2008.11.24

島根_千原温泉

いつまで続くのか、この島根シリーズ。。。
って思った方いらっしゃるかもしれませんが、これが最終編ですなっ泣いてなんか・・・


先代の女将さんまで、本当に湯治を受ける必要があるのかどうか、受付で説明しなくては湯に浸からせてくれなかったという本場の湯治場「千原湯谷湯治場」。
昭和60年ごろまでは湯治宿として営業していたそうだけど、現在は日帰りのみだそうです。

大田市から三瓶山麓をぐるぐる車で周り、湯抱温泉街を通り越し、とにかく山の奥へ奥へ向かう。



あ!発見。もう1KM先だってうわぁ・・・
千原看板


渓流沿いに、これまた超鄙びた建物を発見したぞスライム虫めがね
千原外観


どれどれ近づいてみよう。
木の看板



なんか、メルヘンだなぁ キティちゃん スヌーピー ぷさん

「すみませーん。お風呂入りにきたんですがぁ」。現在の女将さんらしき方が出てこられました。
本で読んでいた通り、湯治する理由を説明しなくても、入湯料金だけ支払ったらOKな雰囲気。「うちのお湯は34.5度のぬるめのお湯なんで、ご了承くださいね!たまに、熱い温泉を想像された方が、こんな冷たいと思わなかったとクレームされることもありますんで。」・・・とだけ最初に念押しされました。
千原受付



こちらが湯治場へのアプローチ。脇に畳の休憩室があったり、和の雰囲気が漂います。
湯治場



木のドアを開けると「びつくり!」階段が下へと繋がっており、その先に風呂場があるんです。川の位置まで掘り下げられているんだそうですよ。

風呂場は完全に外から密閉されており、薄暗く、唯一建物の上方にある小さな小窓から木漏れ日が差し込んでいます。そして、偶然にも(!?)お客さんも一人しかいないためシーンとしているんです。

温泉じゃなくて、いわゆるTHE・湯治場ってこんなメランコリーな雰囲気なんだろうな・・・
千原風呂への階段


風呂場に入るなり、炭酸ガスで少し息苦しさを感じますため息
濃そうだなぁ。
風呂場@ちはら

全貌はこんな感じ。黄褐色の、いかにも温泉成分がたっぷり入ってそうな色をしているでしょう?
湯船の底板の間から炭酸ガスと共に湯がポコポコ湧き出るんです。説明どおりお湯はぬるめ、30分ほど浸かっていると気のせいかジワジワ温かくなったような気がします。静けさの中、目を閉じてじっとしていると「ボコ、ボコ、ボコ、ボコ」と大きなガスの気泡の音だけが聞こえる。不思議な空間です。私みたいな冷え性の方も心配は要りません、あがり湯として熱ーい沸かし湯が入った五右衛門風呂があります(男女共通1つ)ので、しっかり浸かってホクホクした状態でお風呂から上がることができます風呂2@ちはら

これは湯口。特にこの付近からは息が荒くなるぐらいのガスが発生しています。コップがあるので飲泉してみてみました・・
ま、まずい髑髏汗

物凄くしょっぱい+ちょい、すっぱい味のサイダー みたいな。これは青汁どころの話ではありません。でも体に良さそうなので2口目までは頑張りました。

ゆぐち
温度は源泉そのままの34.5度。PHは6.5。泉質はナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉だそう。
源泉をペットボトルで持ち帰ることもできるんだって。
張り紙

昔湯治に訪れた人々は山超え、谷を超え、漸くこの山奥の薬湯へ辿り着く。
そして湯に浸かり、ひたすら黙って体を癒す・・・・

そんな趣が染み付いているような気がしました。


「千原湯谷湯治場」(ちはらゆだにとうじば)
電話:0855-76-0334
日帰り入浴のみ:500円(8:00~17:00)
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この記事へのコメント
これまたすごいね!こりゃ。YOOMIさんは色んな温泉知ってるんですね!!これからも色々教えてください!!!
Posted by おさるちゃん at 2008.11.24 18:58 | 編集
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