2017.06.21
フランス_カナベイユ温泉 (Canaveilles les bains)
プラットバラゲの次に行きたかった温泉がココ。
「カナベイユ温泉」
川の畔に湧く自噴泉です。
実は、この温泉を唯一紹介しているヨーロッパの野湯紹介サイトがあって、
初めてカナベイユの写真をみた時、その美しさに心を奪われました。
でも、こちらの温泉、地元の方だけが知っている秘湯だけあって、
なかなかインターネット上のリサーチでは場所をつきとめることはできませんでした。
で、最終的にたどり着いたのが野湯マニアのオーナーが経営する民宿。
ここに泊まって、直接場所の聞き込みをしたってわけです(笑)
いるんですね~、フランスにも。マ・ニ・アが♡
さてさて、まず、たどり着いたのは、「Olette-Canaveilles-Les-Bains」の駅。訳すと「カナベイユ温泉駅」という、何とも温泉郷らしい名前なのですが、今は温泉施設はありません。19〜20世紀にかけヘルスリゾート施設があったそうで、その名にちなんで付いた駅名だそうです。

まずはオーナーに言われた通り、道路脇に車を駐車し獣道を下ります♪ここからは、宮城蔵王の「カモシカ温泉」の道中みたく、ず〜っと下り!(まあ、カモシカ温泉よりは高低差はないのだけど。)

10分ぐらい下ると目の前に美しい川が出てきます。ここまでくれば温泉はもう目の前!対岸に湯船があるので湧いているので、足をとられないように慎重に川をわたります。見た目より以外と勢いは強いんですよ。だから要注意!ここで滑ってカメラでも落とそうものならGAME OVERなんで!!

「おーっ!あったよ、湯船が

手前から奥にかけて3連の湯船が並んでいますよね。これがカナベイユ温泉です。丸い石で囲われていて、ちゃんとした湯船の形になっているのにも驚きましたが、足を踏み入れて更にびっくり!川渡りで冷えた脚をほっこりと癒してくれる42℃の適温★これは極楽だわ~(*'▽')

※動画を撮ってみたよ。見てね→【動画】カナベイユ温泉
これは湯船からの写真ね。川に手が届いちゃうぐらいの一体感、耳に心地いい小鳥のさえずり・・・いやもう、きもち良すぎて時間を忘れてしまいそうでした。

常に底から自噴しているので、場所によっては「熱っ!」って声を出してしまうほど、高温です。たとえて言うなら、岩手の藤七温泉で底から湧く熱いお湯を感じる感覚と似ています。

※微硫黄臭、42℃(泉温65℃)

奥にある岩の割れ目から65℃の温泉が湧出しているに加え、湯船の底からも気泡と共に温泉が湧いているのも贅沢!これだけ湧出してれば、お湯が新鮮じゃないわけがな〜い。

毛足の長い湯の花もふわふわと踊っていました。

今回廻った野湯のなかでも、入浴中他に人が来ず、完全なプライベート入浴になったのが、こちらのカナベイユ温泉。快適さでいうと、断然、ナンバーワンでした。

まだ続くよ♪
フランス野湯紀行(*^^)v
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