2016.05.02

福島_湯岐温泉 岩風呂&和泉屋旅館



福島県 湯岐温泉(ゆじまたおんせん)

福島県と言っても限りなく栃木県に近い場所にあり、旅館3軒と共同浴場1軒で成り立つ山間の小さな温泉郷。
歴史は長く開湯は1534年(約500年前)と言われますが、土湯温泉や高湯温泉のように知名度が高い訳ではなく、
大型連休の真ん中でも、温泉街はひっそりとしていました。

私の住む関西では桜はとっくに散ったころですが、湯岐はちょうど春まっさかりでした。
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旅館 山形屋さんの駐車場に咲いていた桜の花。ちょうど、満開でした。
辺りは鳥の声しか聞こえない静けさです。緑の香りがして空気もおいしいし、
「こんな所で2-3日間ゆっくり湯治ができたら幸せだろうなぁ」と思う保養に最高のシチュエーションです。
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◆山形屋旅館さん(岩風呂)

まずは共同浴場の岩風呂に向かいました。
手前にある山形屋旅館さんで入浴料を支払おうとすると、女将さんが出てこられ暫し立ち話^^
「ここの温泉はね、私の息子も旦那も赤ちゃんの時から浸かっていて湿疹が治ったの。
アルカリ性単純温泉で優しいお湯ながら、一皮むけるからしっかりと浸かっていってね。」
確かに、女将さんのお肌の白さとつるつるのお肌には説得力があります。
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※岩風呂は山形屋さんが管理されています。


手をこすり合わせると「つるつる」とした感触・・
身体がじんわりと温もる体温よりもやや高めの温度・・
女将のお勧めどりお湯は極上でした混じりけのない澄みきったお湯に細かい湯の華が舞っているのも素敵です。
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※源泉名:湯岐温泉 山形屋旅館、単純温泉、泉温:38.7℃、pH:9.6、成分総計:175.1mg/kg


この岩風呂、湯船の底が一部深くなっていて、天然の岩が敷き詰められています。で、岩の切れ目から数秒に1回気泡が出て自噴しています。岩の上に立つと滑りがあり、気泡が出る度に足に温かい源泉が湧出しているのがわかります。
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岩の切れ目から「ぽよよん」と、自噴する気泡を撮ってみました。気泡が自然湧出を感じさせてくれ嬉しくなりますね。
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岩風呂の隣に設置されている「上り湯」は少し温かめの40℃ぐらいでした。
この湯船からも、お湯が岩風呂の方へ溢れ出ています。
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◆和泉屋旅館さん

約500年前に鹿が傷を癒していたという開湯のきっかけにもなった「鹿の湯」があるお宿さん。随分前にブロ友さんの記事を見て「和泉屋旅館さんに、行ってみたい!」と思ったことを今でも覚えています。
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★混浴(名物鹿の湯)
私が入っている湯船が名物の鹿の湯で、38.6℃の源泉が自噴しています。その奥にある小さな湯船は上り湯で鹿の湯とは異なり、ボーリングされた源泉、約40℃のお湯がかけ流されています。この時期はどちらも非加熱のまま味わうことができます。湯岐の温泉らしいぬるめでつるつる、何とも言えない心地良さに心も体もほぐれました。お湯の鮮度が高いのも嬉しい^^
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※源泉名:湯岐温泉 和泉屋旅館、単純温泉、泉温:38.6℃、pH:9.6、成分総計:177.4mg/kg


底から投入される気泡。鉄板の下からたくさんの気泡が出てきます。
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★女性専用
湯船からさらさらとあふれ出るお湯が美しい女性専用浴室です。
こちらも申し分なく、鮮度がよくつるつる。
伊達市から来られた秘湯好きの女性と話しが盛り上がりました。
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帰りがけ。
今度は和泉屋旅館の大女将さんとも立ち話になりました^^

女将によると東北大震災の時に、なんと4か月間もお湯が殆ど止まってしまったそうです。
更に源泉温度まで低くなり、一時はこの先どうなるか不安に思われたそうですが、「こういう時こそ何かできることをしたい。」と、唯一出ていた冷たい源泉を湯船に溜めボイラーで沸し、地震で避難が必要な方々をお宿に泊め湯を振る舞い始めることにしたんだそうです。

・・・で、そうこうしているうちに源泉自身も以前の温度や湧出量に戻ったんだとか。

ぬるめで、つるつるの自噴泉♡
湯岐温泉に来て、お湯の良さにも魅了されましたが、
何より私が印象に残ったのは、気さくで、人懐っこいお宿の女将さん達のお人柄でした。
大型連休にしかも日帰り入浴で訪れて、こんなにたくさんのお話しを聞かせていただけることって
なかなかないので、ほんとにあたたかいなぁと感じました。

(人´∀`).☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・
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この記事へのコメント
こんにちは!

とれも綺麗なお湯の宿ですね。
こんな感じの温泉が1番身も心も癒してくれると思います。
思わず妻を連れて行きたくなりました。

とおる
Posted by 隊長の散歩道 at 2016.05.03 09:01 | 編集
料金もお手頃ですしこれから暖かくなる時期にはいいかもしれませんね。
Posted by きよちゃん at 2016.05.03 13:59 | 編集
こういう規模の温泉郷が大好きです♪
でも、今後、後継者不足で廃業されて、
温泉郷が消滅していくところも全国的に
増えていくのでしょうね。

Posted by 湯次 at 2016.05.08 15:23 | 編集
ここ、足元湧出でお湯がキラキラしてるんですよね。
西日本で云ったら真賀や郷緑みたいな♪
ぬる湯なのも私好み~行くの遠いけどね(笑)
Posted by 國岡 at 2016.05.12 10:28 | 編集
YOOMIさん

ついに行きましたね。
湯岐温泉、ぬる湯好きにはたまりませんよね。
またの報告をおまちします。
Posted by izumi6688 at 2016.05.15 05:29 | 編集
とおるさん。

初めまして!
ぬる湯ですし、静かな環境なんでご夫婦で行くにはぴったりかもしれませんね。ぜひ、行ってみてください^^
Posted by YOOMI at 2016.05.17 13:45 | 編集
きよちゃん。

そうですね、ぬる湯だといつまででも浸かっていられます。
きよちゃん宅からだと、確か冬期間以外は新潟経由で
近道で行けますよね^^
Posted by YOOMI at 2016.05.17 13:47 | 編集
湯次さん。

私も、この2~3軒規模の温泉郷が落ち着きますね。
鶯の声が聴こえて、緑も多く、大変リラックスできました。

後継者問題はどうなんでしょうかね。
だんな様もお若かったですし、若い女将さんや小さい子どもさんもいらっしゃったんで、継承されていくのではないでしょうか?(是非、して欲しいです。)
Posted by YOOMI at 2016.05.17 13:52 | 編集
國岡さん。

あ~、確かに郷緑温泉と近いかもしれませんね!
澄みきっていて、きらきらとしていて、温めの温度。

そんなこと行ったら、久々に郷緑温泉に泊まりに行きたくなってきました!あの、ぬる湯に1日中浸かりたいなぁ。
Posted by YOOMI at 2016.05.17 13:56 | 編集
izumi6688 さん。

そうなんですよ!ついに izumi6688 さんの影響を受け、
湯岐温泉に行ってきました(>▼<)

ぬる湯の新鮮な湯も好きでしたが、
山形屋旅館さん、和泉屋旅館の女将さんの気さくでお優しいことと言ったら・・・日帰り入浴でこれだけ親切にお話ししてくださるなんて、嬉しかったです。和泉屋旅館さんの女将さんとはFacebookでお友達にもなっちゃいました♪
Posted by YOOMI at 2016.05.17 14:00 | 編集
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