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2017.06.25

フランス_幻の湯滝探しへ(Source De La Cascade)vol.2


「トンネルと逆のほうに向かって線路つたって歩いていくんだ。
150mぐらい歩くと、獣道があるからそこを下って!あとは山歩きだ。」


途方に暮れて、さまよっていた時、民宿のご主人から1本の電話が。、

なんと私が辿っていた線路の向きが逆方向だったということが分かったのです。
(ていうか、2時間もさまよう前に気づけば良かった

早速、方向転換(*_*)

で、山の中に入り、川を横切ると・・・
P1090287.jpg


「とうとう、見つけた〜
Source De La Cascade 地元の人も殆ど知らない湯滝」


左側がお湯の滝、右奥は本物の滝です。メインのお湯の滝は、切り立った崖の上に源泉があり、そこから下に50℃ぐらいのお湯が滴り落ちています。で、下には、立派な露天風呂が。深さもあり、温度も42℃と完璧な露天風呂です。こんなジャングルみたいな山の中に、こんなのがあるのが凄いです。
P1090288.jpg
★動画を撮ったよ→【動画】お湯の滝


本物の滝。
足を浸けると20℃ぐらいしかありません。冷たいです。
P1090301_20170625100902ba6.jpg

露天風呂には、適温のお湯が溜まっていて湯船は下流の川までつながっています。写真でみるより実際は広いです。15人は一緒に浸かれるぐらいでしょうか。
P1090294_20170625094626128.jpg

ジャングルのようなワイルドな自然と一体化している様が美しく、且つ、心地よく・・・本当によく出来た露天風呂で、数分間無言で見入ってしまいました。
洞窟
※実測43.3℃、微硫黄臭、石膏臭、つるつる感。


誰もいないので、ごろん・・・としてみる(*^^)v
P1090338.jpg


湯船から上を見上げると、熱々の源泉が滝のように流れ落ち湯気をあげています。岩は成分で赤茶色や白に染まっているのも、美しいです。
P1090379.jpg

P1090369.jpg

Source De La Cascadeは、今回廻った中で一番見た目が美しく衝撃的でした。そして、日本から飛行機で13時間も離れている、このピレネーの山奥に、こんな素晴らしい温泉があるということに驚かされます。世界には、まだまだ知られていない所があるんだなぁ・・・と実感。秘湯を探すのに、本もインターネットも大切だけどそこには限界もあり、自分の足で廻るのって大切ですね。
洞窟3


「Source De La Cascade」源泉の滝
Thues-Entre-Valles駅の近くの山の中にあります。

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この記事へのコメント
読ませますねぇ。
達者な筆遣い。処女出版を機に、格段に筆力が上がりましたね。
温泉ライターは小休止し、直木賞を目指しませんか?(笑)

Posted by ぜんちゃん@温泉流離人. at 2017.06.26 07:00 | 編集
ぜんちゃん、おはようございます!
今朝はいろいろとごめんなさいね・・・(^^)

お褒めいただき、ありがとうございます(笑)
筆力が上がったというよりも温泉の興奮度が高いから、すらすら書けるのだと思います。現にこの温泉で嬉しさのあまり、カメラ水没させましたしね。。
ぜんちゃんみたいにボキャブラリーはないんだけど(根っからの読書嫌いで)、あの手この手で素晴らしかった情景を伝えれるようにがんばりまーす。


Posted by YOOMI at 2017.06.26 12:19 | 編集
こんにちは
これ蓼科じゃないんですか?
ヨーロッパで木桶もって浴衣で温泉にお出かけ、一度やってみたいですね
Posted by sukunahikona at 2017.07.09 08:46 | 編集
sukunahikona 

蓼科じゃないんですよー。びっくりですよね。
野湯だと日本かフランスかパッと見たらわからないのも、
今回の発見です。

ヨーロッパで木桶もって浴衣で温泉おでかけ!
わーやってみたい。絶対、注目されますね♡
Posted by YOOMI (金 裕美) at 2017.07.13 23:07 | 編集
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