2010.11.13

岩手_花巻温泉卿_大沢温泉

「大沢温泉」。
その存在を知ったのは、1年前他のブロガーの方の記事を見たのがきっかけ。

豊沢川の川原にポコッと突き出した岩風呂や橋の存在感・・・
自炊棟にある売店の趣(まるで昭和初期の駄菓子屋を連想させる造り)・・・・
古い中にも何か洗練されたものを感じました


実際、今回東北湯巡りで出会った温泉好きの方とどこの温泉が好きか?という話になり、
「大沢温泉」の名を挙げる方が多かったのも事実。
また後になって、宮澤賢治が幼少~教師になってからも湯浴みにきていたという歴史も知った。

あれから約1年経ち・・・今年こそ行くぞ!
という意気込みで、自炊部に連続2泊予約しました。
目的はあくまで本気湯治。まったり疲れを癒すこと。
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入って、いきなり衝撃を受けたのは、売店の品揃えの良さと手作りの販売支援ポスター。
フロント横にある売店には、手作りパン、焼きそば、肉まん、フルーツ、飲み物・・・なんでも売ってる!!
それと注目は、この渋いぐらい鄙びた建物の印象と相反する、丸文字の可愛いポスターですよ。
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この廊下を左右に挟むようにして品物が売られているよ。
「カラフルなお菓子」と「レトロなたばこの看板」にも注目。
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右:「食事処 やはぎ」で売っている福来寿司と金勢巻き。
中央:売店で人気の戎さんのイラストが入ったマスカットソーダ水。
左:そして、部屋に持ち帰ってプハーッ!ソーダで乾杯。
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廊下(向かって右)や、帳場(向かって左)も古いながらに、清潔感が漂います。
帳場には時代を感じさせる木造のタンスや机が設備されており、
まるで江戸時代の商人の家に遊びにきたみたいな、、、そんな気分。
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いけない。いけない。
お風呂のことも紹介しなくてはね
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大沢温泉には自炊部、菊水館、山水閣、3つの棟に別れて7つのお風呂が存在しますが、
山水閣の一部のお風呂以外は、どこの棟に泊まろうと利用できます!!

自炊棟:3(大沢の湯、かわべの湯、薬師湯)
菊水館:1(南部の湯)
山水閣:3(山水の湯、豊沢の湯、貸切家族風呂)

泉質:アルカリ性単純泉、源泉温度:51℃、PH9.0、湧出量:753L/min.
お湯は、少しトロみが感じられる無色透明、美肌の湯。
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【かわべの湯】
自炊部にある渓流沿いの男女別露天風呂。
湯舟は豊沢川のせせらぎが聞こえ、すぐ前には、懐かしい風情を出す水車と茅葺の菊水館の姿が望めます。
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【薬師の湯】
同じく自炊部の階段を降りた、半地下にある男女別内湯。
タイル張りで、地元の日帰り常連さんも多く、最も歴史が長そうな湯でした。
薬師の湯が最もトロ~~っと保湿化粧水を思わせる質感だったなぁ。
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【大沢の湯】
大沢温泉と言って、このお風呂を連想しない人はいない混浴の露天風呂。
一番開放感のある自然の中の湯舟。タオル巻きは一切できないので
女性にはハードルが高いのか、こちらの湯舟、一日中、日帰りや宿泊客の男性で溢れかえっています。

最も人が空いている、ねらい目の時間は、朝食が始まるAM7:30頃。
女性の皆さんはこの時間帯を狙って!団体で行けば何とかなるわ。
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湯舟から観える「日本の原風景」を堪能しながら、美肌の湯に身を包む。
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【南部の湯】
茅葺屋根の棟「菊水館」に唯一あるヒバ造りの風情ある内湯。
大きな窓を全開にすれば半露天にもなります。
朝風呂で浸かりましたが、浴槽も壁も天井も全てヒバで出来ており、
窓からは日差しが差し込み、かなり癒されます。
浴槽からは耐えず新鮮な湯が溢れ、清潔感も漂う女性が好みそうな印象。
南部_RP1100108_R.jpg


【豊沢の湯】
大型旅館を思わせる棟「山水閣」にある半露天風呂。かなり広いです。
カラン付近にシャンプー・リンスも完備され、シャワーもあるので、自炊部に泊まったら
夜の洗髪・洗顔などにはこちらまで来るのをお奨めします。

↓手書きの入浴心得。「浴場の洗濯は迷惑千万」「浴場出たなら裸はご遠慮」など、
コミカルな漫画タッチで描かれています。
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最後に。御飯。
この大沢温泉のいいところは、自炊棟に立派なお食事処「やはぎ」があり、
うどん・そばなどの軽食から地鶏の石焼ステーキなどのガッツリ系まで何でも食べれます。
私は、朝・晩とも「やはぎ」でいただきました ※お昼も営業されています。
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お味・・・結構本格的。美味しい。(特にお蕎麦は手打ちでお勧め。)

私と一緒に2泊していた女性のお客さんで、朝・晩ともやはぎで食事をいただき、
毎回お支払いの際に、「わ~。本当ーに美味しかったぁぁぁん。ご馳走様!」
と、「感動」「歓喜」とも言えるトーンで、店員の方に御礼を伝えていた方が居ました。

女性たちによると、「オトナあんみつ」ってゆう甘味も美味しい・・・らしい。
滞在期間中、私はこの女性達が毎回絶賛する料理が気になって仕方なかったんだけど、
甘いものが苦手な私は2晩ともガッツリ系を選びました。
以下わたしのセレクションでございます

左:地鶏の石焼定食、右:天ぷらそば
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食べた後は、お部屋でごろりん。
ごろりん→TV観て→温泉に浸かって→ごろりんagain。
大沢温泉では、予定は立てず、気のみ気のまま体を癒す。
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ガラスふすま1枚の部屋で内鍵だけの自炊部での生活。
「そんな悪いひとは居ませんよ!今まで何か起こったこともないですし、安心してください。」
余裕の笑みで話す宿の方。
大沢温泉のほっこり時間は、いつしか都会暮らしの常識を忘れさせてくれます。


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「大沢温泉 自炊部」(おおさわおんせん じすいぶ)
住所:岩手県花巻市湯口大沢181
TEL:0198-25-2021
アクセス:
(電車)JR東北本線花巻駅から岩手県交通バス新鉛温泉行きで26分、大沢温泉下車すぐ
(車)東北自動車道の花巻ICを降りて県道12号線を西へ向かう。
県道をたどって15分程度で到着。

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この記事へのコメント
大沢温泉いいですね~♪
このレトロ感
お風呂も建物もそして人情も

行きたくなりますね、来年の課題が増えちゃったぞ~・・・アハハ
Posted by バカボンパパ at 2010.11.16 06:25 | 編集
バカボンパパ さま

コメントありがとうございます~。
ちょっとの間、東京行ってて今戻りました。

大沢は何か他の温泉宿にはない独特のよさが
ありますよね。宿の方も親切だし、
お湯もいいし、風情あるしでグーですね♪
追伸:リンクの件Thanksです。
Posted by YOOMI at 2010.11.18 10:53 | 編集
Yoomiさん、こんばんわ。

自炊部、泊まりましたか!
”通”ですね。よかったでしょう(^0_0^)
私は、学生時代、”大沢の湯”に花巻ユースの方に連れてこられ、入湯したのが1回目の訪問でした。
その当時は、一緒に連れてこられた女子大生が、水着で入ってきたのが記憶にあります。当時は、あまり五月蝿くなかったんでしょうね。
山水閣も泊まりましたが、良かったですよ。
鄙びた日本の原風景、イーハトーブの世界に、私も又、旅して行きたいですね。

また、遊びに来ます。
Posted by marillion504 at 2010.11.18 23:49 | 編集
marillion504 さん

とうとう行ってきましたよ~。大沢。しかも自炊(笑)
marillion504 さんがコメしてくれるのを期待してました。

2日目はさすがに、他の棟も見たくなって菊水館に泊まろうか迷ってました。
でも、妙に自炊部の簡素な部屋に親しんじゃって、
結局連泊することに・・・。

水着で入浴している時代があったんですね。驚き。
私の時は、タオル巻きは一切禁止で、
衛生面の管理が厳しいように思いました。

日本にも、あんな素晴らしい所があったんですね。
そんな心が洗われる宿でした。
Posted by YOOMI at 2010.11.19 15:09 | 編集
いいですね~
ゆっくりできたでしょう♪

もう10年以上前かな?
山水閣に泊りました。

大沢の湯をはじめ
豊沢川の流れが心地よい宿でした。

あの頃は
「菊水館」のお風呂へは入ってはいけない!
と説明を受けて…
でも
夫婦でこっそり忍び込んで
入湯を果たした記憶があります♪

うん!
ここはもう一度ゆっくり訪れたい宿です。

Posted by 如水 at 2010.12.12 12:58 | 編集
如水 さん

へ~、当時は、山水閣からは菊水館のお風呂に
入れなったんですね。それでも忍び込んで入浴するなんて
温泉好きの考えることは一緒ですね!!
(たぶん私も同じことしてる 笑)

大沢温泉の自炊部に宿泊できたことは
いい経験になりました。
1日目はガラスふすま1枚(内鍵だけ)の生活に
カルチャーショックを受けましたが、
慣れればそれも快適空間でした。
Posted by YOOMI at 2010.12.13 10:41 | 編集
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