2010.02.13
長野_湯田中温泉_よろづや
湯田中シリーズ最終回は、お宿の離れ「松籟荘(しょうらいそう)」と大浴場「桃山風呂」が
文化庁の「登録有形文化財」に指定されている「よろづや」さんですー
概観は味気のないコンクリートで出来ており、宿を見るなり「なぁ~んだ普通。」と思いましたが、
入ってすぐのロビーに飾ってある金の巨大屏風が飾ってあったり、赤いじゅうたん敷きの階段があったり、
長い歴史を刻み続けた巨大温泉旅館の存在感を感じ、たちまち、お部屋やお風呂への期待に胸が弾みます♪

よろづやのお風呂は「桃山風呂」と「東雲(しののめ)風呂」大きく2種類があります。
日によって、男女入れ替えになるので、たまに「よろづやに宿泊したのに桃山風呂に入れなかった。」
という人も居るみたい。お泊りや日帰り入浴の際はよく下調べしてから行ってね。
1953年に建築され、平成15年に有形文化財に指定されたお風呂「桃山風呂」です。
全国的に珍しい純木造伽藍建築で出来ています。
お湯の温度も高いせか浴室内は湯気でモワモワ
床は石畳で出来ており、とにかく楕円形の浴槽がデカイのにびっくり!
泉質ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉、温度60.1と熱め。PH8.3です。
色もなく、臭いも全くないですが、若干の塩味がする湯田中独特のしっとり肌に馴染むお湯でした。
桃山風呂の内風呂横には温泉蒸し風呂もあります。

こちらは露天風呂です。先ほどの大きな内風呂は、浴槽から見える木造の湯舎棟の中にあります。浴槽はかなり広いです。露天風呂というよりも、桃山時代の殿様の庭園風呂に入っている気持ちです。
露天風呂だけが、源泉75%・地下水が25%の混合湯を使っているそうです。

脱衣所も、全国的に珍しい純木造伽藍建築で出来ており、高い天井に太い柱や梁がふんだんに使われいます。

こちらは「しののめ風呂」内風呂。

「しののめ風呂」露天の檜風呂だよ。4~5人入ったらいっぱいの浴槽。ジャグジーがついてます。

「しののめ風呂」の露天。
桃山風呂の露天と比べて広さも小ぶりで、落ち着きます。

泊まりは離れの「松籟荘(しょうらいそう)」。1939年に建てられた純和風数寄屋造りの建物で、増築を繰り返しながら現在まで殆ど当時のまま維持されています。
地元の人の話では、よろづやさんに泊まったら「松籟荘(しょうらいそう)」を選ばなきゃ損!って言うくらい泊まる価値があるみたい。
ロビーから長い廊下を渡ったり、階段を上がったりで「松籟荘」の玄関に着くまで約3-4分はかかります。

晩御飯は、というと。実は、ホテルのチェックインが夜遅くになったこともあり食べれなかったんです。
その替わり、料理長が夜食を差し入れしてくださいました

朝御飯はこちら。郷土料理でしょうか、つみれの入ったお鍋が美味しかったです。
朝食しか食べていないかったからか、食事の印象は薄く、全体的に薄味で纏まっていた感じの記憶です。

翌日。渋温泉に向かうわたし。
お風呂も大きく、歴史も深いので、一度入浴してみる価値はあると思います!
けど、旅館じゃなくて、歴史博物館に泊まっている感じ。
お風呂も建物も大きすぎるからかな・・・
上手く言えないけど。。
わび・さび(侘・寂)が感じられない。
やっぱり私は素朴でアットホームな旅館の方が、好きかなぁと改めて実感しました。

「よろづや」
住所:長野県下高井郡山ノ内町湯田中温泉
電話:0269-33-2111
アクセス:電車/長野電鉄湯田中駅徒歩7分。 車/上信越道信州中野ICより20分。国宝善光寺・車50分
文化庁の「登録有形文化財」に指定されている「よろづや」さんですー
概観は味気のないコンクリートで出来ており、宿を見るなり「なぁ~んだ普通。」と思いましたが、
入ってすぐのロビーに飾ってある金の巨大屏風が飾ってあったり、赤いじゅうたん敷きの階段があったり、
長い歴史を刻み続けた巨大温泉旅館の存在感を感じ、たちまち、お部屋やお風呂への期待に胸が弾みます♪


よろづやのお風呂は「桃山風呂」と「東雲(しののめ)風呂」大きく2種類があります。
日によって、男女入れ替えになるので、たまに「よろづやに宿泊したのに桃山風呂に入れなかった。」
という人も居るみたい。お泊りや日帰り入浴の際はよく下調べしてから行ってね。
1953年に建築され、平成15年に有形文化財に指定されたお風呂「桃山風呂」です。
全国的に珍しい純木造伽藍建築で出来ています。
お湯の温度も高いせか浴室内は湯気でモワモワ
床は石畳で出来ており、とにかく楕円形の浴槽がデカイのにびっくり!
泉質ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉、温度60.1と熱め。PH8.3です。
色もなく、臭いも全くないですが、若干の塩味がする湯田中独特のしっとり肌に馴染むお湯でした。

桃山風呂の内風呂横には温泉蒸し風呂もあります。

こちらは露天風呂です。先ほどの大きな内風呂は、浴槽から見える木造の湯舎棟の中にあります。浴槽はかなり広いです。露天風呂というよりも、桃山時代の殿様の庭園風呂に入っている気持ちです。
露天風呂だけが、源泉75%・地下水が25%の混合湯を使っているそうです。


脱衣所も、全国的に珍しい純木造伽藍建築で出来ており、高い天井に太い柱や梁がふんだんに使われいます。


こちらは「しののめ風呂」内風呂。

「しののめ風呂」露天の檜風呂だよ。4~5人入ったらいっぱいの浴槽。ジャグジーがついてます。

「しののめ風呂」の露天。
桃山風呂の露天と比べて広さも小ぶりで、落ち着きます。

泊まりは離れの「松籟荘(しょうらいそう)」。1939年に建てられた純和風数寄屋造りの建物で、増築を繰り返しながら現在まで殆ど当時のまま維持されています。
地元の人の話では、よろづやさんに泊まったら「松籟荘(しょうらいそう)」を選ばなきゃ損!って言うくらい泊まる価値があるみたい。
ロビーから長い廊下を渡ったり、階段を上がったりで「松籟荘」の玄関に着くまで約3-4分はかかります。

晩御飯は、というと。実は、ホテルのチェックインが夜遅くになったこともあり食べれなかったんです。
その替わり、料理長が夜食を差し入れしてくださいました


朝御飯はこちら。郷土料理でしょうか、つみれの入ったお鍋が美味しかったです。
朝食しか食べていないかったからか、食事の印象は薄く、全体的に薄味で纏まっていた感じの記憶です。


翌日。渋温泉に向かうわたし。
お風呂も大きく、歴史も深いので、一度入浴してみる価値はあると思います!
けど、旅館じゃなくて、歴史博物館に泊まっている感じ。
お風呂も建物も大きすぎるからかな・・・

上手く言えないけど。。
わび・さび(侘・寂)が感じられない。
やっぱり私は素朴でアットホームな旅館の方が、好きかなぁと改めて実感しました。

「よろづや」
住所:長野県下高井郡山ノ内町湯田中温泉
電話:0269-33-2111
アクセス:電車/長野電鉄湯田中駅徒歩7分。 車/上信越道信州中野ICより20分。国宝善光寺・車50分
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そうですね~
よろづやさん、記事を見ていて、YOOMIさんの最後に一言に集約されるような感想を私も抱いてしまいました。
嗜好の問題もあるのでしょうが、行き着くところはそうなるような気もします。
渋温泉の記事を待ち遠しく思うのも…
同じでしょ♪
よろづやさん、記事を見ていて、YOOMIさんの最後に一言に集約されるような感想を私も抱いてしまいました。
嗜好の問題もあるのでしょうが、行き着くところはそうなるような気もします。
渋温泉の記事を待ち遠しく思うのも…
同じでしょ♪
如水san
渋・・・・おんせん、散策だけでお風呂には入ってないんですよー涙。
湯田中で思いっきりお風呂に入って、さすがに体が疲れちゃったです。
金具屋さんとか歴史のある旅館を見て、温泉饅頭食べて。ふらふらと。次は渋レポートUPしたいです!
私は完成された温泉街渋より、昔の遊郭の名残を残す湯田中の街のほうが好きです。
渋・・・・おんせん、散策だけでお風呂には入ってないんですよー涙。
湯田中で思いっきりお風呂に入って、さすがに体が疲れちゃったです。
金具屋さんとか歴史のある旅館を見て、温泉饅頭食べて。ふらふらと。次は渋レポートUPしたいです!
私は完成された温泉街渋より、昔の遊郭の名残を残す湯田中の街のほうが好きです。
Posted by YOOMI at 2010.02.16 20:45 | 編集
私も如水さんやYOOMIさんと同感で、
こじんまりとした旅館や民宿が好きですね。
渋温泉には、学生時代に共同浴場に1日で13湯はしご湯
をチャレンジしたことが有り、好きな温泉街のひとつです。
街を歩けば、「豆腐ラーメン」のお店、「うずまきパン」
のお店など、味わい深いお店が点在しています。
久しく行っていないので、行きたいな~
こじんまりとした旅館や民宿が好きですね。
渋温泉には、学生時代に共同浴場に1日で13湯はしご湯
をチャレンジしたことが有り、好きな温泉街のひとつです。
街を歩けば、「豆腐ラーメン」のお店、「うずまきパン」
のお店など、味わい深いお店が点在しています。
久しく行っていないので、行きたいな~
Posted by 温泉大好きおとこ at 2010.02.19 20:26 | 編集
>温泉大好きおとこ さま
あ!コメントありがとうございます。
仕事のほう一段落したら温泉OFF会やりましょうね。
(最近こちらもバタバタしていて行けていません。。)
「うずまきパン」 いったよー!路地裏にある温泉まんじゅうとパン屋が合体したところでしょ?
「古久屋」っていったかなぁ、、たしか。
さすが博士。学生時代から13湯はしごの発想が若いのに凄い!温泉好きのDNAがそのころから開花したんですね。
YOOMI
あ!コメントありがとうございます。
仕事のほう一段落したら温泉OFF会やりましょうね。
(最近こちらもバタバタしていて行けていません。。)
「うずまきパン」 いったよー!路地裏にある温泉まんじゅうとパン屋が合体したところでしょ?
「古久屋」っていったかなぁ、、たしか。
さすが博士。学生時代から13湯はしごの発想が若いのに凄い!温泉好きのDNAがそのころから開花したんですね。
YOOMI
Posted by YOOMI at 2010.02.20 11:12 | 編集
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