ミニ餓鬼谷】
滝を上り詰めると、目の前に想定していなかったオアシスが♡♡♡。そう!!!広い湯船があったんです。見た目は小さくした餓鬼ノ湯(富山)みたいなんで、「ミニ餓鬼谷」と勝手に命名して喜んでました。これには大興奮。

温度は44℃~45℃あり、後ろの噴気地帯からお湯が滔々と流れ込んでいる様は、ワイルド野天そのもの。何年も川がえぐられて出来た100%天然の湯船。4-5人はゆったり入れると思います。自然の威力を感じるなぁ~。

【ブルーの湯】
更にもう少し上に行くと、噴気地帯の中に薄っすらブルーがかった、ぬるめの湯船を発見。ここは綺麗だったなぁ。もう、野湯銀座と命名しちゃいたいぐらい、歩けば歩くほど♨にぶつかるんです。この時、全行程の1/4しか到達していないことに気がついて、お尻に火が付いたところだったんですが、誘惑に耐えるのが正直苦しかった(;^_^A

【茶色の湯滝】
更に上流にもう1つ。岩肌を流れ落ちる茶色い湯の滝。湯量はそこまで多くはないですが、適温でしたし背中をつけて温泉を浴びることはできます。野湯銀座、、、恐るべし。

標高1000mを超えると、ゴーロ(大きな岩が堆積したところ)続き。さっきまであった銀座は嘘のように消えて、沢歩きのみ。私みたいに日頃、鍛えていない人にはちとキツイ行程。ここから高低差300mぐらい上げ、湿原へと向かいます。

★PM3:50湿原到着★
で、湿原に到着\(^o^)/周りは一面みどり!高山植物が咲き誇り、鳥のさえずりが耳に心地よい楽園のような場所でした。まるでさっきまでのシャワークライミングが嘘みたいに平和。すごいなぁ、未だこんな素敵な場所があるなんて


池に咲いてたモウセンゴケ。カワイイ顔をして、葉にある粘毛から粘液を分泌して虫さんを捕獲する肉食系


ひとまず腰を下ろして、栄養補給っと♪この時、リュックを開けて、行動食のチーズやカップケーキなどを取り出し初めて気づくのです。遡行中、何1つ手をつけていないことを。。いつも山行でも沢行でも小まめに食べて飲むように心がけているのに。それだけ必死で登っていたんだなぁ。

最後は獣道を通って、★PM5:40下山★
車に乗り込む前にアブの大群に襲われましたが(なぜここでw)、それ以外は平和。今回の沢と野湯の旅、無事に終えることができました(^^♪合計7時間12分の行程。
噴気あり、湯滝あり、湿原あり…❝岩手の温泉力❞そして❝自然の底力❞を思いっきり感じられるバリエーションルートでした。
ほんまに楽しかったーーーーーーー(^.^)
ありがとうーーー岩手

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