2009.08.16
長野_奥山田温泉_満山荘
長野県にある奥山田温泉「満山荘」。
素晴らしい宿でした。
何が素晴らしいって、今まで体験したことのない自然との一体感、お風呂の泉質、心のこもったお料理・・・
人を癒す最高の条件だけを集めたお宿なのだと思います。
今回は目で見てもらうほうが臨場感が伝わると思いますので、
たっくさ~ん写真をアップします。
標高1500mの雲と同じ高さの山の中に満山荘はあります。
ほんと真夏なのに寒いぐらい!

墨で書かれた表札。センスあるアプローチです。

「日本の秘湯・・・」と書かれた暖簾。
玄関には「外湯やめました。」の張り紙が。
忙しいんだろうなぁ。

概観は山荘っぽいですが、中に入ると小物やソファ、一つ一つの内装にお洒落なセンスを感じます。
これね、もとデザイナーのご夫婦がセレクトされたんだって。
お若いご主人が手際よくそば茶を注いでくれました。

アルプスの山々が見渡せるテラス。まだロビーなのに自然のダイナミックさに脱帽です。

私たちのお部屋は「白馬」と言う、角部屋で窓から見渡す風景も最高でした。

見てみて!雲が目線と同じ高さ。

まず、一番楽しみにしていた(昨年に増築された)新築の露天風呂へ。
わ~至福温泉!
少し青みがかった乳白色のお湯。目の前の壮大な山と空。手の届きそうな雲。
聞こえる物音は、蝉の鳴き声と湯口から注がれる温泉の音だけ。
泉質は単純硫黄泉のPH6.8です。
大好きな硫黄(卵の腐った・・・と言われる)の香りが漂います。
同じ「含硫黄」でも草津や万座の酸性泉よりも、肌に優しいのかな。まろやかでしっとりしています。
(こんなこと言っちゃ温泉ブログ的にNGかもだけど)、いまさら泉質なんてどうでも良くなっちゃうぐらい、お風呂と自然との一体感、絶景に圧倒されるんです
「今までこんなとって置きの場所(お風呂)があったのか!」ぐらいの感じ。これ本当だよ。

ミーン、ミン、ミン、ミン、ミン、ミーン
(油蝉ね)

こちらが横にある内風呂ね。コンクリートとひのきの浴槽。趣は違えど、どちらもセンスがいいし、
自然のダイナミックさが一望できるのは共通しています。

次の秘湯探訪へGO・GO

こちらは、昔からある岩風呂。よく雑誌に載っているほうね。

見上げれば空は鱗雲。
「よぅ~頑張りました。」

満山荘で夕暮れを迎えました。
山に沈む夕日を最近新しく購入した「デジイチ(デジタル一眼レフカメラのことを指すらしい)」
でキャッチした一枚。デジタル苦手な私には、なかなか使い方が飲み込めず、充分活用できていなかったので、「デジイチクン、やっとミッション達成!」という気持ちでいっぱいでした(笑)

夕飯の時間です
個別に仕切られた食事処でいただきます。
THE信濃風創作料理。お若いご主人と奥さんが悩んだ結果あみ出したレシピらしいよ。
味も見た目も言うことなしにウマイ☆チーズ好きな私はチーズの茶碗蒸しが気に入りました。
「チーズ
feuturing 卵
」の新しい味。あと馬刺しもプリプリで美味しい。
「美味しいですね」ってご主人に言ったら、「全て奥さん1人で作ってます
」と。確かにお品書きを見たら「料理 明子」と書いてありました。
これ全部1人で作っちゃうの??すごい。
揚げたての天ぷら(いちじくとか、信州りんごとか・・・)次から次へと運ぶ明子さんは、
信州一の料理人です
器は地元の作品を使用しているらしい。器の彩り、味と素材の拘り、全てが芸術です。

翌朝、宿の談話室で満山荘の創業者である初代オーナー(現在の若女将さんのお父さん)と出会いました。
「奥山田温泉はワシが掘りあてて、宿の裏に配湯システムを作ったんだよ。
水位を確かめるための初代パイプはこれ。」っと古びたコードのようなものを持ってきてくださいました。
「それから・・・地下から源泉をくみ上げるポンプはこれ!」

「へぇー。これが!?凄いなぁ」と興味深深な私を見て
「お姉ちゃん、あなたも好きねぇ。ワシ朝まで語りたいわ。」
と軽快に、まるで少年のような口調で話す彼は、古びたダンボールの中から私にもう一つ奥山田温泉の宝物を持ってきてくれました。
なんと何十年にも渡り採取された温泉の析出物!
奥山田温泉の泉質は耐えず変化し続けているため、析出物の色や模様もさまざまです。

温泉の採掘者とお話できるなんて、ほんと貴重な経験でした!
それにしても、満山荘を立ち上げたときの話をするご主人は無邪気だったなぁ。。
このご主人のユニークでまた逢いたくなるお人柄も「満山荘」にリピーターが多い所以ですね。

それから、女将の明子さんが握ってくれたとびっきり美味しい夜食のおむすびも。


あたりまえのようにある、いつも傍にある恵まれた自然も。


必ずリピートしたいです。
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「奥山田温泉 満山荘」(おくやまだおんせん まんざんそう)
住所:〒382-0817長野県上高井郡高山村 山田牧場 奥山田温泉
TEL:026-242-2527
アクセス:上信越道須坂長野東ICから高山村方面へ車で約40分
JR長野新幹線長野駅で長野電鉄乗り換え須坂駅下車、山田温泉行きバス終点下車、
山田温泉より送迎あり(要予約)
素晴らしい宿でした。
何が素晴らしいって、今まで体験したことのない自然との一体感、お風呂の泉質、心のこもったお料理・・・
人を癒す最高の条件だけを集めたお宿なのだと思います。
今回は目で見てもらうほうが臨場感が伝わると思いますので、
たっくさ~ん写真をアップします。
標高1500mの雲と同じ高さの山の中に満山荘はあります。
ほんと真夏なのに寒いぐらい!

墨で書かれた表札。センスあるアプローチです。

「日本の秘湯・・・」と書かれた暖簾。
玄関には「外湯やめました。」の張り紙が。
忙しいんだろうなぁ。

概観は山荘っぽいですが、中に入ると小物やソファ、一つ一つの内装にお洒落なセンスを感じます。
これね、もとデザイナーのご夫婦がセレクトされたんだって。
お若いご主人が手際よくそば茶を注いでくれました。

アルプスの山々が見渡せるテラス。まだロビーなのに自然のダイナミックさに脱帽です。

私たちのお部屋は「白馬」と言う、角部屋で窓から見渡す風景も最高でした。

見てみて!雲が目線と同じ高さ。

まず、一番楽しみにしていた(昨年に増築された)新築の露天風呂へ。
わ~至福温泉!
少し青みがかった乳白色のお湯。目の前の壮大な山と空。手の届きそうな雲。
聞こえる物音は、蝉の鳴き声と湯口から注がれる温泉の音だけ。
泉質は単純硫黄泉のPH6.8です。
大好きな硫黄(卵の腐った・・・と言われる)の香りが漂います。
同じ「含硫黄」でも草津や万座の酸性泉よりも、肌に優しいのかな。まろやかでしっとりしています。
(こんなこと言っちゃ温泉ブログ的にNGかもだけど)、いまさら泉質なんてどうでも良くなっちゃうぐらい、お風呂と自然との一体感、絶景に圧倒されるんです

「今までこんなとって置きの場所(お風呂)があったのか!」ぐらいの感じ。これ本当だよ。

ミーン、ミン、ミン、ミン、ミン、ミーン


こちらが横にある内風呂ね。コンクリートとひのきの浴槽。趣は違えど、どちらもセンスがいいし、
自然のダイナミックさが一望できるのは共通しています。

次の秘湯探訪へGO・GO


こちらは、昔からある岩風呂。よく雑誌に載っているほうね。

見上げれば空は鱗雲。
「よぅ~頑張りました。」

満山荘で夕暮れを迎えました。
山に沈む夕日を最近新しく購入した「デジイチ(デジタル一眼レフカメラのことを指すらしい)」
でキャッチした一枚。デジタル苦手な私には、なかなか使い方が飲み込めず、充分活用できていなかったので、「デジイチクン、やっとミッション達成!」という気持ちでいっぱいでした(笑)

夕飯の時間です

個別に仕切られた食事処でいただきます。
THE信濃風創作料理。お若いご主人と奥さんが悩んだ結果あみ出したレシピらしいよ。
味も見た目も言うことなしにウマイ☆チーズ好きな私はチーズの茶碗蒸しが気に入りました。
「チーズ


「美味しいですね」ってご主人に言ったら、「全て奥さん1人で作ってます

これ全部1人で作っちゃうの??すごい。
揚げたての天ぷら(いちじくとか、信州りんごとか・・・)次から次へと運ぶ明子さんは、
信州一の料理人です

器は地元の作品を使用しているらしい。器の彩り、味と素材の拘り、全てが芸術です。

翌朝、宿の談話室で満山荘の創業者である初代オーナー(現在の若女将さんのお父さん)と出会いました。
「奥山田温泉はワシが掘りあてて、宿の裏に配湯システムを作ったんだよ。
水位を確かめるための初代パイプはこれ。」っと古びたコードのようなものを持ってきてくださいました。
「それから・・・地下から源泉をくみ上げるポンプはこれ!」

「へぇー。これが!?凄いなぁ」と興味深深な私を見て

「お姉ちゃん、あなたも好きねぇ。ワシ朝まで語りたいわ。」
と軽快に、まるで少年のような口調で話す彼は、古びたダンボールの中から私にもう一つ奥山田温泉の宝物を持ってきてくれました。
なんと何十年にも渡り採取された温泉の析出物!
奥山田温泉の泉質は耐えず変化し続けているため、析出物の色や模様もさまざまです。

温泉の採掘者とお話できるなんて、ほんと貴重な経験でした!
それにしても、満山荘を立ち上げたときの話をするご主人は無邪気だったなぁ。。
このご主人のユニークでまた逢いたくなるお人柄も「満山荘」にリピーターが多い所以ですね。

それから、女将の明子さんが握ってくれたとびっきり美味しい夜食のおむすびも。


あたりまえのようにある、いつも傍にある恵まれた自然も。


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「奥山田温泉 満山荘」(おくやまだおんせん まんざんそう)
住所:〒382-0817長野県上高井郡高山村 山田牧場 奥山田温泉
TEL:026-242-2527
アクセス:上信越道須坂長野東ICから高山村方面へ車で約40分
JR長野新幹線長野駅で長野電鉄乗り換え須坂駅下車、山田温泉行きバス終点下車、
山田温泉より送迎あり(要予約)
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YOOMIと言えば、夜食の
(笑
はずせないところやねー
夕暮れの写真に①拍手~~
満山荘、いつか絶対行きたいお宿やわ
温泉もさることながら、自然がめっちゃキレイなぁ~♪
この自然がいつまでも美しいままでありますように。。。

はずせないところやねー

夕暮れの写真に①拍手~~

満山荘、いつか絶対行きたいお宿やわ

温泉もさることながら、自然がめっちゃキレイなぁ~♪
この自然がいつまでも美しいままでありますように。。。

Posted by まぁこ at 2009.08.18 13:15 | 編集
1500M、雲上の宿、もてなしと生き様…みたいな、すごくいいところですね。何と言っても、宿のご主人さんと会話がとれる宿は最高ですよ。
またしてもcheck it ! です。
しっかり湯に浸かり、食事を楽しんで、寝起きに自然に触れ合い、しっかり眠る。最高の楽しみではないですかぁ♪ この醍醐味が私たちを温泉に招いてくれるんですよね。
良い情報、拝受です。如水も負けないようUPしますね。
鹿児島あたり、来月攻めてきますよ♪
YOOMIさん、次の記事も待ってますよ。
またしてもcheck it ! です。
しっかり湯に浸かり、食事を楽しんで、寝起きに自然に触れ合い、しっかり眠る。最高の楽しみではないですかぁ♪ この醍醐味が私たちを温泉に招いてくれるんですよね。
良い情報、拝受です。如水も負けないようUPしますね。
鹿児島あたり、来月攻めてきますよ♪
YOOMIさん、次の記事も待ってますよ。
>まぁこさま
拍手ありがと。
デジいち・・・やっと活用できたわ。
岡山ではバッテリー忘れるしね(笑)
YOOMI’Sブログの3拍子「湯質」「料理」「サービス」に
「夜食のおにぎり」を追加する予定です。
天空の城「満山荘」へ絶対いつかいってきんしゃい!
拍手ありがと。
デジいち・・・やっと活用できたわ。
岡山ではバッテリー忘れるしね(笑)
YOOMI’Sブログの3拍子「湯質」「料理」「サービス」に
「夜食のおにぎり」を追加する予定です。
天空の城「満山荘」へ絶対いつかいってきんしゃい!
Posted by YOOMI at 2009.08.20 23:59 | 編集
如水くん
「宿のご主人と会話が出来る宿」これ大事ですね。
最近行く思い出に残る宿は大体そうなんです。
来月鹿児島行くんですかー!?
いいなぁ、いいなぁ。鹿児島のどのへんかなぁ。
私ね「はやとの風」という特急列車に乗って、いつか鹿児島(温泉めぐりして・・・)から熊本の人吉(温泉と鰻メイン)へ行きたいんです。
それで、帰りに福岡でうっまいラーメン食べて帰る!
夢の九州ツアーです
「宿のご主人と会話が出来る宿」これ大事ですね。
最近行く思い出に残る宿は大体そうなんです。
来月鹿児島行くんですかー!?
いいなぁ、いいなぁ。鹿児島のどのへんかなぁ。
私ね「はやとの風」という特急列車に乗って、いつか鹿児島(温泉めぐりして・・・)から熊本の人吉(温泉と鰻メイン)へ行きたいんです。
それで、帰りに福岡でうっまいラーメン食べて帰る!
夢の九州ツアーです
Posted by YOOMI at 2009.08.21 00:19 | 編集
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